綾瀬アヤト

３０歳を迎えた主人公の男性。 彼は小学生時代に遊んでいたゲーム機を実家から持ってきてプレイしたことで、２０年前に知らなかった事実を知ることになります。 切ない思い出に勇気づけられ…

猫娘なんかじゃないよ、 お嬢様の上を這う芋虫のようだ。 ペロペロと這う、芋虫。

ここは『にゃんにゃん食堂』。ドラグーン大公国の首都にある食堂である。 この食堂では猫との穏やかな時間と美味しい料理が楽しめる。 だが、店主メアリーはある悩みを抱えていた。それはお…

～あらすじ～ 複雑に発展した仙術や錬金術が存在する、とある世界。その最果てで隠者のようにひっそりと祖父と暮らす雪豹人の少年、月の光を受けて生きてきたマルコ。 彼は突如家を襲われ、…

　非営利活動法人「サンライト」 　表向きの慈善事業とは別に、彼らには裏の顔があった。 　慈善事業や福祉活動に従事する光球面「フォトスフィア」 　覚醒者と呼ばれる異能者によって悪徳…

吟遊詩人は謡う 「遥か昔　貧しき者　弱き民　巡礼者達の為に病院と宿の提供を始めた 聖ヨハネ修道院　そこから生まれた聖ヨハネ騎士団　弱者救済の為に戦う騎士」 「今は・・」 火…

公安警察特務二課。公式には存在しない特務機関に所属する〝魔術師〟竹矢の表の顔は、不動産と株で巨額資産を築いた大富豪。その資金力で六百六十六個の人工衛星を飛ばし、世界中の情報をただ…

父がいなくなって五年経ったとき、ノアの元に突然手紙が届いた。 送り主は父、ヴォルク。 何年も行方をくらましていた父に会うために、ノアは旅に出ることを決意する。 しかし、行く場…

四神。古代より伝わる東西南北の方角を司る、青龍、白虎、朱雀、玄武。 その力を行使し、現代の世に於いても穢れを払う四つの家があった。 これは、四神をその身に宿す者達の、愛と友情の物…

豊名あかね、二十ウン歳派遣社員。 今回の派遣先は、地域守備局メンタルケア課の事務だった。 そこで彼女が出会ったのは、ごく普通に見えるが何故か額に包帯を巻いた眼鏡の男性職員・八重瀬…

　学校の屋上にいつもいる男性、東雲夜狐(しののめやこ)。 　黒いパーカーのフードを深く被り、黒いマスクを付けている。そんな彼には噂があった。その噂は、『人の願いを一つだけ、叶えて…

【第一部】 　現代の日本で妖は知識として残され、娯楽商品としての進化も遂げている。 　しかし、妖も人間の文明と共に進化し、人に姿は見えずとも、紛れるように暮らしていた。 　そして…

人類は、怪物によって滅びようとしていた。 だが、人類は怪物に対抗できる人間達【ハンター】を生み出した。 これはそんなハンターが、怪物から人々を守る話。 ではなく。 人でも、ま…

田島は中学生だ。高校生の兄がいる。田島には中学校No.1のイケメンだ。田島は悪魔の囁く声を必死になって抑えていた。ある日神社にいたヤンキー男に喧嘩を売られる。悪魔はたばこを好む。…

「何か質問は？　無いならテキストの５６４頁オープン」 「あるある。ありまくり！　ってかテキスト厚すぎ、辞書かな⁉」

【ノーカット版本編始めました！　こちらは「戦うイケメン」中編コンテスト用に文字数を削ったものになります】 ※2023年11月追記： 本編第１部の書籍化が決定しました！ 角川ビー…

百合（系）の娘が男の娘を好きになっても良いじゃない！？ 「彼氏」いない歴＝実年齢。だからどうした？　文句があるか？ でも、高校生になって約半年。 今では「彼氏」だけじゃなくっ…

夜更けの郵便屋さんが、真昼の郵便屋さんへ。 想いの伝え方は、愛も変わらず、大切なようで…。

博士後期課程を修了し、ポスドクとなった皓（こお）。 アカデミアの中では最底辺を這いつくばり、収入もおぼつかなく、そして輝かしい未来も見えない。 皓はそんなある日終電を逃し、アカ…

この話は、ほぼすべて実話（ノンフィクション）です。 舞台は兵庫県、神戸市。登場するのは僕の家族。 新型コロナの第五波ではなく、第四波の時期に大阪、兵庫では「医療崩壊」「保健所…

主人公である海とその友人である大地と翼は、新しく出来たという遊園地に遊びに来ていた。 しかし、いつの間にか閉園時間を過ぎていたようで、彼らは遊園地の中に閉じ込められてしまう。何と…

私はとある作家業を営んでいるのだが、ある問題にぶち当たっていた。 そう、何を隠そう〆切である。 だが、書けない。 どうやっても書けない。 そんな私の物語。

既視感を感じる風景、世界。 現実世界とは明らかに違うそこは、おれが廃人と化してやり込みまくっていた死にゲーの世界だった。 おれは現実世界に戻るため、弱小装備ながらもやり込みで得た…

――マイクなしでカラオケを楽しめますか？ 「ったりまえじゃん！　私の趣味は、＜クレーム＞だから！」 彼女の趣味は、一人カラオケ――で発見した音の間違いをカラオケ配信会社に指摘…

