伊草いずく

全ての生き物に恐れられ、孤独に生きる竜がいた。 ある時、寝床に見慣れぬものを見つけ、竜は激怒する――。 「銀竜草」と呼ばれる花をモチーフにした大人の童話です。 柴田恭太朗様の自…

短歌です。お題は「濃さ」です。

　今までに開催した感想、批評企画のまとめです。 　これからは、こちらにコメントを記入していく予定です。 　作品はジャンル別に分類したうえで、作者名の五十音順で並べています。

真面目な執筆解説はなし！　ただひたすらにモチベーションをよしよしあやして土台を作る！ ……という、たまたま約二十二万文字の一次創作が書けた奴が、その「たまたま」の理由を掘り起こし…

──僕は妖精が嫌いだ。 ──変なヒトね。そんなに『感情』というのは尊いモノかしら？ 空間侵蝕と呼ばれる未曾有の大災害により生存域の８割を失った人類は、国を失い都市国家を築いて存…

——戦後の傷が膿み続け大陸を侵す 　かつて大望を掲げし帝国あり。 　その崩壊に伴い各勢力へ流出した特殊兵器群『鋼骨塊』。 　両手両足、頭部の五体を持ち人型で空を飛ぶその機械群…

自主企画で募った作品の感想を掲載していきます。 自分自身未熟な身ですので皆様の小説を読み勉強させていただきます。 ※基本的に企画の参加順に投稿しますが、長めの作品だと後回しに…

「庭にはいつも、ちよろずの落ち葉」料理版。 Foodista（海外の料理マニア）たちのための、マニアによる、マニアックな日本のジャンクフード解説書。

短歌です。お題は「赤」です。 歌会配信で取り上げていただき、岡本真帆さんから作品評をいただきました。 https://kakuyomu.jp/info/entry/tanka…

短歌の秋（9月）用の作品集です。

好きなものを紹介していきます。 キャンペーンでもらえるリワードが 私は欲しいっ！

病んだ心が体を超常的に作り替える、奇病【エス】。 未知のウイルスによるものだとも、免疫機能の暴走だとも言われているそれが、静かに蔓延る現代日本――三十路の青年・巽大和は、雇い主・…

この現実には『歪み』がある。 本来あるべきではない大衆に知られていない『歪み』が。 局所的に現実を歪める異能者『魔術師』、人より個で勝り種として劣る『6匹の怪物』、それら現実…

『好き語り』簡易版。 読んだ本の感想を垂れ流します。 ネタバレにはやや配慮。 気に入る部分のあった作品の感想備忘録兼思考の言語化トレーニングの一環です。 そんな大層なものではな…

『ごめん、別れてほしい』 大学生の女の子が、彼氏にフラれる話です。 第一回さいかわ葉月賞応募作品。 https://kakuyomu.jp/user_events/168180…

昔書いたものをサルベージ。アラサー青年と昔死んだ幼馴染の少女の、恋愛短編です。

こんな狂った食育で人間性をめちゃくちゃに歪ませられたい人生だったって話。 ヴィーガンの主張って人の良心とか善性に語りかけるもので、そうすればいつか届くはずって性善説に基いてるも…

白雪工房様主催の自主企画に向けての作品、第二弾です。追記課題は私の手に余るものだったので、別のお題での挑戦です。選んだのは「過去」、「ヒト」、「拳銃」、「傘」、「テセウスの船」。…

リップのかわりにハンドクリームを口に塗っちゃうマジメ？な女子高生とツンデレ？男子高校生の青春恋愛ものです。 ―――― 女子高生の小宮は、転校先の高校でイジメを目撃する。博多弁で…

好きなこと、好きなモノ。日々心に浮かぶあれやこれや。 忘れずかきとめ、誰かと触れ合うためのエッセイ。 丸く柔らかくあるいていきたい。

　日常エッセイです。不定期で気ままに更新します。 　常連さんも初めましてさんも、お気軽にコメントしていただけたら幸いです。気になったお話にふらっとお立ち寄りくださいな。

【※短編です。二万文字弱で完結します。】 　……邪悪を糧とする人型の決戦兵騎は、毒雨降り止まぬ限り戦い続けるという。 　単騎にして戦場に勝利をもたらす、全高四八メートルもの…

