KACのゴールへ

青キング(Aoking)

KACのゴールへ 

 一回目 おうち時間

 

家の中で見覚えのある人や物が大変なことになっている  https://kakuyomu.jp/works/16816452219024122455


 この作品は作者が得意の記憶術を題材にさせていただきました。

 場所法記憶使用者の頭の中を面白おかしく綴り、畳みかけるギャグ仕掛けの小説になりました。

 作品の中で主人公はゆっくりと家の中を歩き回っていましたが、実際の記憶力競技になるとあの鈍足具合ではとても通用しません。

 もちろんツッコミを入れる暇などなく、むしろ集中できていない状態かも知れません。

 とはいえ。作者もルートをゆっくり巡る際には、あまりに置いたイメージが珍奇すぎるとツッコミます。




二回目 走る


優勝への大きな一策。代走

https://kakuyomu.jp/works/16816452219041753240


 このエッセイは作者の代走への思いを徒然に書きました。

 代走には試合の流れを一気に変えるぐらいの力があります。たかが一点、されど一点。

 特別規定で延長がなくなった今年のペナントレースは、より一層一点を争う試合が多くなりそうな気がします。

 


三回目 直観 


アンドロイドに直観を与えてみたら

https://kakuyomu.jp/works/16816452219077519225


 この作品は一から十まで海野十三作品に感化されています。

 普通では考え得ない発想と常軌を逸した登場人物など、海野十三の作品には欠かせない

要素を自分なりに料理しました。

悪く言えば劣化版なのですが、執筆の最中はこれまでになく筆が乗りました。


四回目 ホラーorミステリー


高架下の幽霊

https://kakuyomu.jp/works/16816452219152373735


 作者は『リング』『らせん』『残穢』しかホラーを読んだことはありませんが、あえてホラーに挑戦してみました。(以前にぼくの書いたミステリーがミステリーと呼んでいいのかはさて置き)

 慣れないジャンルだからか書き始めるまでに時間を要してしまい、完結には至りませんでした。作者の力不足故に申し訳ありません。

 ちなみにこの作品に登場する幽霊の正体は、飛び降り心中の女性ではなく、高架すぐの曲がり角で自転車に引き殺された妊婦だったという予定でした。

 主人公が正体を突き止めて慰霊の花束を供えるまで書こう思っていましたが、書き切れず残念です。


五回目 スマホ


人間ナビゲーション

https://kakuyomu.jp/works/16816452219175599908


 これもまた海野十三に感化されて書いた作品です。

 天才博士が新型のスマホ開発して披露、というシーンが物語のほとんどを占めますが、スマホ社会に対する警鐘も含んでいます。

 人工知能が人類の操作の手から離れ、いずれは人類と敵対する、というのは都市伝説的な何かで語られています。この作品はその危険を大袈裟に書いてみました。

 人工知能が人類を手足として扱い始める未来は、あり得るでしょうか?



六回目 私と読者と仲間たち


山奥の小説家

https://kakuyomu.jp/works/16816452219224226480

 

 この作品はお題を発想の種にして創作されました。

 高台から小説原稿を紙飛行機にして飛ばしている、というアイデアもありましたが、原稿用紙で作った紙飛行機がどれくらいの距離を飛んでくれるのか不明で却下となり、墓地に供養されている謎の小説原稿と相成りました。

 参考にした作品も作者もなく、一人称視点小説での作者の素がかなり出ています。

 自分色に染まっている、と言えば格好がいいけれど、別に染めたつもりはない。


七回目 21回目


二人の21年目

https://kakuyomu.jp/works/16816452219269186647


 この作品は当初書き進めていた小説がPCのエラーで消失し、急場しのぎで書き上げたものです。

 そのため本当に他愛もない会話ばかりの小説になりました。

 もともと書き進めていた作品では、山間の小さな美術館が高速道路の敷設により閉館、その美術館の館長と副館長の会話劇だったのですが、細かい設定は全ておじゃんとなり、会話の部分だけが残りました。

 とはいえ、当初書く予定だった小説でさえ、なんこれ? と評価にも値しない作品になっていたであろう。


八回目 尊い


仰げば尊し(スカートの中を覗きたい)

https://kakuyomu.jp/works/16816452219304512847


 KAC自作の中で最も背徳的で倫理を逸脱していると思います。

 ジャンルとしてはラブコメとなっていますがイチャイチャも甘々もなく、主人公の犯罪行為を見届けるだけの小説です。

 奇想天外、とはあらすじでは書いていますが、側溝に潜んでスカートの中を覗くという行為は現実であったケースですから、作者が一から考え出したアイデアではないです。

 一応申し開きしておきますが、作者はスカートに執着を持っていませんし、側溝に入る気もありません。


九回目 ソロ○○


ソロホームランを無くそう

https://kakuyomu.jp/works/16816452219349267281

 二回目のお題『走る』に続くプロ野球のエッセイです。

 お題に沿った作品が考えつかず他者の作品を閲覧しているうちに着想しました。

 連載中のライトノベルを執筆したい、という考えもあり、なんとか一夜で書き切れる内容であるエッセイを選びました。

 楽をしようとしている、と言えばそうですが、プロ野球が開幕したことも相まって、ちょっとした自論を書きたくなりました。

 ソロホームランには、良いソロホームランと悪いソロホームランがあります。良し悪しは試合の展開で変化しますから、よければ皆さんもソロホームランの良し悪しを評定してみてはいかがでしょう。



 以上、KAC自作解説でした。これでゴールイン、ということで十回目のお題を無理矢理こじつけました。

 他者が頭を捻って作品を書いた中、過去の九作のまとめるだけ、というのは、良心的に大丈夫だろうか?

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