KAC20236　「アンラッキー7」

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（104文字）

幕末に留学を志した若者たちの物語。
軽い筆致で描写されていますが知識量がすごい！
短時間で読める作品ですが、書くために必要だった研鑽の日々はさぞ長期にわたるものであったろうと思い至ります。

これは、幕末のサムライ達の、7つの不運の物語です。
その昔、外国の新しい知識を学ぼうとした若者たちに立ちはだかった不幸とは？
実史をもとに描かれた、この歴史的背景の錚々たる顔ぶれにあなたは息を呑むでしょう。
読み応えがあります。
是非、ご覧ください。