俳句です。フルーツです。 「一番果」というのは、一番良い！　という意味ではなくて、その植物にとって一番最初にできた果実という意味です。 第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト俳句…

日帰りで広島旅行をしたときの話です。 疎遠だった同級生から「広島に遊びにおいで」と電話がかかってきて……。 黒本聖南様主催自主企画「国内外の旅行記ください」参加作です。

「資格でも取るか」と思い立ち、勉強のため社会人サークルに参加してみたら、なんということでしょう、そこは淫行サークルだったのです……。 「エロ女と淫行イケメンたち」 ＶＳ 「主人…

「第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト　短歌の部　二十首連作部門」参加作品です。

2010年代後半から2020年代の大衆文化にみられる「弱さ」の表象が、これから社会を再構築していく際に参考になるような重要な価値をもっているのではないか、と思っていました。 そこ…

本記事は、文学フリマ福岡の開催初期の頃に文学フリマ福岡スタッフの一人として公開した記事などを紹介する一種の記録になります。 環境やしくみ、システムの変化があり、現在の文フリ福岡…

西の森には命を食らう魔女が棲むと言う。 人々はその残酷で、強力無比で、恐ろしい力に無謀にも手を伸ばす。 ある少年は助けを乞うため走り、 ある男は自国のために魔女を探し、 …

彼に別れを切り出した。 とっくに色なんかなくしていたことにやっと気づいた。 私が求めているのは灰色だけだ。

うちの社長がプライベートでやらかして逮捕され、ほかの従業員たちは逃げ出し、私だけが逃げ遅れてしまい職場に取り残されました。 私は「弊社の社長が逮捕されまして」と顧客に頭を下げ、社…

「成熟」を断念しながら、どうすれば社会を築き、他の人と共に歩くことができるのかを考えたくて書きました。 2009年に同人誌として書いたアニメ『少女革命ウテナ』の評論です。そのう…

居酒屋で気づいた妄想。 玉木宏だけが玉木宏なんだと、自衛隊の男は言った。 （特にストーリーはありません。つぶやきです。創作論について考えていたら、こういうものが書き上がりまし…

漫画原作コンテストで受賞したけど佳作だった！ 「佳作」とは、コミカライズするような、しないような、そんなふわっとした感じなのだった……。 エイプリルフールは何を書いてもいい…

ラノベってなんだろうってことを考えたいな、と思って書き始めました。多分、ラノベって明確な定義はできないのでしょう。でも、一般文芸とはちょっと違うもので、違うことができるジャンルな…

ラノベやweb小説でいう「わかりやすい」ってなんなんだろう？ということを考える一環として、web小説の漢字の使い方について一般文芸や青空文庫に掲載されている作品と比較を行っていま…

さまざまな言葉を小瓶に詰めるように。 不思議な話、温かな話、怖い話、それら様々なものを詰め込んだ掌編です。

小説、エッセイ、マンガに絵本。画集や写真集まで。 好きな本を気ままに読んだ感想を、気ままにつづるお気楽読書録です。

好きなものについて、緩く綴ったエッセイです。

Aは少女を拾った。少女はAに拾われた。

和洋の絶品お菓子を供するまれぼし菓子店。 たまたまお店と出会った〝わたし〟。 様々な場面で、三人の店員や常連客と、お菓子を通じて小さな心温まるストーリーが展開される。 美味しいお…

ちょい未来。ヒトがヒトを摂取しなければ生きていけない奇病があっさり蔓延。 しつつ、かなり人類は健闘してる世界で、犬井恭二はいきなり唯一無二のさらなる上位天敵と進化した。 たぶん最…

本に書いてあったことが、どうしても忘れられないのです。 揉んだり、割れたり……するらしいのです。

散り散りの思い、風景を自由につづる短い物語。

書評と書いてありますが、レビューだけでなく、私だったら、こういった部分に手を入れるかも、みたいな改善点なども書いていきたいと思います。 イベントで人柱になることを承知で申し込んで…

内容いろいろ。とりあえず幼児期から始まりますが、時系列は気にしていません。 タイトルは自分への戒め。油断すると1話分がすぐに長くなるので、先に宣言しておきます。効果はいかに？ 不…

缶コーヒーのオトモ程度の掌編や詩、エッセイです。 ちょっとキワモノのごった煮になってますが、お気軽ですよ。