「藪」を含む小説

　高校二年生の空手家・神木空也は強さをひた隠して暮らしている。クラスではいつもあなどられ、隣の席の美少女にもいいかげん愛想を尽かされそうだ。 　そんな折、空也も含めた高校生七人は…

ある日、藪から棒に幼馴染のユウに告白の手伝いしてくれと言われたんだけど、相手って誰よ？ まじほんと鈍感ハーレム野郎過ぎてムカつくんですけどー ふつーにムカつくんですけどっ！ ※…

「恨むなら私を恨め。だがこれもお前の運命だ。私のもとに産まれた、運命を受け入れるのだ」 「生きるも死ぬも、お前次第だ。アヌビス」 戦女神イシュタルは、我が子アヌビスの力を封印し…

——楽器が弾けないと音楽はできない。 ——歌が上手くないと音楽はできない。 いつから人はそんな常識を持ち始めたのだろう。 そもそも楽器は何のためにあるのか？　それは本当にないと…

警備員のヒトシはある夜、臨時の仕事で海辺の小さな工事現場へ向かわされる。 夜のあいだ現場に置きっ放しになっている工作機械に悪質ないたずらがあったのだ。 同僚の各務（かがみ）とおも…

※本作は毎週水・金投稿を目指して作者が頑張ってます。ご了承ください。 これは、寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行末雲来末風来末食う寝るところに住むところ藪柑子の藪柑子パ…

藪神　次太(やぶがみ　つぎた) 十五歳 自宅にて妄想を膨らませてのチョメチョメ(自家発電)中に召喚される 他のクラスメートと違い、召喚前に女神様の部屋に呼び込まれた　 金神…

死後の世界に通ずると噂される、村はずれの細道……黄泉小径。立ち入れば帰って来れないとも言われる、その不気味な竹藪の道に、しかしながら足を踏み入れる者が時折現れる。この物語では、そ…

都内の大学に通う〝私〟にはある「趣味」があった。 メイドの小夜(さよ)には嫌がられているけど、私にとっては生き甲斐とも言えるくらいとても大切な趣味だ。 人はソレを異常だと言うかも…

フリーのシステムエンジニアとして働く長内は、ある日18歳の美しい娘、塔子と出会った。 夫婦となり、子供ができると妻は故郷である山奥の村に戻って出産したいと言い出した。 愛する妻…

主人公の藪雨雅嗣(やぶさめまさつぐ)は、とある戦いで友人のつねちゃんを護れず戦死した。 その後何度も何度も転生を繰り返し能力引き継ぎで最強と呼ばれるようになる。 そして今世では現…

とりあえず人は死んでます

内戦で荒廃した国で、ようやく冒険者も傭兵も引退した「傭兵王」シド・スワロウテイルが作りたい『天国みたいな異世界』とは……。 異世界帰りのシドを、当時の人々がどう思っていたのか、…

夏に竹林で遊ぶのは、快適です。でもそれは整備された竹林。竹藪となりますと色々な物がいます。不浄な物でも意思を持つのかもしれません。

カワセミ様の自主企画、「 🍉夏の花【忘れ草（藪萱草）】をテーマに（短歌、俳句、詩）🍉」に参加させて頂くべく、急ごしらえで書いた小品です。万葉集の長歌が好きで、何時か自分もこんな感…

平安女子ってのは、夏だからってへばったりせずアクティブに過ごさなきゃね！ だから、時には勘違いが起きたり、苦しい恋をしたり、同僚が恥かいてたり、宮様に心寄せたりするワケ！ そん…

大正二年六月、ブラジルにある珈琲農場で働いていた私は、竹藪の中で豹に腑を食べられた状態で死んでいる源蔵さんを発見しました。獣に食べられる被害はよくあることなんですけど、源蔵さんの…

小学五年生の勇太は無類の生き物好きであるが、対照的に生き物嫌いの母によって飼育することを頑なに禁じられていた。そんなときに、近所の竹藪の中に誰もいない小屋を見つけ、勇太はそこで生…

【短歌・二十首連作部門】