社会の癌になりうる人物を一掃する何でも屋があった。 そこには善良な心を持ち、自身では解決できない非常に困った案件を抱えている者しか訪れることはできないらしい。 けれど一旦縁を結ん…

突如、目の前にあらわれた不穏な魔物を追うアルドは、 華々しい祝祭の舞台で起こった、とある未解決の悲劇を知る。 打開策を探してアルドは奔走するが… 想いと願いの花束が、今夜カク…

高校を入学して、最悪の出会いを果たした二人の男女。 そんな嫌い合う二人が、偶然の出来事を良いように勘違いして、勝手に好感度を上げていく話の１コマです。 【カクヨム三周年記念選手…

「引き金を引く理由ならある。私が生きるために、今、貴方を撃つ」 ティナ・バレンスタイン、齢二十。 歳にそぐわずあどけなさの残る容姿に、冷ややかな表情を乗せた女狙撃手は一人、傭兵…

「絶望を作るのは簡単だな。少しの希望をちらつかせ、それを叩き潰せば簡単に堕ちる」 無差別殺人を犯した死刑囚が同室になったのは、特殊な血液のためドナーが見つからず安楽死を待つ病気…

惑星探査隊に参加した「私と妻」は、ある星に調査に降り立った。沙漠と化した灼熱の大地で、「私たち」は奇妙な遺物らしきものと出会った。 その夜、私は夢を見た。なにかがやって来る夢を。…

　中学まではぼっちで過ごすことが多かった主人公・岩本春樹は、ラノベ的なぼっち主人公ハーレムを夢見て、高校でもぼっちを貫くと決意する。 　そんな彼の夢が叶ったかのように、入学早々…

　南棟三階の廊下には、女子生徒の幽霊が出るという。通りかかった生徒たちを呪い殺すのだという。 　そうした噂を聞きつけて、新聞部の二人が、夜の校舎に忍び込んだのだが……。 （カク…

炭焼きの若者が、人喰い鬼になってしまうおはなし。 第十一回本物川小説大賞　参加作品でした。

荒野の彼方に棲む魔王の、侵略の手が伸ばされた小さな王国。 その辺境に、天下に13ある秘剣のひとつが伝承されていた。 見かけは妹でしかない師匠を姉と思い込んで育てられてきた若者は、…

もしも世界の終わりが来るのなら、それはこんな夏の日の、こんな真っ赤な夕焼けのあとに来るのだろう。 俺にとって夏は劣等感の季節だった。 ※詩の引用:中原中也「少年時」より ※こ…

　若き天才画家として名を馳せている佐柄竜善。佐柄が画家を辞めるという話を聞いた美大時代の同期、井川繭子は電話をかける。佐柄は、画家を辞めるに至った経緯を語り始める。 　それから…

普通の女子高生、野沢芹菜。 彼女は突如出現した時空の渦に巻き込まれ、異世界へと引きずり込まれる。 金髪のイケメン貴公子に出会った芹菜は、彼の言葉に大いなる衝撃を受ける。 神様ら…

☆カクヨムWeb小説短編賞2020 『短編佳作』に選ばれました。 いじめられっ子の私が、最高にかっこいいアイドルから告白されたよ？ 地味でドジな女の子が手に入れたハッピーな日々…

年に１度行なわれる、帝国の官僚登用試験をギリギリで合格した少女・苺麗（メイリー）が配属された先は、不毛なガラ山だらけの僻地に築かれた小さな城塞である伏龍（フーロン）城だった。 そ…

十年前に姿を消した弟子が急に会いたいと言い出してきた。 弟子は元恋人でもあった。 意趣返しのつもりで左の薬指に男除けの指輪をはめたのだが──。 ※友情出演者: 効き目のない惚…

　親友の女子サッカー部の高身長マネージャー・山田甜歌と、顔が良いエースストライカー・舛井和美は、部活で使うビブスを探しに外用の体育用具倉庫を探っていた。 　しかし、不慮の事故で用…

好色な主君に弄ばれ、捨てられたひとりの若侍。失意に打ちひしがれた彼は、江戸の裏路地で奇妙な南蛮器に出会う……。

深夜一時の公園で、オオカミに出会った。そのオオカミは怪我をしていた。 人狼のお話。

　庭で草むしりをしていた姉弟は、そこに土竜の穴を発見する。 　弟は、家の中から釣り竿と餌を持ってきて……。 　カクヨムコンの短編賞に応募しています。 　拙作の短編集『日常キリト…

言わずとしれた名探偵・武田言玄。 頭脳明晰。容姿端麗。公式非公式を問わず、彼が解き明かした難事件は数知れず。 誰が言ったか、『令和のシャーロック・ホームズ』とまでうたわれた武田…

レッドデータブックを眺めほくそ笑む俺。 何と俺は絶滅危惧種となったのだ。 日本人は俺をどう見るのか。 「人類の背景の人」のセルフリメイク。

全力で戦う二人の騎士。 その戦いの果てにある予想外の結末によ～く注目して下さい！

――バレンタインデーになると、毎年彼女のことを思い出す。 　まだ青かったころ、片想いをしていた彼女とは何の関係にもなれずに終わった。 　連絡が途絶えて八年。そんな彼女の家の前…

第三回こむら川小説大賞参加作品です 令和の話です inspired/ドレスコーズ「もろびとほろびて」「ニューエラ」