概要
すべてのクズどものために
2010年代後半から2020年代の大衆文化にみられる「弱さ」の表象が、これから社会を再構築していく際に参考になるような重要な価値をもっているのではないか、と思っていました。
そこで、1990年代のサブカル作品を始点として、2010年代後半から2020年代のナナヲアカリさんの作品とココナッツ野山先生の小説『ギスギスオンライン』に至るまでの間に「弱さ」がどのように扱われているかを整理してみました。
※以前別のところで書いたものを改稿しただけとはいえ、一晩で大幅に改稿したので、誤字脱字や文法誤りの山。その上、引用にあたって著作権を侵害しないために必要な情報を入れているのですが、そのために非常に読みにくいです。ポツポツと本文を修正します。
そこで、1990年代のサブカル作品を始点として、2010年代後半から2020年代のナナヲアカリさんの作品とココナッツ野山先生の小説『ギスギスオンライン』に至るまでの間に「弱さ」がどのように扱われているかを整理してみました。
※以前別のところで書いたものを改稿しただけとはいえ、一晩で大幅に改稿したので、誤字脱字や文法誤りの山。その上、引用にあたって著作権を侵害しないために必要な情報を入れているのですが、そのために非常に読みにくいです。ポツポツと本文を修正します。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!本当に真っ当に、強く、正しくなりたいのか? という疑問。
漫画、小説、ドラマから、昔話や寓話まで。
常に問われ続けてきた「弱さ」の是非。
サブカル文化の変遷を踏まえて、弱さがどのように受け取られ、当時の表現者達がどう調理したかを詳細に描いた評論。
・
タイトルこそは硬派であるものの、年代ごとの変遷が名作達を引き合いに出しつつ分かりやすく整理されている。
克服、打倒されるべき存在だった「弱さ」が、少しずつ居住権を得て、性質そのものに価値を与えられ、自治をしていく……
そういった成長物語のような側面があって興味深い読み物だった。
読みながら思ったこととしては、時代が進むとともに「私達」という主語がどんどん小さいものになってい…続きを読む