秋保千代子

@chiyoko_aki
2016年2月29日に登録

恋愛
歴史・時代・伝奇

11月24日
冬村蜜柑さん『大奥は花の錠前で護られて』レビューを書きました。
蜜柑さんの新作だﾋｬｯﾊｰ!で読みました。当然のようにレビューも書きました。冬村蜜柑さん『大奥は花の錠前で護られて』 https://kakuyomu.jp/works/16817330653988706857 以下、レビュー外の叫び。蜜柑さん、これはズルいよ！今回は和風で百合だ、と読み始めたわけです。ご婦人の回顧録か、と読み進めるわけです。なのに途中で頭の中で舞い踊るクエスチョンマーク。「北山様、貴女は誰ですか？」と。もちろん、最終話（の手前）で誰かは気づくのですが、彼女の恋心がわっと発露した瞬間がね。ほんとにさぁ！　これがズルいのよ！　ズルかったよー！カノマジョで顕著に感じたのですが。蜜柑さんの物語は、全体的にするすると読みやすいから、だから尚更ガクッと心揺さぶられる瞬間の揺さぶられ度が高い。強いと思うのです。今回のあの瞬間も、思わず呻いたほどの衝撃。その後からが本番でしたよね。そこまではただのオープニングでしたよね。だから、ここで終わっちゃうの？終わっちゃうの！？という戸惑いが…　無かったとは申しません。落武者とか、母様方とか、気になる事はゴロゴロゴロゴロ転がってますから、気が向かれたら続きをお恵みくださいませ。富士の山、着物や季節の行事の描写にもワクワクさせていただきました。楽しかったです、ありがとう！！！！！！
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9月29日
雨藤フラシさん『花のをすくに』レビューを書きました。
ご無沙汰しております。本当にもう、あちらこちらに不義理を働いておりまして、お恥ずかしい限り。「生きております」とまめにお知らせすべきなのです、私は…… 折よく、人間の生死が絡んだホラーを読ませていただいておりました。雨藤フラシさん『花のをすくに』 https://kakuyomu.jp/works/16818093081587509325 秋保は長らく、雨藤さんの書かれる文章のファンを自称しております。今回も素敵な文章でした。至福。その嬉しさがとちくるったレビューに反映されております、ご寛恕ください。そして以下はレビューには書けない、個人的な感想。『怖い』は『知らない』『分からない』の延長線にあるのかもなと思った次第。物語の途中からすこしずつ、いろんなものが明かされていきます。祭原一族が病院を運営している理由。そして、兄様の『正体』と『目的』。自分たちの正義だけを掲げる恐ろしさも目の当たりにしました。一等驚いたのが神主さん。この人、めちゃくちゃ狂気の人で怖い。ぞっこんも度が過ぎるとやばいとよく分かりました。頭が良くて、「どうすれば真人間に見えるか」を分かっていて、かつ実行しているだろう人だから……　なお怖いのですよね。殺されるべくして殺されたのだと思いますよ、誰かさんは。夫婦繋がりで触れるなら、駐在さん。この方については一件落着で本当に良かった。「ゆっくりでいーよ」がとても美しかった。兄様も目的を果たせて良かったと思います。ただ、ね。この先、美登里ちゃんがいろいろな事を理解した時に、また『怖い』ことになるのではないのかな、と。ものすごく苦いものも感じるのです。兄様がまた力業で解決してくれると願っていいのかしら…… 久しぶりに、毎日の更新を楽しみに過ごせました。ありがとうございました。２周目いってきます！
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2024年2月18日
坂合奏さん『国外追放された王女は、敵国の氷の王に溺愛される』の感想です。
金曜の夜に書籍化作品案内ページの表紙に惹かれてウェブ版を拝読して、翌土曜日に文庫を買って読みました。『国外追放された王女は、敵国の氷の王に溺愛される』 https://kakuyomu.jp/works/16817139558588423191 カクヨムコン８入賞作品とのこと。タイトルから想像したのは、流行の溺愛もの。甘くてふわふわしたストーリーを想像していたんです。 ……甘かったですよ。甘いです、溺愛です。でもふわふわしてない。とにかくシビア、特にウェブ版。荷物は盗られて返ってこないし、凍傷は負うし、鼻血は出すし。ピンチに追い込まれた場面でマジの鼻血を出すヒロイン、カクヨムで他にいる？終盤に至るまでずっと悪意と疑心を浴びさせられるヒロインなんですが、心が折れながらも、身についた品性と誇りは簡単に喪ったりしない。読者として、そこに希望を感じるんです。シビアながらも夢中で読んで、最後「楽しかった！」って叫べた（ウェブ版・文庫どちらも）のはきっとそれが理由。小さなエピソードはウェブ版と文庫で違います。溺愛の雰囲気もちょっと違うけど、どっちも好きです。シビア度はウェブ版が上ですが、周囲の人たちの思惑やらなんやらまで楽しめるのは文庫版。どっちも面白いです、是非。勢いで、坂合さんの別作品にもお邪魔して、こちらはレビューを書かせていただきました。『英雄王と鳥籠の中の姫君』 https://kakuyomu.jp/works/16816927862065486815 『国外追放～』と同じ世界のお話ですが、50年ほど時代は離れています。同じ世界の物語だからでしょう。「歴史の中で生まれた恨みを乗り越えて、人間は発展していけるのか」という、昨今の世界情勢へもつながる問いかけを感じます。良い週末を過ごすことができました、ありがとうございました。
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2024年2月1日
カクヨムコン９読みまわり記録2/1
悠井すみれさん『暴いた秘密は檻になる』 https://kakuyomu.jp/works/16818023211945354152 最後ゾクッとなりました。とんでもドＳ攻めなＢＬ。楽しい気持ちにはなれませんが、文章はすごくすごかった。好きです。越智屋ノマさん『やけくそで密入国した『夜逃げ聖女』は、殿下の愛に溺れそうです……！【雇った野盗が隣国の王弟殿下だった件】』 https://kakuyomu.jp/works/16817330667904322920 まず、タイトルで爆笑。「やけくそ」で「密入国」で「野盗を雇う」ってどんなシチュエーション？と思って読み始めたら一気でした。めちゃくちゃ楽しかった。登場人物が素敵なんですよ。ヒロインが原義に近い意味で聖女で、ひれ伏したくなるし。王弟殿下はワイルドと一途を両立させたスーパーマンだし。拳で戦う老騎士もツンデレ女騎士も、脳内お花畑な怨敵一家もインパクト強かったです。楽しかったです。鳩藍さん『どうやら俺は乙女ゲームの世界で汚れ仕事をしていたらしいです。』 https://kakuyomu.jp/works/16816700426459762964 乙女ゲームのテンプレに予想外の方向から切り込む、ミステリーでクライムサスペンスでホラーゲームです。ホラーゲームのターンは面白過ぎた。第三者として眺める分には腹筋がつらいホラーゲームです。ミステリーとして読むと、心痛くもなる。続き、楽しみに待っております。心痛いニュースが続いております。どうぞご自愛くださいませ。
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2024年1月27日
石田空さん『あなたの愛の追体験』レビューを書きました。
