「昭和 あやかし」を含む小説

大戦へ加速する、1918年(大正7年 / 民国7年)。 林 一葵《リン イークゥィ》は、日本へ行商に渡る『華僑-かきょう-』として生を受けた。排斥運動で脅威迫る日常を変える為に…

僕事　東狐　司（とうこつかさ）は幼いころに怪我した事から、稲荷様に「こっくり」の能力を貰う。この能力は、考えた瞬間に答えが解ると言う特殊能力なのだが…答えは解るが、その過程が一切…

子々孫々まで祟ろうとした相手が子孫を残しそうにない弱々だった怨霊！　困ったのでそいつに子孫を残させようと料理を作ったり掃除洗濯したりして奮闘！　子々孫々まで祟られてる男は、世話し…

以前にそれぞれ個別に掲載していた【霊媒師ミユキの事件簿】を連作短編集として、再掲載します。ミユキと相棒のクロウが、動物霊や妖が絡んだ事件を解決していく、ファンタジーとミステリーが…

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 【あらすじ動画】 ◆忙しい方のためのショート版（1分） https://youtu.be/AE5HQr2mx94 ◆完全版（3分） https:/…

昭和三十年代の四国は土佐の国。『薫的神社』の傍らで、太夫と呼ばれ、この世の物ではない『モノたち』を鎮める業を持つ、老女とその幼い弟子の物語。(一話完結の連作) 連載中の『はちきん…

亡くなった祖母の遺品を整理していたら、蔵から怪しい木箱を見つけた依子。 それを開けると、中から出てきたのは顔中に札を貼った奇妙な男性で――――！？ 百鬼（なきり）と名乗る呪物と奇…

昭和20年代前半。 ぼけぼけと暮らしている謎の青年「はる」と「さくら」二人のもとに骨董屋から曰くありげな掛け軸が持ち込まれる。 どうやらその正体、はるには見覚えがあるらしい。 面…

時は昭和。湘南は海辺も町も人影まばら、夜道は暗く、路地裏に潜む闇は深かった。人と魔が混然と暮らしたあの時代を背景に、湘南の陰影を奇妙で短い物語に紡ぎました。あなたの知らないあやか…

可愛らしい妖怪“のっぺらぼう”。彼女と出会った団子屋家族の、数世代に渡る愛の物語。 時代別に物語は進んでいきます。 ・明治編 ・昭和編 ・令和編 ※歴史的描写や表現には史実と異…

昭和の時代、異聞はまだ息づいていた。 とある才女、木島集歌が帝都大学に在籍していた時の話。 民俗学を専攻していた彼女は、かの遠野の地にてとある「異聞」に憑りつかれる。 それ以来、…

――昭和35年、東京。 呪いの蛇を身体に宿したツツミは、和紙を千代紙に染める楠染工の三代目・霧衣に会う。彼は〝この世ならざるものたち〟を花鳥風月の図版で包み、天に贈る〝紙屋〟であ…

服部深は、ある日父親の実家で古いカメラを見つける。因縁のありそうなカメラを手にしたとたんに声が聞こえた。写真を撮らせろ、俺はヌードが撮りたいんだ。お前ならできる、俺が力を貸すと。…

世に倦んだ少女「ふゆ」とあやかしたちの話。 なろうで連載していた、 九谷(霊）環境調査株式会社の見習い調査員 の途中の章です。ここだけで読めるようになっています。

小さな町の小さな床屋。 小柄でちょっぴり、腹が出ている中年のおやじ。 おやじには秘密があった

戦後間もない頃の日本を舞台に、怪事件に挑む退魔師の活躍を描いた和風ファンタジー作品です。 【はじめにお読みください】 ・本作は声劇用のシナリオです。 ・キャラクターの性別は定め…

川の主が死んだの３度目の続編になります。 新たな川の主、節が迎える二度目の年末。川に放棄された自転車を撤去する事に。山のゴミ処理場まで辿り着いた時、そこは何やら慌ただしく……？…

着物のセンスはお銀さんの対丈着流し仕様に憧れる ガリガリの実験屋経由PMで仕事は引退したがクセは抜けない インスタに上げては滑ると繰り返していた 還暦のクルマ好きな昭和な鷹さん…

舞台は昭和初期。河原に佇んでいた男の独白は、母親への歪んだ愛情だった。

時代は昭和の終わり頃。神奈川県陽岬市に住む東郷晃一は、吸血鬼と人間の混血である少女……久住シャルロットを拾った。 本来ならば彼女を「狩る」のが晃一の仕事だった。しかし、居場所を失…