概要
捨てたい記憶、引き受けます!
【あらすじ】
この世とあの世の境には大きな川があると言われている。その畔に佇む瀟洒な館の主は、『忘却の女神』と呼ばれている存在。あの世からこの世へ再生する前に、人々に『忘却の薬湯』を飲ませて、記憶を消す役割を担っていた。
そんな彼女の館には、たくさんの風鈴が飾られている。それは、彼女が道楽で集めた記憶たち。
死後の世界で無理やり忘れさせている記憶では無くて、今この世で生きている人々の記憶を引き取って、風鈴に刻んで飾っているのだった。
それらの記憶は、この世を生きる人々が、悲しくて苦しくて捨てたいと思っている記憶。
その記憶を捨てることで、彼らの運命が変わるのか変わらないのか。
彼らが引き起こす『罪』が減るのか。
そんなことを試していたのだ。それもこれも、愛しい閻魔の悩み
この世とあの世の境には大きな川があると言われている。その畔に佇む瀟洒な館の主は、『忘却の女神』と呼ばれている存在。あの世からこの世へ再生する前に、人々に『忘却の薬湯』を飲ませて、記憶を消す役割を担っていた。
そんな彼女の館には、たくさんの風鈴が飾られている。それは、彼女が道楽で集めた記憶たち。
死後の世界で無理やり忘れさせている記憶では無くて、今この世で生きている人々の記憶を引き取って、風鈴に刻んで飾っているのだった。
それらの記憶は、この世を生きる人々が、悲しくて苦しくて捨てたいと思っている記憶。
その記憶を捨てることで、彼らの運命が変わるのか変わらないのか。
彼らが引き起こす『罪』が減るのか。
そんなことを試していたのだ。それもこれも、愛しい閻魔の悩み
読後に温かい気持ちになれるような作品が目標です。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!女神が営むのは、消し去りたい記憶を忘れさせてくれるサービス業?
『三途の川』を渡ると現世のことを忘れてしまう。それは女神が『忘却の薬湯』を人々にふるまうから。
そんな忘却の女神の女神が、現代で記憶を忘れさせるサービス業をはじめた?
彼女の始めた仕事は、道楽なのか? それとも……
忘れたい記憶って色々あると思います。もし、どれか一つだけ忘れさせてくれるとしたら、アナタはどんな記憶を選びますか?
この物語でも、ふたりの人間が記憶を失います。
彼らは一体どんな記憶を消したがるのか?
そして、望んだ記憶を消したことで人生は変わるのか?
ぜひ、ご自身で読んで確かめてください☆
現代を舞台にした心に迫るファンタジックな物語を読みたい方におススメ!