１万字もない短編。なんですけど、物語に詰め込まれている感情が、濃くて濃くて…… 「それしか読んでないんだっけ？」って気分になりました。あと、言葉選びがすごく良いんです。『バラ色』と対比になっている言葉とかね、難しい単語はないんですけど「この感情を表現するのにこの単語か！」という驚きを感じ続けながら読んでました。筋はまったく複雑ではございません。すれ違い夫婦が事故をきっかけにすれ違いを乗り越えるお話です。石田空さん『あなたの愛の追体験』 https://kakuyomu.jp/works/16817330651990900813 気分転換したいよ！って時にお勧めです。
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2024年1月26日
カクヨムコン９読みまわり記録1/26
中岡潤一郎先生『転生した同心は、異世界でもやはり同心だった。　--水野竜之進、ヴァルドタントに舞う--』 https://kakuyomu.jp/works/16817330667700613534 最後まで読みましたー！最初のうちは、尻端折りしたドワーフとか、豪奢な打掛姿のエルフとかが私の脳内にいたんです。なにせ、第１章のタイトルは『岡惚れ』。完全に江戸。第２章の『盗人』でも江戸。イメージはねずみ小僧です。ところが第３章『歌姫』、ここで突然指輪物語のイメージに。続く四章『魔術師』はRPGの世界。最後は『御家騒動』。ここが本当にもう、江戸とファンタジーのスペシャルコラボで。レンガ造りの街の中をちょんまげが走り回っているのがしっくりくるんです。義理人情とファンタジーって相性抜群ね、と思いました。面白かったです、ありがとうございます。かこさん『天と咲む』 https://kakuyomu.jp/works/16817330648870257380 去年も読ませていただきました。 https://kakuyomu.jp/users/chiyoko_aki/news/16817330657843787671 今回も参加、SS追加とのことでしたので、お邪魔してきました。めちゃくちゃ甘かった。可愛かった。そのまま神前式で上げてきちゃえば良かったのにとオバチャンは思いました。ご馳走さまです。乙島紅さん『勇者ですが、育休いただきます！【第一部完結】』 https://kakuyomu.jp/works/16817330666884145438 まだ途中までしか読んでないのですが。出来ちゃった結婚から始まる騒動が… …きっとコメディなんです。でも笑えない。現実の苦しさが押し寄せるコメディです。ですよね、乙島さん？育休経験者として読まなきゃいけないと覚悟してる。頑張ります。寒い日が続いています、ご自愛くださいませ。
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2024年1月3日
今年もよろしくお願い致します
謹賀新年。 ……なのですが、晴れやかとは程遠い年明けで。能登の、北陸の皆様にお見舞い申し上げます。これ以上被害が広がらないことを祈っております。救助と復旧にご尽力くださっている皆様のご安全も、また。慌ただしいまま三が日が過ぎてしまいましたが、カクヨムコンは２月８日までと覚えております。まだまだ盛り上がっている中ですよね。応援を、読み回りしたいと考えていたのですが、なかなか自律できないでおります。お恥ずかしい。もうちょっと……　もうちょっと、前向きに生きたい。そんな２０２４年。どうぞ、お体に気を付けてお過ごしくださいませ。穏やかな健やかな日々が来ることを願いまして。今年もよろしくお願いします。
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2023年12月2日
カクヨムコン９読みまわり記録12/2
既に存じ上げている方々の新作に伺っておりました。中岡潤一郎先生『転生した同心は、異世界でもやはり同心だった。　--水野竜之進、ヴァルドタントに舞う--』 https://kakuyomu.jp/works/16817330667700613534 思った以上にお江戸でした。武器は直剣、お召し物もドレスの世界なのに、すごく江戸。ドワーフが尻端折りで走っている図が頭にちらついて大変だった。竜之進の『人情』が炸裂することを期待して…　いいですよね？一初ゆずこさん『憑坐さまの仰せのままに』 https://kakuyomu.jp/works/16817330662631889848 因習村だ！　詳しいジャンルじゃないけど多分そう！　ってなりました（ゲ謎未視聴）。文章も、横溝正史女流版って雰囲気で、すごくすき。榮織タスクさん『封鎖書庫の管理人』 https://kakuyomu.jp/works/16817330651986060389 何作と拝読させていただいている榮織さんの新作。「そうそう、これが榮織ワールドなの」ってニヤニヤしてます。今作のポイントは「武闘派の司書さん」ではないでしょうか。書物の化け物と斬った張ったする…のかな？　こちらも期待。今回のカクヨムコン、これまでの受賞者の方が審査員をなさるとか、目玉な取組が多くて圧倒されています。盛り上がれー！そして。１２月らしい寒さになってきました。皆様どうぞ暖かくしてお過ごしくださいませ。
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2023年11月12日
中編を公開しています『どうせ転生するなら……』
「俺たちの冒険はここからだ！」エンドですが完結表示しております。甘々をお楽しみいただければ幸い。『騎士様の闇落ちは全力で阻止させていただきます！』 https://kakuyomu.jp/works/16817330664486104711 御礼を。御剣ひかる様、今回もラストまでお付き合いいただきまして、ありがとうございます。風乃あむり様、レビューありがとうございます。『推しボのイケメン』というワードにビビりました。そのとおりなんですけど。そのとおりなんですけども！！！自分で書いた小説ながら、そうかそういうコトなのか、と人様に言われて思ったりすることがあります。『推しボのイケメン』はそんな一言でして。そうだよねー、アルは、ロッテにとって（前世の）推しボで、（今世の）イケメンだよねー。　……ってなりました。認識新たに全体版のプロット作ってきます。急に寒くなりました。皆様、ご自愛くださいませ。
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2023年11月2日
中編を投稿しました『誰だよ、「推しの涙が私の幸せ」なんて言ったのは』
朝ごはんを食べている最中に「推しの涙は私の幸せ」というフレーズを思い付いてしまったので書きました。『騎士様の闇落ちは全力で阻止させていただきます！』 https://kakuyomu.jp/works/16817330664486104711 「世界を変える運命の恋」中編コンテスト https://kakuyomu.jp/contests/lbunko_sekaiwokaeru こちらのコンテストに参加させていただいております。「長編化したときの広がりやおもしろさが期待できる物語の種を求めているとお考えください」との由。これを都合よく解釈させていただき、『推しの涙』を追求した結果、この度も『俺たちの冒険はここからだ』エンドとなっております。 ……申し訳ございません、今回の『ここから』度はなかなかの高さです。全然ひと段落してない。してないけど、ロッテとアルの甘々がかなりの甘々ですから、そちらを重点的にお楽しみくださいますと幸いです。御礼をば。 >風乃あむり様コメントたくさん、ありがとうございます。良い悲鳴を聞かせていただきました（悪女の微笑み）。 >erikuwa様毎回すぐに応援ハート送ってくださいまして、たいへん心強かったです。今作もお付き合いありがとうございます。さて。コンテスト期間がもうすこしあるので、その間にできるだけブラッシュアップしたい。それから滞留中のネタに取り組みたい。ネタをたくさん滞留させている自覚はございます。『瑞穂國供養譚』が走り出したところで転んでいますし。『江戸のあやかし恋に騒がし』も仕切り直したいし。フィリベールにもっとヒロインしてもらうためには『たしかに赤いと証を立てよ』を書かなきゃだし。そしてこの度、『騎士様の闇落ちは全力で阻止させていただきます！』完成版を作るというミッションが追加されました。何かを創りたいという欲はずっと変わらずあるのですけれど。創り方がずいぶん変わってきたなと感じております。勢いで書けない、もう若くないんだよ…… 年齢を重ねたなりのやり方で言葉を積み重ねていきたい。今後ともよろしくお願いします。
