「田舎SF」を含む小説

時は2007年。1997年に宇宙人たちが地球に飛来して十年の月日が流れた(ラブコメ)

２０ＸＸ年、女子高生日本国大統領譲葉サユは、秋田県を日本から追放した。秋田県知事佐竹ルイ１５世は、日本からの支援なく「秋田国」を維持することを目指す。 しかしそれを、ベスプッチ帝…

舞台は、太平洋に面する比較的温暖な気候の浜通り。２４年８月、医学部２年の神咲彩人は実家のあるいわき市へ約１年ぶりに帰郷する。 昨年春先に同市を襲った３月の隕石雨・通称MM災による…

【あらすじ】 日本のとある山間地帯「かみのね」に異変が起きる。 都会から隔絶されたド田舎に、ゆっくり忍び寄る宇宙からの脅威に立ち上がるのは、かみのね土着の、正体不明のロボットと、…

小山悟は、親友の倉田カオルを交通事故で亡くしてしまう。小山はうつ状態になり、なかなか前を向けないでいた。だが、なし崩し的に始まった宇宙に衛星を打ち上げるプロジェクトは、彼の心を徐…

他媒体用に書いたのですが、シナリオ段階で没になったものです。捨ててしまうのはちょっと惜しいので、ここでひっそり供養します。

昭和三十年、七月。滋賀県N町に「私」は訪れた。 それは、この町に伝わるとある伝説を調査する為だった。 そこで「私」は二人の若者に出会った。

記憶術、プロ野球、アンドロイド、幽霊、作家、スマホ、スカートの中、etc…… ＫＡＣのために執筆した作品について自作解説しています。 興味のある方は、どうぞご拝読ください。

地域おこしNPOでボランティア活動に勤しむ僕は、ある日真実を知ってしまう……

大学時代の同級生が家を訪ねてきた。 金の貸しをなしにする代わりに、 指定したところに連れて行ってくれという。 俺は言われるがままに車を走らせた。 社会人男性二人であちこちにドラ…

　30過ぎでうつ病とパニック障害を併発した俺。会社を辞めて数ヶ月経過後、何とか少しは動けるようになった俺は生活の為にある会社の採用試験にエントリーする。その仕事内容は演算空間にて…

人はいつからか死ぬことはできなくなった。 ペテルギウスは崩壊して、ハワイが日本に近づいた、そんな遠い遠い未来の話。 「僕」は数えきれないほど生きていて、生きることに倦んだまま、も…

　鶴来家の長女、鶴来千代（つるぎ-ちよ）は手書きの文字を読むと、誰が書いたかを当てられる不思議な特技を持っていた。曽祖父が残した「文字は心を映し、言葉に力は宿る」という至言。千代…

　あの夏の日―――天気予報はたしかに晴れを告げていた。 　夏休みにセンパイと鳴神島を訪れた僕は、打ち上げされることなく廃棄されたロケットを見つけた。そこで出会った少女の名前は、…