「竜の女王」を含む小説

『公爵令嬢メディリア！　アネモネを貶めるお前は、王妃には相応しくない！　婚約は破棄だ！』 これは実際に言われたセリフではない。メディリアが夜会場に踏み入る直前で思い出した、前世…

　ひとりぼっちの神様のお気に入りの場所は 公園の砂場でした。 　自分の友達を作って遊んでいたのですが、 砂は脆くすぐに崩れ去ってしまいます。 　深刻な問題を解決に導いてくれたのは…

ガザルは砂竜の女王だ。彼女はサハリア王国の王太子ラヒムと恋仲だったが、彼は政略結婚のため隣国の第二皇女と婚約をしてしまう。 妖精のイヴァンに支えられ、徐々に失恋の痛手から回復して…

これは伝承と化した〈神の奇跡〉が失われ、銃火が騎士を淘汰した時代の物語。 滅びゆく大陸の覇権を巡って対立を続ける〈帝国〉と〈教会〉の戦争は、開戦から十二年が経過してなお続いてい…

花の王子と恋した姫は、竜に襲われた国で彼と戦う。花の王子は死ぬが、姫は花の国の女王になる。二人の愛は永遠に語り継がれる。

フェアリーとの〝魂の契約〟によって勇者の力を得た主人公アスト・ローランだったが、その直後、巨大な魔物に襲われすぐに力を失ってしまう。しかし偶然にもその時「導師」としての力に目覚め…

絶海の孤島の国エルゼールカは長年、闇夜に紛れて国を襲う、闇竜達の脅威に侵されていた。 奴隷の身分から、城壁将という地位を敬愛する女王陛下から与えられたジェラルド・スターリングは、…

「その『耳かき』とやらで儂を満足させられなかったら、お主はサメの餌にしてくれる」 そう言って凄みを利かせるのは、ドラゴンたちを統べる竜の女王様。 背中には黄金に輝く翼。同じく煌び…

基本的に１話完結の短編集です。 「詩・童話」のカテゴリにそぐわない、陰湿で胸糞なお話ばかりですゴメンね 雨月物語や、おおかみこどもとは特に関係ありません ※2021.06.19…

これは〈神の奇跡〉が伝承と化し、騎士が銃火に消えつつある戦場の物語。 二百年前に起こった〈東からの災厄〉と呼ばれる壊滅的な戦災を経てなお、滅びゆく大陸を二分する〈教会〉と〈帝国…

竜人の女王リリスは、ある日外出先で一人の男と会う。 男の名をヴィルヘルム。 身分を隠し彼と十日旅路を共にし、別れ、城に戻ったリリスだが、後日待ち受けていたのは──新たに側仕えとな…

『異世界生物』と呼ばれるようになった凶悪な生物が世界に出没して三十年。 紫姫はありもしない『竜』を出現させるための生け贄にされる。 父の指図で喉元を切り裂かれた瞬間に、骨だけの『…

　仕組まれた戦いによって世界が滅んでしまった。一人生き残った最強のチート・神凪カルマは、戦いを引き起こした『狂った神々』を追って異世界に転移する。 「誰かに操られたとしてもさ…

　どこにでもいる普通の青年、ヴィッチセップはある日交通事故によって死亡し、気が付けば完璧な生命体・古龍に生まれ変わっていた。 　生まれついての孤独、牙を剥く野生……。ついに倒れた…

「竜の爪は愛を知らず」ということわざがある。 時代を経て神から遠ざかった竜人には、人の愛はなく、ただただ肉欲があるだけ。 竜人の血に苦しむ流緒と沙地の国の女王沙羅との愛の行方は…

たった１５ｃｍの短剣が結びつける、勇者と女王の愛の物語…… に、なるはずだったのに。どうしてこうなった。