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2023年11月2日
『推しの涙は私の幸せ』を追求中です
サポーター限定
2023年10月30日
なつの夕凪さん『俺と妹と幼なじみの終わらない帰り道』レビューを書きました。
ジャンルは『ホラー』。でも読み始めたら、普通の恋愛ストーリー…… 見事に騙されました。紛れもないホラーでした。幸ちゃんの語りの中に含まれる違和感が一気に解けた瞬間が、ホラー特有のアレだと思うの。なつの夕凪さん『俺と妹と幼なじみの終わらない帰り道』 https://kakuyomu.jp/works/16817330666004085514 タイトルは「終わらない」ですが、終わりはそう遠くないと感じます。いつか受け入れなきゃいけないことですし、受け入れるための場所は出来ているから。絶叫系ホラーじゃないです、しんみりできるホラー。読んでいる間、良い時間を過ごさせていただきました。
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2023年8月30日
仁城琳さん『さみしがり』の感想です。
トップページで目に留まったのでお邪魔してきました。作者様ご自身の事なのか、フィクションなのか、作品だけでは読み解けません。ですが、「いるよねえ、こういう人」と私は感じたんです。突っ張っているというか、頑固というか、無駄なプライドがあるといいますか。そうでなければ、「自分を物語の主人公にしたい、それも悲劇のヒロインになりたい」という承認欲求。理性で感傷を抑え込めないとこうなると思うのです。レビューには至らない、それでも誰かと感覚を分かち合いたかったので、こちらに。是非ご覧くださいませ。仁城琳さん『さみしがり』 https://kakuyomu.jp/works/16817330662717334326
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2023年6月21日
「沼らせ男／沼らせ女」ピックアップ作品の感想です
先般参加させていただいた「カクヨム文芸部公式自主企画恋愛ショートストーリー募集　テーマ「沼らせ男／沼らせ女」」 https://kakuyomu.jp/user_events/16817330653212101305 遅まきながら、こちらの公式ピックアップ作品にお邪魔してきました。 https://kakuyomu.jp/features/16817330658488186725 どれも納得の素晴らしさ。堪能してきました。ソラノ　ヒナ様『足を地につけ、溺れもがく。』 https://kakuyomu.jp/works/16817330652734617044 「僕は今の伊織さんが好きなんです」とんでもない科白ですよね。この沼はドブンと落ちるしかないと思いました。冬寂ましろ様『時速285kmの告白』 https://kakuyomu.jp/works/16817330653340265580 「私達に対する人の感情は、お金に換算して償うほかなかった。」この一文がすごく好き。二人の、互いへの愛情深さと生き方の両方が迫ってくるから。灰崎千尋様『果て無き』 https://kakuyomu.jp/works/16817330653264027709 「その頃にはもうとっくに好きになっていたのを自分の中で誤魔化していたのだけれど、いよいよ逃れられなくなったのがその瞬間」この部分。私の実体験と同じで、ビックリしました…… ずるい男だよ、ヤダヤダ。にわ冬莉様『雨のそらごと』 https://kakuyomu.jp/works/16817330653084895885 「恋愛って、最初はすごくきれいな泉みたいなんです」水に例えられる恋愛論。このお話、ハッピーエンドに進まないのが哀しかった。ピックアップの皆様、おめでとうございます。
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2023年5月30日
カクヨムコン８お疲れ様でした
受賞の皆様、おめでとうございます。 https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_novel_008 応募総数が10,163作品、最終選考に進んだのが1,651作品、受賞作がのべ100作品。それぞれ10%くらいずつ……ですね。書籍化したら読んでみよう！と思った受賞作。『二度目の悪逆皇女はかつての敵と幸せになります。でも私を利用した悪辣な人々は絶対に許さない！【悪逆皇女は黒歴史を塗り替える】』 https://kakuyomu.jp/works/16817330651727414391 『甘党男子はあまくない〜おとなりさんとのおかしな関係〜』 https://kakuyomu.jp/works/16817330650078280026 楽しみです。 ……さて。今年も落選致しました。何年書いても最後の10%に入れないなぁと苦笑いしつつ、好きに書けることが楽しいし幸せだとも感じます。のんびり書いていきたいと思っておりますので、お付き合いくださいますと幸いです。今後ともよろしくお願いします。
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2023年5月25日
かこさん『紅に染む』『天と咲む』の感想です。
和風ファンタジー、帝国浪漫な２作。『紅に染む』 https://kakuyomu.jp/works/16816700429354337759 『天と咲む』 https://kakuyomu.jp/works/16817330648870257380 作者のかこさん御自身は『天と咲む→紅に染む』と読むのがお勧めだそうですが、私は『紅に染む→天と咲む』の公開順で読んでおります。『紅に染む』は昨年度カクヨムコン７で読ませていただきました。どちらへも暑っ苦しいレビューを寄せさせていただいております。和と洋のノスタルジーがミックスされた、明治～大正時代をモチーフにされた異世界ファンタジー。この時点でもう秋保の大好物なのですが、異能バトルと、感情がグラグラ来る恋愛模様が重なるので、それはもう大変美味しく頂きました。以下、ネタバレ込みの感想。よく考えたらレビューもネタバレしてる。本当にもうね、好きと好きと好きが大渋滞を起こしてるんですよ！『紅に染む』では、主人公二人（お嬢様と下僕）は目が離せなかった。「YOU！素直になっちゃいなよ！」と何回悶えたことか…… ……いえ、要所要所では素直なんですよ。美冬お嬢様は、機関車のように目的へ一直線に進まれています。なのに、根本の感情に対しては、自己分析に失敗している。悶えに悶え続けた結果、ラストシーンでホッとし過ぎて力が抜けました。そのラストシーンは船上。船だけでなく、汽車のシーンもあります。お洒落なお着物も出てきます。軍服も出てきます。スイーツも出てきます。世界の細かい部分まで抜かりがないのも、くうううう！ってなれます。そこからの『天と咲む』。開幕師範学校でテンションは爆上がりです。こちらは脇役陣も素敵なのです。恵子さんフミさんなんて、この世界観だからこその方々。前作から登場の佐久田さんも面白いんですよ… …で、そこであれってなったポンコツ読者。佐久田さん、どの佐久田さん？と。佐久田さんは三人兄弟。そのうち長兄と次兄が両作品に登場しています。なのに、私は次兄をすっかり忘れていたんですよ…… 思い出すために『紅に染む』の後半戦をもう一回読みました。そしてまた泣いた。で、『天と咲む』を二周した。前半と後半の温度差は、戦時下の前線と後方、彼我の温度差なのでしょう。「必ず～」に泣き、恵子さんの思いやりに泣き、ラムネ瓶にまたテンションを爆上げして、最後に泣きました。さて、作者さん御自身は天→紅で読むことをお勧めされているのですが。私からも、今から読まれる方にはこの順序をお勧めします。「詞さん何があった！？！？！？」を全力で楽しめるのはこの順番。あと戦時下の彼我の温度差をじっくり感じられるのもこの順番だと思います。良いものを読ませていただきました、ありがとうございました。
