愛宕平九郎

参加はしたかったんです。でも「流行」には勝てなかったのです…。 ひたすら言い訳なノンフィクション。

よく行く焼鳥屋の常連客の一人、３０代後半の彼が亡くなってから１年がたちました。 自分より若いのにな…などといろいろ思うことがありました。 変な居心地の悪さをなぜか感じていました。…

史実を素材に妄想で料理したモノ語り。 KAC2023⑦「いいわけ」（咸臨丸のおはなし）の反響の大きさに、つい調子に乗りました。 幕末に活躍した軍艦の船生（人生）について、サクっ…

椎菜とのデート帰りに杏樹と鉢合わせた僕を、椎菜は必死にかばおうとするものの、杏樹は一歩も引かず、椎菜は自ら身を引いて、僕の前から姿を消した。 翌日、僕はいつものように「しあわせ書…

今回も史実でお届けします。 ワタシは、幕末活躍した咸臨丸。 知り合いには、勝海舟、福沢諭吉、ジョン万次郎がいるわ。

　空色トラック、今日は本の仕入れのために店主の家に立ち寄り中。 　発注しておいた本を積み込み、荷台の本を入れ替えて……次の旅への準備は万端。今夜は車を降りてゆっくり休むとしましょ…

　……暇だな。てんちょ、早く帰ってこないかな。っていうか、移動するたびにその土地のコーヒー豆屋さん回るのがそんなに楽しいか？ コーヒーの味なんて、たいした違いないじゃん。あ？ な…

五月の連休最終日、僕は椎菜に誘われて、神保町の古書街へデートした。 可愛らしくおしゃれした椎菜と楽しい時間を過ごしていたが、突然僕のスマートフォンにメッセージが届いた。メッセージ…

登場する「不幸」は史実です 小さな藩の勘定方の家の次男坊。 藩のために新しい知識を学ぼうと頑張ったのに！ 不幸なことが立て続けに起きて……。

【完結済】ある日突然現れた、水を操る力「サレンダー」を持つという少女。その守人に任命された青年、隆太。仲間達とともに、サレンダーと守人のゆる〜い修行が始まる。 新たな能力者の登場…

※KAC20236　お題『アンラッキー７』

いつものように「しあわせ書房」で立ち読みしていた僕は、がっしりした体つきの男が椎菜と親しげに会話していたのを見かけた。このままで椎菜を取られてしまうと思った僕は、椎菜に振り向いて…

3月10日に95才なった嘉市爺さん。 この年になっても元気、元気。 雪で道が通れなくなる冬以外は、毎日畑仕事を一人でやっている。 その元気の秘密とは？

　移動式本屋さん、今日は大型商業施設の脇で営業中。本を満載した空色トラックの前にガーデンチェアを出し、店主は白いパラソルの下でのんびり本を読みながらコーヒーを嗜む。 　おや、助手…

判断力ある大人以外は閲覧をお控え頂きたい内容です。 R35位の気持で書いています。 閲覧しても、ここに書かれた内容は決して真似しないでください。 特に未成年の方は絶対に同じこと…

鎌倉でのデートの後、杏樹と音信不通になった僕・堀田健斗は、寄りを戻そうと画策するものの、ことごとく上手くいかず、深い悲しみに暮れていた。 飲んだくれた夜、たまたま立ち寄った満開の…

きれいになる素質のある女の子。 きれいにする素質のある男の子。 共に歩いて行くのは難しいかもしれない。 ※カクヨム文芸部公式自主企画 恋愛ショートストーリー募集　テーマ「沼らせ…

そんな相棒がある夜、妙なものを連れて帰って来た。 困るんだよなぁ。 こういうの。 どうしろっていうんだ。

　夜中にふと目を覚ましたシミは、目を擦りながら周りを見渡した。運転席の時計は１１時を過ぎている。 「……てんちょ？」 　助手席の窓を開けて身を乗り出し、外を見回してみるけれど…

『痾辟蟲《アメムシ》』なるモノは、ヒトの身体に卵を植え付ける禍々物《マガモノ》の中の一種であり、身体の内側からソレに喰われると、やがて人間は、ヒトならざるマガモノへと変わる。

僕は杏樹と鎌倉でデートする約束をした。事前に「しあわせ書房」で椎菜から紹介された歴史小説を読み、準備万端でデートに臨んだ。 しかし、順調に進んでいたデートの最中、僕と杏樹にまさか…

※　KAC20233　お題『ぐちゃぐちゃ』

「なんだ？ やけにご機嫌だな、てんちょ」 「ふっふっふ。わかります？ 昨日、臨時収入があったじゃないですか」 「臨時収入？ ああ、ぬいぐるみ男の『口止め料』のことか」 「そうそう…

夜になるとできる短い列の先にあるもの。 ヨット部内の〇〇チームとその活動内容。 あのころ僕らがこぞって女性にあげたあるものとは… 先輩の謎のカクテルの名前は。 後輩女子への秘密指…

病院の待合室。たくさんのママがいる。 ママは「なぞなぞしよう」って言ったんだ。 むつかしいな…。いくつもいくつもヒントを出してもらったけれど。 なかなか「ピンポーン」ってならない…

