「短編百合」を含む小説

大波小南はずっと前から憧れだった先輩、黒花一凛に告白する――そして、フラれた。 けれど、フラれた彼女に一凛が提案したのは、ペットという特別な関係で……？

短編集『私のはなし』のうちの一話ですが、わりとウケがいいので独立させてみました。 独立ついでに、ちょこちょこと足してみたので少し長くなりました。

―あらすじ― 私の名前は寧々。高校のクラスで隣の席に座る小川紗月は絶対私のことが大好きだ。 でも紗月はツンデレで絶対に本当のことを言わないから、この天才JK、古寺寧々のパワフルで…

高校三年生の梨花は受験生として、勉強に時間を費やす夏休みを送っていた。 これまで「なんとなく」の考えで生きてきた梨花にとって、進学することも「なんとなく」。 しかし、夏のある日、…

深夜1時。残業で遅くなった私は誰もいない夜道を歩いていた。 人気のない夜道は不気味で、嫌な想像ばかりが膨らんでく。お化けが出たら怖いなぁ嫌だなぁと考えながら歩いていると、後ろから…

みんなが憧れるアイドル────天崎まゆが「おかしい」ことに気がついた私は、その謎を解き明かそうと試みるが……。 百合未満っぽい百合です。

女子高生の静乃は、ある日の放課後にクラスメイトの結菜に呼び出された。普段から話す仲でもないのにどうしてだろう。不思議に思う静乃に、結菜は愛の告白をする。彼氏持ちで異性愛者の静乃は…

　実験宇宙船アウスタティング号はついに天王星へのアプローチ軌道に入った。船内では知性化が施されたペンギンがたくさん飼育され、その世話をしながら主人公ナオ・イチムラは、自分が母親に…

『青薔薇は魔を招く』 ……巷ではそう言われているけれど、僕はそうじゃないって信じていた。 「幸せの青い薔薇」って僕の死んだお母さんは言っていたから。 吸血姫と僕っ子の百合なら…

運命を信じてる女の子と運命を信じていない女の子。この出会いは運命？それとも……？

女の子同士のスキンシップが激しいのは普通のこと。 私――柚音も例に漏れず、仲の良い同性とのスキンシップは多い。 だけどそれは人それぞれで、中にはスキンシップが苦手な子――しろちゃ…

ささくれができた親友に指を舐めさせられる話

唐突に友人から発せられた言葉。私にはその言葉の意味を理解することが出来なかった。 ひょんなことから私の貞操をかけて彼女と勝負することに。この勝負の行方は―― ハイテンションコメ…

《月葬》それはなにも遺さない葬式だ。だから廃れた。 けれどもわたしは今宵、双子の姉を月に葬る。姉を愛するがゆえに。 「ね、ふたりだけのお葬式をはじめようか、姉さん」 わたしに…

暖井星那（ぬくい　せな）：主人公。高校一年生。中学三年の時に、美空に恋をしている。気持ちを伝えられずにいるが、学校内では美空の傍にいたがるため、周囲の友人にはバレている。本人は、…

不動産会社で働く主人公の佐々木牧子は、酔うとよく記憶を失くしてしまう。 そこに部屋を探している年下の女性がお客としてやってきて… 彼女の求めている物件とは？―――本当の目的と…

ーー親友と独身最後の夜を楽しんでいた、はずだった。

人生は洗濯の連続なんよ。byクリーニング屋のおばちゃん どこにでもありそうでどこにもはないワンシーンを切り取った短編。青春と呼ぶには淡すぎる1ページを大人になっても握り締めたまま…

小さい頃から仲良しで、同じベッドでねむる姉妹。しかし、ある日を境に妹が姉に愛を囁く。 姉は寝たフリをしながそれを聞いていた......