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2023年5月24日
掌編をひとつ投稿しました
２０２２年５月、百百百百様主催の同人アンソロジー『運命アンソロジー〈運命よ、そこのけそこのけ作家が通る。〉』に参加させていただいた作品の再掲です。『世界を描け』 https://kakuyomu.jp/works/16817330657685752528 お誘い頂いて、書かせていただいたのですが、「秋保に期待されているのは、和風とタイトル回収芸だよね」と一人判断し、お江戸の時代物に。加えてアンソロタイトルの回収に成功しております。 ……掲載分から一か所だけ変更しました。「白川」だった部分が「恭信」になっています。その方がしっくり来る、はず。２０２２年春、こちらを書く直前は実に調子が悪くて。何を書いても面白くなくて、Pomeraを床に叩き付けたい衝動と戦いながら書いていました。ですが、あのタイミングでこれを書けて良かったと今は思っています。書けてなかったら、今も書いていなかったと思うの。お誘いから始まり、タイトルの利用、再掲までご快諾くださった百百百百様に改めて感謝を。本当にありがとうございました。四苦八苦の痕跡をお楽しみいただけましたら幸いです。
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2023年3月17日
名瀬口にぼしさん『殲滅中将と軍国の乙女』レビューを書きました。
いやぁあああああカッコいいいいいいいぃいい！ ――と胸中で叫びながら読んだんですよ、こちらの『賢いヒロイン』中編コンテスト参加作。「賢い」よりは「強い」という言葉がぴったりのヒロインさんだったんですよ！喧嘩の強さとか、意思の強さとか、善悪の吞み込み方（このあたりは賢さ）とか。サイコーです。タグは「オネショタ」なので、メインヒーローは縁春くんなのかもですけど、秋保は全力で中将を推したい。このヒロインさんと一緒にときめくなら、人生の酸いも甘いも知っている、賢い大人がいい！この先、戦争も恋路も続くだろう物語です。どうでしょう……　どうでしょうか、コンテスト主催者様……！こんな具合に感情が荒ぶったので、読み切った勢いの感想だけに留めようと思ったのですが。思い直してレビューも書きました。アクション、ミリタリー小説としての魅力もあります。是非どうぞ。名瀬口にぼしさん『殲滅中将と軍国の乙女』 https://kakuyomu.jp/works/4852201425154941440
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2023年3月16日
カクヨムコン８中間選考通過のご報告と御礼
ひとつ前の近況ノートで「おひるごはんの味が分からなくなるくらいに驚いた」と書きました。だからといって御礼を申し上げるのを忘れるなんて。お恥ずかしい限りです。改めまして。『瑞穂國に花も黄金も咲きぬれば』、カクヨムコン８・ライト文芸部門の中間選考を通過させていただきました。 https://kakuyomu.jp/works/16817330650142847464 期間中ご覧いただいた皆様のお蔭です。お付き合い、本当にありがとうございました。次こそ全く期待がないのですが… コンテスト関係なく物語の続きを書いていきたいと思っておりますので、投稿の際にはまたよろしくお願いします。以下、『瑞穂國に』のネタを置いておきます。お楽しみいただければ幸いです。・物語全体の主人公は阿頼耶＆葵。万丸＆寧々は番外編のはずなのに何故先にこちらを書いたかというと「桃が似合うのは万丸だよね」と思ったから。・万丸の声を「高い」と表現したのですが、恐れ多くも前野智昭さんのイメージです。阿頼耶は市川蒼さん。・中岡先生にレビューで「モデルになっている人物」がいるとご指摘いただいたのですが、本当にそのとおりで！　関白は言わずもがなの豊太閤です。なお、作中「聚楽第」と呼んでいる場所は二条城のイメージです。・地味な重要キャラ、もっちー。彼の名前を決める時「望月と月影、どっちにしよう？」と妹に相談したところ、「体型による」と返されました。――ご覧の有様だよ。・秋保の作品に長くお付き合いくださっている方向けのネタ。寧々・葵たちの住まいは、義高夫妻の菩提寺の近くという設定。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887551948 ・残り３０万字書けば全編出来上がる見通しですが、どうなることやら。・今年の夏、桃をヨコシマな目でしか見られない自信があります。
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2023年3月16日
カクヨムコン８、中間結果発表ですね
最近スマホアプリの設定を変えて、ガツガツ通知が届くようにしたんです。そんなアプリが発表があったことをすぐに教えてくれました。 https://kakuyomu.jp/info/entry/webcon8_nominated カクヨムコン８中間発表。 10,163の応募作から、プロ部門も含めて1,651作品が通過だそう。単純計算16％が通過です。個人的に紙の書籍で読みたいと思っていた『花咲か灰慈』『悪食』『白玉の昊』などの作品が残っていたのが嬉しい。他にも、存じ上げている方のお名前を見つけました。皆様、通過おめでとうございます。無理な願いと思いつつ、皆様に良いお知らせが届いてほしいと思ってしまいます。良いことありますように！なお、秋保はどうだったか、ですが。通過率50％也　← 『愛は王冠より冷たい』は通過ならず。ですが、『瑞穂國に花も黄金も咲きぬれば』を通していただきました。おひるごはんの味が分からなくなるくらいビックリしました。今日が手抜きしたお弁当の日で良かったです…
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2023年3月5日
木古おうみさん『はぐれ皇子と破国の炎魔』の感想です。
カクヨム発の本を読みました。だからカクヨムの近況ノートに書いてもいいよね。読んだのは木古おうみさん『はぐれ皇子と破国の炎魔～龍久国継承戦～』。 https://kakuyomu.jp/publication/entry/2023021004 開催は昨年だったと記憶しています、「戦うイケメン中編コンテスト」の受賞作です。 https://kakuyomu.jp/works/16816927860798792314 以下、ネタバレ回避していない感想。『はぐれ』だし『破国』だし『継承戦』だから兄弟で殺し合いする話かと思ったら、いい意味で裏切られました。兄弟同士、思い合っているのが熱いし切ないしで、大変嬉しかったです。早々に一人退場してしまうけれど、彼を救えなかったことを悔やんでいるのは遺された全員なんだろうなあ。主人公は末の紅運だけど、彼と他の兄たち全員との関係も見えるし、それぞれの兄たち同士の関係も見えるのが素敵だった。白雄と藍栄の関係は胸が熱くなったし、青燕の裏表のないところが翠春との遣り取りでも感じられたりとか、紫釉と黄禁のやりとりに「案外気が合う二人なのね！？」ってなったりとか、とにかく素敵。周囲の人たちも格好いいんですよ。道妃・江妃が特に……　私も母という立場にあるからかもしれませんが。泣いた。以上、夢中に読んでましたというご連絡。いい休日を過ごせました！
