クラス転移のメイトとの再会は敵として ~能力が(比較的)弱すぎて参謀として後衛に引っ込んでいたぼくだけが敵国に捕まったので寝返った件~
金雀枝 新
プロローグ「前置きを、判決を下される直前からお届けいたします」
両膝を着き、両手は体の後ろで手錠をかけられている現状。
——え~、終わりです。
ぼくの物語はここで終わるらしい。
……嘘ですけどね。
ピンチはピンチよ?
人生で~、250番目くらいの?
コツコツと足音が鳴り、貴様、と声をかけられる。
「貴様、顔を上げよ」
顔を上げてみると、可愛らしいザ・お姫様と言った様子の女の子が目の前に一人、玉座のようなものに座っている。
ここは王宮らしい——らしいというのはぼくが外の情報を一切遮断されてここに連れてこられたからである。
——じゃあ、なんでこうなったかの回想入れようか。
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