「男男感情」を含む小説

　前世が心理士で、今世では自由気ままに一人暮らしをしていた次期公爵の公爵令息のシルヴィオは、ある日美少女が倒れているところを発見する。 　連れて帰って家で看病していると、美少女が…

十年前の火事で、兄が死んだ。 家族は壊れ、兄の親友だった男が義兄になった。 くすぶり続ける怒りと暴力衝動を持て余しながら、放火犯を探すことで、なんとか無為の日々をやり過ごそうとす…

　一五年前に星空が消え、異能者が現れた世界。 　【奇跡を立証するもの(SIGN－ALCHEMY)】――シグナルと名付けられた彼らは、何もせずとも、ただそこにいるだけで人々に恐れら…

深夜のファミレスで、彼女に浮気相手の男を紹介された。彼女が嬉しそうでよかったと思った。俺の「好き」はそういう「好き」だ。 ちょうど彼とは休日が正反対だし、連絡もデートもシフト制に…

　クラス転移で異世界へ飛んだ「紫亜久地果（しあくちか）」含めた３２人は、それぞれ超能力（ギフト）を得ていた。それをいいことに、自分たちの生きるため土地を得ようと転移した神殿の周り…

昭和初期、南埼玉郡花沼村。梨農家である小野寺家の使用人の子、佐々木良太郎は、小野寺家の後妻の子どもとして村にやってきた双子の姉弟、馨と邦正に出会う。良太郎の人生は、馨、そして邦正…

青と黒は、僕にとって悪夢の色だ。僕は、さっき見た悪夢のせいで正気を失っていたのだと思う。疲れから来る衝動的な行動。ちゃんと、夜は休みましょう、ね。

　ある日、俺に小学生の義妹ができた。 　漫画みたいな展開だって思うだろ？　俺もそう思っていたさ。 　だがしかし、俺は知らなかった。 　これは、俺にとって悪夢の日々の始まりだって…

数年ぶりに両親の住む田舎に帰省した啓治は、そこで行方不明だった少女が見つかったと知る。 その少女は啓治と同じ学校に通う同級生だった。しかし、啓治にはその少女にまつわる記憶がない。…

幼い頃に母を失った傭兵ベルナール。 彼は次代の円卓の騎士の資格を持つ少年オリヴァーと出会った。 数奇な運命の末、ベルナールは己の運命を知る。 ※この物語は、法律・法令に反する…

引っ越し前日の夜、我が家の狭いベランダで、キャンプごっこじみたお泊り会が開催される運びとなった。春には新社会人になんなんとする男二人、師走の始めのことである―― 「引っ越し前日…

御年十歳になるユーゴー帝国の第三皇子ハーレイは、皇家の家風と教育方針に馴染めず悩んでいた。 ある晩、帝城からの脱出を目論んだハーレイは、立入禁止の裏庭へと迷い込む。 美しい花々…

地元では天才ともてはやされてきた松野潮は、自身の芸術の大成を胸に抱いて、芸術大学入学を機に上京した。 しかし、芸術大学は地元と異なり、才能を持つ若き芸術家の卵が多く在籍していた。…

『必ず爆発描写のある小説』企画参加作品です。

絵を描くことが好きだけれど、その道は選ばなかった大学生・加島（かしま）。彼がありついたアルバイトは、三鷹市深大寺にある大きな一軒家の管理だった。 「葱坊主をもらったんだ。ちょっ…

2022年6月4日〜5日に開催されたオンラインイベント『男と男の巨大感情』で頒布したPDF無配の再録です。タイトル通り男と男と男、幼馴染の男3人組の感情が行ったり来たりする話です。

性癖小説選手権、三本目です。これで最後です。年の差物騒BLかもしれません。 性癖：欠損 性癖：旧家の謎しきたりで人権がない 性癖：年齢差のあるカップリ

愛だってさ。人間に、愛なんて感情があったとしてそれは本物かな？ 僕は、思わないよ。だから、躊躇なく、やれるね。