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2023年3月2日
KAC20231『本屋』参加作品の感想です。
長編のフォローを追い切れていない中なのに！ KAC2023、第１回のお題『本屋』が気になってしまったのです。ということで、こちらに参加されていた作品への（ネタバレ配慮一切なしの）感想です。御剣ひかるさん『記憶堂　空からの贈り物』 https://kakuyomu.jp/works/16817330653862658157 一発目から涙腺に直球ストレートが飛んで来た。温かい気持ちになれました。翔くんもきっと。榮織タスクさん『その本屋を思う』 https://kakuyomu.jp/works/16817330653863102618 きっと私だけなんですけど、サブタイトルを見て『トリさんが危ない』と思った。でも、トリさんと本屋のコラボ小説ではなかった。個人的には奥様チョイスに一票です。葵遥菜さん『小説のような恋』 https://kakuyomu.jp/works/16817330653896820575 直球ストレート２球目。大変尊い。大変尊いです。秋永真琴さん『世界で一冊だけの本～沙織の日々～』 https://kakuyomu.jp/works/16817330653904830620 夢と現実を行き来する話。痛かったり切なかったり、甘かったり。こんなに短いのに感情が忙しかったです。丸子稔さん『カップル棚大作戦』 https://kakuyomu.jp/works/16817330653858855945 それでいいのか店長… 悠井すみれさん『心の港』 https://kakuyomu.jp/works/16817330653883427603 『見ていてもらえるっていうのは嬉しいもの』この部分に、全てが詰まっていて。それを気にして読むと、みんなに視線が届いているお話だって気付けて。読めて良かった。
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2023年2月24日
マフィンさん『みかん星』の感想です。
マフィンさん『みかん星』 https://kakuyomu.jp/works/16817330653566839346 こちらの感想です。雨藤フラシさんのレビューからお邪魔しました。 https://kakuyomu.jp/works/16817330653566839346/reviews/16817330653577460224 お勧めありがとうございます。「軽く読める」とかおっしゃっていたけど、そんなことなかったです！以下、ネタばれ考慮無しの感想。タイトルを『ミカンセイ』と読むか『ミカンボシ』と読むかで、印象が変わる。おそらくだけど、雨藤さんは前者で読まれたのではないかしら。秋保は後者です。『ミカンボシ』と読んだ結果、「なんか蜜柑箱みたいな話なのかな」というヘンテコなイメージで読み始めてしまった。違うんだ、違うんだよ…… 文字数は多くないし、見るだけならすぐ終わる。だけど考えることが多過ぎて、３回読んだ。どんどん印象が濃くなって、ようやく分かるようになった気がする。『夢の島』と同じニュアンスなんですよね。人間のエゴを見た気がしています。いつか、広い宇宙に飛び出せますように。
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2023年2月21日
みんとさん『アリシア様はドレスが苦手！』レビューを書きました。
みんと様『アリシア様はドレスが苦手！』 https://kakuyomu.jp/works/16817330652648969888 こちらにレビューを書かせていただきました。とても可愛らしいタイトルなのに、秋保のノリでキャッチを付けたものだから……　なんかアンバランスになってしまいました。どうしてそうなった。以下、ネタバレを回避していない個人的な感想です。第一話を読んだ印象は「いいじゃん、男装令嬢！」だったのですが。二話に進んで「はて？」となった。ヒロイン・アリシアの片恋の相手ノワイレットが『ごくごく普通の装いをできる令嬢』を求めているように感じたから。どうしてと考えて、「そうか、舞台は十九世ロンドンだ」と頭を抱えた。十九世紀ロンドン。貴族の社会。個性というものを出しづらい空間だったことでしょう。女性の活躍も限定的だったと感じる。 ……哀しいかな、今だって「装いはマナー」って節があるわけです。いわんや十九世紀をや。男装を貫くヒロイン・アリシアは、周囲にしたら「ＫＹ女」だったのではないでしょうか。ノワイレットもあんなこと言いながらもアリシアに恋しているというのは、物語の途中でピンと来ます。そして、彼が恋を諦めないためにはアリシアに変わってもらうしかない状況だったのではと想像してしまったのです。アリシアにしても「男の子になりたいわけじゃない」。この一文にいろんな感情が詰まっている。以上、考えれば考えるほど「この話は己の一部分を偽ることになる悲劇のプレリュードでは！？」と感じてしまった。明るい雰囲気に騙されちゃいけない。なんて申しましたが。本来的には可愛い恋の物語。第一話で「キィイイイイイ！」となったやりとりもノワイレットの恋心のカモフラージュだったと知れて、ニコニコしました。なるほどそう考えたのか……と素直にビックリできた。アリシアの「男の子になりたいわけじゃない＝ノワイレットと恋人になりたい」の気持ちは頷くのは勿論、ノワイレットに「ちょっと男士ィ」と突っ込む物語です。可愛い。本筋とは違うところまでグルグル考えさせていただけた恋物語、大変楽しかったです。ありがとうございました。
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2023年2月18日
カクヨム文芸部公式自主企画に参加しました
2000字もない短編です。『わがままに見ているだけの手』 https://kakuyomu.jp/works/16817330653328013223 手フェチOLによる片想い未満の自供です。今回は、是非企画に参加してみたいと思って書きました。「カクヨム文芸部公式自主企画恋愛ショートストーリー募集　テーマ「沼らせ男／沼らせ女」」 https://kakuyomu.jp/user_events/16817330653212101305 要項の中でも「切実な恋の物語」を一番意識してみた……　はずなのに。語り手がひょうきんに過ぎて、切実は家出した気がします。ですがズボッと落ちる沼は書けていると思うので！お楽しみいただけると嬉しいです。企画に参加するって楽しいですね。コンテストは違うワクワクを感じます。ワクワクのまま、今回の企画参加作品を読みまわりたい。それと、フォローした長編もじわじわと読んでいます。カクヨム楽しい。
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2023年2月11日
自主企画に参加させていただきました