実優はとある小学校に教育実習生として来ています。 気になるイケメンな同輩もいて、今回は少しおめかしをいて体験学習に参加しています。 なのに、なのに！ 何でこうなるの？

独り暮しの母が亡くなった。 葬儀の用意をしなくては。 姉弟が母の家で見たものは……。

階段から落ちたらまさかの『ぬいぐるみ』転生？って王道ラブコメ（予定）

ボクはいつも「ぬいぐるみ」と一緒だった。 今欲しい「ぬいぐるみ」があるんだけど、どうやったら手に入れられるだろう？

　てんちょのやつ、「今日はいい客が来る予感」なんて言ってたけど、ほんとかよ……イヤイヤ、あんな胡散臭いヒョロキザ眼鏡野郎の言うことなんか…… 　あ、客が座った。本、売れるか？！ …

　私は娘の入学準備のために、久しぶりに本屋を訪れていた。 　そこで見つけた背表紙に、遠い昔のことを思い出す。 　でも、それは今も色あせない甘くてふわふわでぽかぽかと温かい記憶だっ…

東京の私鉄沿線の町の片隅にある老舗書店「しあわせ書房」。 いつもなら雑誌を立ち読みするために訪れるこの店で、僕・堀田健斗は普段読むこともない文庫本を探すことになった。どの本が良い…

本屋で出会った美少女に一目ぼれした少年。 彼にはどんな未来が待っているのでしょうか。 KAC20231参加作品です。お題は「本屋」 ※　KAC20231～20237を、一つに…

花粉が有毒化した世界。 人はアバターを使って生活しています。 もうほとんど外出することもありません。 でも！ワタシ、やっぱり「本」が読みたいんです。 昔ながらの「本」が！

『怖い絵』とかで、絵の背景を読み解く愉しみが紹介されていますよね。 東洋絵画でも、知っているとちょっと愉しみが増すかもしれない、そんな背景があります。 （１話千文字以内……だっ…

本屋のレジの向こう1枚の絵。

古ぼけたトラックの扉を開けると、両面にぎっしりと並ぶ本、本、本…… 階段を登って足を踏み入れれば、紙やインク、文字と意味、祈りや願いの匂いに包まれる。試しに一冊の本を手に取るけれ…

夫のリタイアで米農家の義実家にやって来た小烏が、農家の台所で頑張っております。 野菜は「買うもの！」から、「畑にあるもの！」へ。 小烏の料理はお義母さんの口に合うのか？ 皆様の知…

松尾芭蕉と共に「おくの細道」の旅に出た曾良。彼は句作に悩んでいた。観念的に詠んでしまう自分の句を変えようと模索していた。芭蕉はそんな彼を見て――句を詠んだ。

【one-sided】 一方だけの、片側の、一方に偏した、不公平な、一方的な、片方だけが成長する 【イヤーカフ】 耳につけるアクセサリー。片耳だけにつけることがほとんど。両耳…

どこかの路地裏に佇む小さな診療所「愚痴外来」 ホームページもSNSもやってない、このさびれた診療所には どこから聞いたのか、なぜかVIPが集まってくる。 所長の「心山（むねやま…

　「NTR」「ざまぁ」を５０００字以内で書いてみたらどうなるかと言う、無謀なことにチャレンジしました。 　少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。全３話　ピッタリ５０００字です。

　ただ思いつくままに思考を巡らせていく様子を書き綴っただけの作品。 　面白いかどうかは……わからない(ﾟДﾟ;) 　フィンディルさんの「あなたの小説の方角はどちら？」と言う自主…

中性的な容貌の男子と奥手な恋愛初心者女子が出会ったら ※カクヨム文芸部公式自主企画「沼らせ男／沼らせ女」参加作品

紗雪は、個別指導塾の講師だ。夫を事故で失い、大学生の息子・翼と二人暮らし。慎ましいが、翼も二十歳になり、それなりに幸せな日々だ。 ある日、塾の生徒から紗雪へ向けられた一言が、彼ら…

「僕」と葵は、似た者同士で親友だ。 だが学生時代から友情は続いているものの、一度として交際したことはない。 「僕」は葵が好きだったが、葵は「僕」を恋愛対象と見做していなかった。 …

　早くに大人になることを求められた二人の不器用な恋。 　全２話　 　早川（岩瀬）梨花……親の離婚で岩瀬から早川になる。母親の虚栄心のためにがんじがらめに生きる毒親育ち。 　高…

　こちら『もしも自分が書いたキャラが結婚したら』と言う、ｉｆストーリーーです。 　一話３００文字～５００文字程度。全２２話。９０００字ほど。 　～2/14まで毎日２０時１７分に４…

物流現場のあれこれです。現場って人の温かみがありますね。 専門知識っていろいろあります。 私はそうゆうのが好きです。

２年生なのに、４年生のＳ先輩と同じ一般教養の講義を受けている僕。 イケメンの池谷さんの攻めた注文の品。 あの頃、六本木でナンパしたら…。 ハーバーになぜか水着やサマードレスのお姉…