「記録 夜」を含む小説

「死ぬのが怖い」 眠れない夜、考えてもどうしようもないことをつい考えてしまいました。 これは、自分を落ち着かせるために、出来事と心を記録するために書いた、長いながい夜の話。

――そなたの真実の母である《死の女神エリーゼ》のようになるがよい―― 　皇帝陛下はそう言って、寵姫エリスを故国へ帰す。 　帝都留学から１０年ぶりに帰国した彼女は、かつての教師で…

（今作は「霊々、夜。」の続編となります。初めての方はそちらからお読み頂けると幸いです） 夏越蓮夜は、高校二年生の春を迎えていた。 家業を手伝いつつ、新学期を満喫していたそんなある…

以前から、兄弟に夜見た夢の話をすると「お前の見る夢はクセが強ぇーよ !」とツッコまれることが多かったので「そんなことないよね!?」と思い、夜に見た夢の内容を記録してみようと思い立…

音のない世界を歩む「霜月朔夜」は音が聞こえないというデバフを持っているだけで虐められている、俗に言ういじめられっ子であった。 そんな彼女は悔しい思いが強くなり、今までに授かった能…

これはありふれた記録《リプレイ》。 雪の降る街。 レネゲイドを巡る暗闘の中。 ＦＨマーセナリーの少女と、壊れた探偵が出逢う話。

「赤の国の章」クレタが赤の国に戻ったところから始まります。 【書き込み用】リレー小説「ムーンフォレスト　――赤の国の章　世界の再生（仮） https://kakuyomu.jp…

舞台はとある田舎町にある楽器修理工房 そこでは、リペアマンという楽器を修理する職人たちが働いている。 主人公真日那の父は、「魔法の手を持つリペアマン」と呼ばれ崇拝されていた。 …

力に目覚めない巫で、王女の一人ミティスは、巫ゆえに幼い頃から塔に閉じ込められ、絶望しながら生きてきた。 亡き母も巫で、ミティスには愛情を注がず、父たちには疎遠にされ、女官には疎ま…

「どうすれば良かったんだよ」 　離島に暮らすありふれた少年、三嶋鉄雄には誰にも言えない秘密がある。幼馴染の少女、白鷺燈子を乱暴しようとしていた観光客の男をバットで殴りかかり、殺…

【毎週土曜日更新（２月中）】どこにでもいる高校生の少年が、どこにも記録が残されていない時代に囚われた、最愛の幼馴染を救うために戦う。とても小さな英雄の、想いと覚悟のものがたり。 …

二年二ヶ月におよぶ受刑生活。その記録。 眠れないときや、暇なときにでも読んで頂ければ幸いです。

蒼銀の髪に、年齢よりも子供に見える体格、彼女の名前はイリス・ノルダール。 彼女にはある目的があった。それは、この世界を外側から狙う災厄の女王を食い止めること。 そのために禁術を…

岩国及び周辺地域を舞台とした、近しい世界での戦記物語。 この物語は、2021年10月のある日の夜、シベリアのとある村にて発生した謎の事件を発端に、人類の存続を脅かす機械生命体に…

みんなすぐ忘れちゃうけど、意外と面白い（かもしれない）ことが溢れている高校生の日常生活。 作者が実際に体験したこと、考えたことをもとに、独自の脚色を加えまくって記録する、そのため…

新幹線に揺られて「私」と「遥」は横浜にやってきた。春の黄昏が照らす中、私たちは大観覧車に向かう。想いを告げる「私」に対して「遥」は…？ある春の日の夜の記録と二人の新しい歴史の幕開…

野球部の練習帰りに俺は河川敷でうずくまっている金髪少女と出会う。彼女は寂しそうに月から来たことを語る。満月の夜が明けると消えてしまう君と、真っすぐで優しさに溢れた俺との一晩の思い…

言葉に力を乗せて闘う異能力者『言霊師』。 中でも東京の「火村家」、京都の「手奈土家」、福岡の「金崎家」、宮城の「水面家」、高知の「木戸家」、は「五行家」と呼ばれる有力な一族。 奥…

とある日の記録を掌編にしました。 ぼくと彼と三日月のとある夜の話。

その橋の上で、けして振り向いてはいけない 地元にある太鼓橋伝説。 じいちゃんの葬式を終えた夜、真紘は姉の瑠璃とともに、家族の過去を辿るため、太鼓橋に行くことを決める。 さら…