みんと様主催『恋する女の子の物語本棚♪』 https://kakuyomu.jp/user_events/16817330652838376010 こちらのイベントに拙作を入れさせていただきました。自主企画に入れさせていただくのは初めてだったりするのです… …ビビっているのですよ。どうぞお手柔らかに。カクヨムコン８の積読も残っているけど、自主企画の中からも積読を探そうと目論んでおります。積読は未練だからね。主催のみんと様の作品はこちら。『アリシア様はドレスが苦手！』 https://kakuyomu.jp/works/16817330652648969888 男装だけど男装じゃない。リボンとフリルに飾られたレディーススーツ＠１９世紀ロンドン。恋模様は勿論、ヒロインのお洒落が気になっております。参加させた拙作は下記。『夢追い人は夢も恋も捨てられない』 https://kakuyomu.jp/works/1177354054881229349 どうぞよろしくお願いいたします。
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2023年2月8日
カクヨムコン８、お疲れ様でした。
過ぎ去ってしまうと「早かったなぁ」と思うものなのですね。カクヨムコン８、読者選考期間まで終わってしまいました。作品を出された皆様、お疲れ様でした。また、読み手として参加された皆様もお疲れ様です。とにかく数があるし、力作は多いしで、嬉しい悲鳴を上げながらだったのではと感じております。期間は終わっても「面白い」を共有していければ幸いです。わたくしめはお恥ずかしながら、期間中に読み切れなかった作品がございます…… ゆっくり追いかけさせてくださいませ。共通点は「秋保が好きなテイスト」です。青頼花様『焔の龍刃』 https://kakuyomu.jp/works/16817330649940327794 トップページのランダム表示でピンときてフォローだけして、拝読したのは読者選考期間最終日という体たらく… 初手のアクションシーンで、もっと戦っているところを見たいと思いました。『ブロマンス』とのこと。二人がどんな関係を築いていくのか、楽しみです。珠邑ミト様『白玉の昊　序章』 https://kakuyomu.jp/works/16817330649431115461 ご紹介から飛びました。和風だ！　それも神代の和風な気がするー！加えて、扱っているテーマがものすごく重そうな気がするのです。食国の登場で、ああ……となりました。タイトルが『序章』という時点で、じっくり長く味わって良いと誘ってくださっている気がする。ゆっくりお邪魔します。ヨムだけでなくカクのはなしも。御礼を申し上げさせてください。星を５０個以上頂戴したのは何年ぶりでしょうか。『瑞穂國に花も黄金も咲きぬれば』 https://kakuyomu.jp/works/16817330650142847464 桃山時代をモデルにした和風に、ﾋｬｯﾊｰする優男に鈍足進行の両片想い、ぎっちり詰めた文章と趣味の物をこれでもかと詰め込みました今作。私自身、３年ぶりのハイテンションと気合だったのですが、星の数という結果に驚いております。お付き合いありがとうございます。なお、「俺たちの戦いはこれからだ！」になっております。引き続きよろしくお願い致します。
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2023年2月5日
乙島紅さん『御伽術師花咲か灰慈』の感想です。
乙島紅さん『御伽術師花咲か灰慈〈長編版〉【第一部完結】』 https://kakuyomu.jp/works/16817330648953296456 こちらの感想です。レビューは上手くまとめられる気がしなかったので早々に書くのを諦めましたが、何故星は３つまでしか贈れないのか。もっと贈らせておくれ。そのための祝福《ギフト》だ、と言われるとぐうの音も出ないんですけどね！閑話休題。改めてご紹介すると、こちらは『御伽術師』の物語です。ジャンルとしては現代ファンタジーになるのでしょう。現代日本を舞台に、おとぎ話に出てくるような不思議な力を持った人たちが活躍する世界で、『灰で花を咲かせる』力を持った一族の末裔が主人公です。その力で何をするかというと、『遺灰を花に変え、故人の想いを蘇らせる』こと。『花葬り《はなはぶり》』と作中で呼ばれるこの儀式を中心に、物語は進んでいきます。こちらの短編版が、私が乙島さんを最初に知った作品でした。なんて温かいお話だろうとぼろぼろ泣いて、あちらこちらでお勧めしてた記憶があります。今回は改稿版。ちょっと苦いものも混じっています。そりゃそうだ。死と向き合うんだもの、怖くないわけがない。人間だもの、良い感情ばかりなわけがない。それでも、この話は優しさに溢れている。誰かが誰かを好きになる、恋でも家族愛でも友情でも、誰かが誰かに送る好意は必ずあるって訴えてくる話なんです。タロぽんなんて、あの最後はズル過ぎなんですよおおおお！　泣かないわけないじゃないか！そんなシリアスまっただ中の本編でありながら、思わずクスッとしてしまったのが、「ブラック・クロス、今日アプデだよな」のくだり。そうです、乙島さんの別の作品がソシャゲとして出演してくるというファンサービス！私自身、書き手として、自作に他の自作のネタを混ぜるというのはよくやります。それに気付いてもらえると嬉しく思う。逆に、読み手もしてもこういうのは嬉しいんだなぁ、とニヤニヤしてしまいました。クレイジーさんやドーハはプレイアブルキャラクターなのかな、アプデはシナリオの追加かな、次章解放の条件とかどうなってるのかな……　と余計な方向に想像が膨らんで、ちょっと大変だった。ブラクロは古き良きＲＰＧの香りがする大作です。テイルズシリーズやＦＦシリーズがお好きな方、是非御覧くださいませ。 https://kakuyomu.jp/works/4852201425154886036 百万字クラスのブラクロに続いて、今作もまだ続くとの由。第一部でもこんなに満足なのに、なんて贅沢なのでしょう。灰慈くんの奮闘を全力で応援したい。第二部、楽しみにしております。
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2023年2月3日
榮織タスクさん『悪食』レビューを書きました。
榮織タスクさん『悪食ーあくじきー』 https://kakuyomu.jp/works/16817330648667642752 レビューを書きました。こちらの作品、是非、ネタバレなしで読んでいただきたいのです。ダークファンタジー、現代ファンタジーでウズウズしたらその勢いで読んできてくださいませ！以下、ネタバレを回避していない個人的な感想です。作中一番ぞわぞわしたのが、香澄ちゃんの登場。「私の記憶ではミッチーだったのに」というセリフ。悪食の影響で事実まで歪む＝いたはずの人がいなくなり、つじつま合わせの変更が起こり、いなかった人間が現れる。大切な人の在り方も変わってしまう。そのロジックを『哀しい』と、読者としてはっきり感じられるようになったのは彼女の登場の後から。よく「怒られるうちはいい、気にかけてもらってるんだから！」とか「好きの反対は無関心」とか言いますけど。記憶にも記録にも残らないって、辛すぎる。悪食による捕食に懲罰の意味があるとしたら、なんて無慈悲な罰なのでしょう。榮織さんご自身から、悪とは何かもテーマの一つ、と伺いましたが。私は「悪に見合う罰とは」を考えさせられております。
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2023年2月2日
中岡潤一郎さん『転生したらウマだった』レビューを書きました。
