「花の擬人化」を含む小説

　魔法に秀でたエルフ族のエリート家族の八男として生を受けた「ハナ」は、魔法が使えなかった。 その事を理由に家族から見放され虐げられながらも、大好きな花々を愛でながら強く生きていた…

白き魔女に守護される妖精たちの楽園。そこを飛び出し、ひとり立ちした蜜花の妖精には、ある秘密があった。 擬人化された草花や虫たちによる百合短編。

「第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部」短歌の部一首部門参加です。 テーマは中国の詩人、曾端伯が花を風格ある十人の友に擬人化した「名花十友」とさせていただきます。 ※花が資…

室町時代後期に成立したとされる異類婚姻（怪婚）譚「かざしの姫君（菊の精物語）」の現代語訳を試みます。テクストは新日本古典文学大系54『室町物語集 上』所収の「かざしの姫君」（市古…

人の願いや思いから生まれた「花言葉」はやがて花たちを繋ぐ言葉なり、人々に安らぎと平和を与えていた。花たちは人々に感謝しやがて人と同じ姿を得る。花たちは「花言葉」を自らの命として守…

花言葉シリーズの第二弾。短編小説です。小さな世界の住人の虫達を擬人化した物語です。舞台のように繰り広げられる小さなうぬぼれやの成長をそっと見守ってください ～あらすじ～ 原っぱ…

若者が恋をしてしまったのは植物でした。 初めてくらいに童話？を書きました。 「小説家になろう」にも掲載しています。

室町時代後期に成立したとされる異類物「桜梅草子（さくらうめのさうし・あうばいさうし）」の現代語訳を試みます。テクストは『室町時代物語大成』５所収の「桜梅草子」（横山重／松本隆信編…

文明が崩壊し、自給自足の生活となってしまった世界。 人々は里という孤立した集落を作り、外界を闊歩する突然変異種を警戒しながら日々を細々と生きている。 そんな人間の生活に欠かせない…

今まで書き溜めてきたものを載せます。 春夏秋冬にちなんだお話です。 主人公夜桜千秋は、何故か花が女の子に見てしまう体質であり、どうして自分だけなのかと色んな花達に振り回されな…

植物擬人化(?)シリーズ とある魔女が暇つぶしで始めた観察記録

　福井の田舎に住んでいたトンカツの元にある日突然、使いの者がやってくる。 「アナタにはトキタマーゴ王家の血が流れております」 　そして、王子様の婚約者候補に選ばれたトンカツは、夢…

短編です。 ある日……タンポポは、黒い蝶と出会います。 そこで生まれた、様々な世界。