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木古おうみさん『はぐれ皇子と破国の炎魔』の感想です。

カクヨム発の本を読みました。
だからカクヨムの近況ノートに書いてもいいよね。

読んだのは木古おうみさん『はぐれ皇子と破国の炎魔~龍久国継承戦~』。
https://kakuyomu.jp/publication/entry/2023021004

開催は昨年だったと記憶しています、「戦うイケメン中編コンテスト」の受賞作です。
https://kakuyomu.jp/works/16816927860798792314



以下、ネタバレ回避していない感想。



『はぐれ』だし『破国』だし『継承戦』だから兄弟で殺し合いする話かと思ったら、いい意味で裏切られました。
兄弟同士、思い合っているのが熱いし切ないしで、大変嬉しかったです。
早々に一人退場してしまうけれど、彼を救えなかったことを悔やんでいるのは遺された全員なんだろうなあ。

主人公は末の紅運だけど、彼と他の兄たち全員との関係も見えるし、それぞれの兄たち同士の関係も見えるのが素敵だった。
白雄と藍栄の関係は胸が熱くなったし、青燕の裏表のないところが翠春との遣り取りでも感じられたりとか、紫釉と黄禁のやりとりに「案外気が合う二人なのね!?」ってなったりとか、とにかく素敵。

周囲の人たちも格好いいんですよ。
道妃・江妃が特に…… 私も母という立場にあるからかもしれませんが。泣いた。


以上、夢中に読んでましたというご連絡。
いい休日を過ごせました!

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