中岡潤一郎さん『転生したらウマだった　ーー異世界競馬奇譚ーー』 https://kakuyomu.jp/works/16817330649496164019 こちらの作品にレビューを書かせていただきました。緊張しました……　緊張しました！！！ Twitterで競馬についてツイートされているのを何度かお見掛けしていた中岡先生。その先生が競馬ネタで書いてる！と気がついて、正直申し上げると、最初は恐る恐る伺ったのですが。最後まで読めて良かったです。おウマさんが泣いた時、私も泣いた。主人公はおウマさん。すみません、人としての名前も馬としての名前もあるのですが、私の中では『おウマさん』です。で、このおウマさんなんですけど。最初はすごくとっつきづらい。「謎の上から目線！」って思ってました、ごめんなさい。でもそれも、尻尾を武器にしたシーンをきっかけに、優しさの照れ隠しだったんだよなぁと感じてきて、大好きに。おウマさんの優しさと熱さが物語のエネルギーそのものでした。この先もきっと目の前のレースを精いっぱい駆け抜けていくんだろうなぁ。余談ですが、「そうよねウマにも筋肉あるわよね！」と心ときめいたこともお伝えさせてください。ソーアライクはゴリゴリのマッチョマンなんですよね素晴らしい。馬を見に行きたいな。競馬場はハードルが高いので、動物園からトライしてみます。
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2023年2月1日
輝井永澄さん『大魔王殺人事件』レビューを書きました。
輝井永澄さん『大魔王殺人事件：あるいは神魔と鼠の路地裏遊戯』 https://kakuyomu.jp/works/16817330650022171446 こちらにレビューを書きました。めっちゃ緊張したよ。 Twitterでもお付き合いいただいている方はご存知と思いますが、秋保も、秋保の息子も、輝井さんのファンなんです。これが緊張せずにいられようか。連載途中から拝読してましたが、ワクワクで追いかけさせていただきました。文章がすごくお洒落なんです。それでいて読みやすくって、するする進めちゃう。主人公・ラッド氏の持つ雰囲気が「友達になりたい！」感じなのも、するする進めちゃった理由かしら。彼の言うこと為すことに笑ったり同意したり忙しかったですし。最後はもう……　彼の怒りも戸惑いも全部伝わってきて。最終話のタイトルが『秋雨』なんですけど、まさにその心情でした。パンキッシュなダークファンタジー。是非ご覧くださいませ。
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2023年1月30日
カクヨムコン８参加作品完結させました（２作とも）
カクヨムコン８参加作品の数が、長編だけでも一万作を超えたとのこと。大変な盛り上がりで嬉しいことです。その分、書き手にとっては激戦だということ。正直申しまして、今年は諦めておりますが。読んでくださる方がいらっしゃって幸せです。コメントやレビューをいくつも頂戴しましたこと、大変励みになりました。お付き合い本当にありがとうございます。お陰様で、秋保のカクヨムコン８参加作品２作とも完結まで辿り着きました。（１）西洋ファンタジー『愛は王冠より冷たい』 https://kakuyomu.jp/works/16817139555418335247 国内で孤立した王太子と侵略を目論む隣国からの間諜でスリリングな恋。冷たいのは周りだけのはず！（２）和風ファンタジー『瑞穂國に花も黄金も咲きぬれば』 https://kakuyomu.jp/works/16817330650142847464 物の怪、太刀、琵琶、他いろいろ、趣味のものを詰め込んだ和風ファンタジー。書きたかった二大シーン（桃、諱）が書ききれて、私はとても満足です。 ……大変心苦しいことに、どちらも「俺たちの冒険はこれからだ！」エンドです。やめて怒らないで！『愛は～』の方は１０万字、『瑞穂國～』は前後を含めて３０万字以上を見込んでいます。２０２３年残りの目標はこれらを書いていくことです。フィリベールとアニエスは着地点までの道筋が見えているのですが、『瑞穂國』の方は未知数。そもそもですね、本来は阿頼耶の物語のはずだったんですよ。なぜ今回あの話になったか、どなたか紆余曲折を詳しく聞いてくださいません？このような調子ですが。上記参加作二つとも、さらに読んでいただけますと報われます。是非ご覧くださいませ。
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2023年1月3日
今年もよろしくお願い致します
新年あけましておめでとうございます。皆様、良いお正月をお過ごしでしょうか。今年は、私とつれあい、妹、それぞれの母校が箱根駅伝で成果を残しまして、両親・息子も巻き込んで賑やかに過ごすことができました。某刀剣ゲームでも三が日の間一日一振でレアがやってきたので大変眩しかった。ゆっくりと考える時間も取れて、これからどうしたいかの方向性が見えたのも大きな収穫でして。２０２３年は「読んだり書いたり観たり喋ったりする一年」にしたいと思っております。どうぞ、よろしくお付き合いくださいませ。 ……というわけで、現在進行形で書いている拙作のお知らせ。『愛は王冠より冷たい』 https://kakuyomu.jp/works/16817139555418335247 「陰謀からも欲情からも逃げられない」と謳いながら、逃げだそうとしている３２話現在。あと２話で完結です。セドリックとゲスなゲソを無事振り切れるか、頑張って書きたい。『瑞穂國に花も黄金も咲きぬれば』 https://kakuyomu.jp/works/16817330650142847464 １３話現在、タイトルコールを済ませました。あとはキャッチを回収できれば言うこと無し。作品ページでも申し上げましたが、カクヨムの縦組み機能を利用すると読みやすくなります。ウェブ小説の潮流ではないものでカクヨムコンに参加するあたり図々しいというか何といいますか。私に限れば、好きな物しか詰め込んでいないので（和風、じれじれ両片想い、ただし誰も脱がない）とても楽しく書いております。御覧くださいますと嬉しいです。最後に、皆様のご健勝とご活躍を祈りまして。どうぞ本年もよろしくお願い致します。
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2022年12月4日
カクヨムコン８に参加しています（２作も）
１作目。西洋風ファンタジーで恋愛ファンタジー。『愛は王冠より冷たい』 https://kakuyomu.jp/works/16817139555418335247 ヒストリカルな雰囲気を目指し、６月からコツコツと連載していたこちら。王宮の中で爛れた恋を展開していたのですが…… 本日公開２８話にて、風雲急を告げてみました。ゲスなゲソが本領発揮するのはこれからです。あと、フィリベールにも、もうちょっとプチプチされてもらう予定。君が追い詰められれば追い詰められるほど、アニエスが輝く。頑張れ。２作目。和風ファンタジーで恋愛ファンタジー。『瑞穂國に花も黄金も咲きぬれば』 https://kakuyomu.jp/works/16817330650142847464 秋保の好きな和風を目いっぱい詰め込みました。お付き合いの長い方にニヤリとしていただきたい。『血汐』と『夢追い人』の中間の時代の話になります。ですが、今回のヒーローは骨皮筋衛門です。筋肉出ません。誰も脱ぎません。誰も脱ぎません！！！！！！！前回カクヨムコン７ではノリと勢いだけを武器に突っ走りまして、それはそれで楽しかったのですが、後悔と反省もしておりました。だから今回は「スケジュールを作ろう」「プロット作ろう」「計画的に書こう」と思って、６月からコツコツやってきたはずなのに！前回近況ノートで書いた通り、一度執筆データが吹っ飛んでしまいまして。気持ちを立て直そうとしたら新作が生まれました。だから結局、執筆・投稿は自転車操業だし、１話公開８時間前にヒロインの名前を変更したり、とってもドタバタ。懲りてないなぁと苦笑いしています。懲りてないなりに、今回のカクヨムコンは楽しみたく。フォローさせていただいている方の新作にもお邪魔しております。よろしくお願いします。
