「樋口一葉」を含む小説

　ウチらの「魔改稿の夜」は、ただの小説講評会やない。過去の偉大な文豪たちを時空の彼方から呼び寄せ、ウチらと共に作品を語り、さらには彼ら自身の手で改稿までしてもらう――そんな前代未…

死にたいのに、死ねない。せっかく結核になったのに 時は明治。 良子は大学在学中に結核と診断されたため、サナトリウム南湖院に入院する。 幼いころの事故で片目を失った良子は自分の容貌…

地元で有名な名家に生まれた令嬢がいた。 幼い頃から美しいと評判の娘だったが、年頃になっても相手を見つけずに一人で生きていくと言い出す。 両親の心配をよそに、世間では彼女を面白おか…

ツイッター上で「多谷昇太」の名で数多くの和歌をアップして来ました。人生の折々、喜怒哀楽につけて兎に角和歌を詠んで来たのです。ですから私にとって和歌は連れ合い、そして友達です。和歌…

太宰治の作品ばかり読みふけっておりましたが、断片的な記憶を元に太宰作品をモチーフにした鬼退治を書き起こしました。不定期連載です。一応、完結する予定です。

🌸夢の中で、あなた(鈴村さん)はイケメンの彼氏と付き合っている。だけど全然楽しくなくて、何となく“大切な誰か”を忘れてる感じ。 その正体に気づいたあなたが目を覚ますと――🌸 こ…

碌山や中村彝、インドの革命家・ボースとの深交で近代史に名を刻む相馬黒光も家庭では煩悶を……。杉田久女、川島芳子、樋口一葉、平林たい子に次ぐ私見近代女性シリーズ。全53話。

第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト　【短歌の部】二十首連作部門 文豪の名を歌の中に詠み込みました！ 折句です。 折句とは、例えばこんな感じ。 からころも きつつなれにし …

（あらすじ） 明治二十九年一月。執筆活動をこなしながら、銘酒屋街にある借家で母と妹の二人と暮らす樋口一葉は、同日に二通の封書を受け取る。 一通は文壇について忠告したいという斎藤緑…

一葉恋慕・大森編の続きです。こんどは私が明治時代にワープして来ました。一葉さんや母おたきさん、妹邦子さんがどう暮らしてらっしゃるのか…のぞき根性で拝見しに行って来ました…などと、…

女性の間で時代を超えて、いつまでも輝きを失わない文学作品と云えば「源氏物語」でしょう。作者は紫式部。生前その紫式部の生まれ変わりではないかとまで云われた作家が樋口一葉です。こちら…

【2024年2月20日（火）ファンタジア文庫より発売！】 戦いの中で散った夏目漱石は、森鴎外の禁断の医術により樋口一葉の身体で蘇った。身を隠すべく女学校の教師になった漱石は、協…

お金をまとめて下ろすと、三枚くらいはピン札が入っている。 それをコツコツと貯める。 少ないけれど野口英世も樋口一葉も福沢諭吉もみな愛おしい印刷ぶりとピンと張った佇まい。 お札にと…

太宰治こと【タザイ】は不思議なパイプの精と共に旅立った。 かの邪智暴虐なる王芥川龍之介を倒すために…… 　以下がテンプレになります。 一行（パーティー） 【太宰治】＝【ダ…

といっても推しゆえの讃歌です～。(^^♪〈全10話〉参考文献『樋口一葉　日記・書簡集』（筑摩書房）『新潮日本文学アルバム　樋口一葉』（新潮社）

　多くの人が集まる町の一角に、ひときわ輝く場所がある。 　多くの人が出入りし、行き場を失った者が流れて来ることもあるけれど、誰もが暗い顔なんてしていない。 　昼も夜も人をもてなす…

※この作品はフィンディルさんの自主企画「あなたの小説の方角はどちら？」参加用書下ろし作品です。 　自主企画URLはこちら。 https://kakuyomu.jp/user_ev…

２０２４年に紙幣が新しくなるらしい。 ２０年ぶりと聞くが、ポストコロナの新たな暮らしにはタイムリーなのかも……。 新しい肖像画は、一万円札が福沢諭吉から渋沢栄一へ、五千円札は…

夢月七海さんの自主企画　同題異話２月号「沈黙に積雪」　への参加作品。 《最強女子》✕《地味男子》　幼なじみの二人が過ごした一抹の思い出。 着想元は樋口一葉さんの「たけくらべ」。

　私、今は『武装探偵社』という私立探偵集団と称せばいいのか？ 　私のような異能力の凄腕達が集まっている会社である。 　赤レンガ造りの中古ビルの上のほうにあるオフィスに、私、泉鏡花…