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2022年10月2日
お体（と執筆データ）気をつけてお過ごしくださいませ
『愛は王冠より冷たい』、なんとか毎週ペースで更新しております。また、非公開にしておりました『江戸のあやかし恋に騒がし』も第三章まで加筆修正の上で公開し直しました。ご覧くださいますと幸いです。『愛は王冠より冷たい』 https://kakuyomu.jp/works/16817139555418335247 『江戸のあやかし恋に騒がし』 https://kakuyomu.jp/works/1177354054922668581 勢いに乗って書くぜ書くぜ書くぜ！！　…と思っていたのですが。先ほど愛機のPomera（に入れていたSDカード）に裏切られまして、ここ三ヶ月くらいかけて書き溜めていた『江戸のあやかし恋に騒がし』の第四章から九章までの下書データが飛びました。なお、この中には、今週投稿を目指していた第四章の本文も含まれております。被害総文字数は何万文字かな、考えたくないな…！！！！！斯様な事態と相成りましたので、今月は『江戸のあやかし恋に騒がし』を完結まで持っていく腹積もりだったのですが、すっぱり諦めました。勢い任せで中途半端な物を出すな、という御仏の導きと思うことに致します。また、今月とはいかずとも『江戸のあやかし恋に騒がし』は必ず完結まで書き切りたいと考えております。更新の暁にはお付き合いよろしくお願いします。カクヨムコン８の要綱も発表されましたね。また賑やかな季節が来ることですし、私も騒ぎたいです。皆様どうぞ、お体（と執筆データ）気をつけてお過ごしくださいませ。
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2022年8月11日
投稿してございます
『愛は王冠より冷たい』 https://kakuyomu.jp/works/16817139555418335247 現在の状況：　フィリベールに対して、周囲はなんとなく好意的な行動をとっているように見えますが、本人は疑心暗鬼に陥りかけています。ヒストリカルな王位争いファンタジーです、よろしくお願いします。毎週木曜日更新が当面の目標と言いながら、先週はサボりました。『江戸のあやかし恋に騒がし』も、先月下旬目標と言っておきながら、結局思うように出来ておりません。屋外の暑さに左の頬を、屋内の冷房に右の頬を殴られ、会社員業にボディブローされたようになっていたからですと言い訳させてください。会社員業がしんど過ぎて思考がパンパンになり、空いた時間に余計なことを考えないようにしようと某刀剣ゲームで貝集めに勤しんでいたからでもあります。暑さとの付き合い方を考えて、思考を上手く切り替える方法を模索して、書いていきたい。次は、８月１８日木曜日更新が目標です。暑い日が続き、雨による被害についても多く聞こえております。どうぞ、ご自愛くださいませ。
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2022年6月20日
大澤めぐみさん『スナップドラゴン』の感想です。
ここはカクヨム近況ノート。カクヨムさんに関することを書くところなんだから、読んだ作品について書いても良いよね？ということで、レビューとして出すには気が引ける、でも誰かに聞いてもらいたい、そんなノートです。大澤めぐみさん『スナップドラゴン』 https://kakuyomu.jp/works/16816452221399813045 以下、ネタばれ注意。刑法　第199条人を殺した者は、死刑又は無期若しくは5年以上の懲役に処する。殺人罪が成立するためには「殺意があったこと」が必要です。無かったら、210条の過失致死罪になります。未必の故意、とかいうメンドクサイハナシはさておいて。このお話は199条の殺人罪の成立が争点の刑事訴訟の物語。ところがどっこい。法廷は犯罪成立を争うのではなく、要件の定義を争う場と化していくのです。殺意とは。人とは。死とは。 ……こんなの、法律よりも哲学の話じゃーん！と笑えばいいのか泣けばいいのか、悩んでしまいました。ＳＦも多分に配慮されたミステリー。好きです。好きですけど、最後の一文に続く文章を私は未だ考えられておりません。読まれた他の皆様がどうされたか、が今とても気になっています。
2022年6月4日
６月９日にスタートします
宣言することで自分を追い込んでいくスタイルです（｀・ω・´）近況ノートは「カクヨムに関する近況を書けば良い」ところなので、自作に関する宣言は書いていいと思うんです。とはいえ、自分のことを話すのはとても恥ずかしい。さらに言えば、自分のことよりも、他の皆様の作品のこと、ヨムヨムさせていただいた作品のことをもっと話したいんですけど、（Twitterでは雑多な感想を手書きノートにしたためております）哀しいかな、語彙が足らなくて、レビューが上手にできません。精進します。 ……と前置きした上で、宣言させてくださいね。心友（と一方的に思っている）の佐久良明兎さんが６月９日（木）に再開だ！　っておっしゃるから。 https://kakuyomu.jp/users/akito39/news/16817139555148837652 秋保も頑張ってみようと思います。以前『たしかに赤いと証を立てよ』とのタイトルで上げておりました西洋風ファンタジーの、改稿版の投稿をスタートします。登場人物の名前と立場はそのままで、細かいところはしっちゃかめっちゃかに掻き回してみました。５日前の現在、ひーひー言いながら書いています。もう一度言いますが、宣言することで自分を追い込んでいくスタイルです。頑張ります。
2022年2月27日
ギフトありがとうございました。
サポーター限定
2022年2月27日
近況ノートがなかなか書けなかった
登録したのはカクヨムさんオープンの当日。以来、小説をたくさん書いて読んでさせていただいているけれど、近況ノートだけは、よく分からなかった。皆様のを拝見することはするけれど、コメントを残すわけではないし。自分は、書いては消し、書いては消し、を繰り返している始末。何を書けばいいんだろう、画像を投稿できるようになったけれど、何を載せればいいんだろう、と一人首を捻っていたのですが、ようやく至極当然の結論に至りました。「カクヨムに関する近況を書けば良いのでは？」ということで、秋保めの最近の様子をお伝えさせてくださいませ。（１）カクヨムコン７に参加しておりました。『令嬢の恋が筋肉と脂肪に挟まれている話―ベルテール王国より―』 https://kakuyomu.jp/works/16816700429325376080 「令嬢が婚約者をダイエットさせるってどうよ」「三角関係って燃えるよね」「やっぱり筋肉だよ筋肉」と益体もないことを考えていたら、こんな物語に。他でもない、書いている自分が一番楽しい話、でした。（２）〈メディアワークス文庫×３つのお題〉コンテストに参加したかったカクヨムコンの勢いのまま突っ込むぜ！　と思っていたのですが、２月に入るなり会社員業が忙しくなり、あえなく断念。なお、以前投稿していた『たしかに赤いと証を立てよ』の改題・完全リライト版でトライするつもりでした。（３）投稿したいものはまだまだあるんです。去年おととしは、書いても書いても楽しくなくて、ヘソを曲げていたのですが、２０２２年は上り調子になってきたようなので。投稿の暁にはどうぞお付き合いくださいませ。よろしくお願いします。