「後ろ姿」を含む小説

『幽閉礼状』私達の子 『溶質快晴』僕の空 第三弾　『滂沱条約』君に孤悲 高校1年だった佐賀美菜穂は失恋して気づけばあっという間に高校3年になってしまった。平和の中で育ってきた…

いっけなーい！遅刻遅刻！私の名前は油女　初香！花のJK17歳！学校へ向かってる途中突然リムジンに轢かれちゃった！でも私は花のJK！こんな程度では傷もつかないわ！私が去って行く後ろ…

【原作版ですよー】 　銀色の髪をなびかせる可憐な少女が七色のオーラを纏い、神々しい光を放つ剣を片手に巨大な魔人を圧倒しながら戦っている。 　そんな中、この場に似合わない一人のお…

娘が誰かと旅行に行くらしい。 そのせいで、新婚時代に妻と出かけた温泉宿を思い出した。 妻の後ろ姿は、記憶とさほど変わらない。 娘が出かけた先にも、きっと……

【KAC2022】お題：焼き鳥 会社の先輩は、美人だ。 会社の先輩は、厳しい。 恋愛感情ではなく、人として尊敬している。 だから俺は、その後ろ姿を追いかけた。

少し重いしくらいかな～って思いますけど 自分の本心文字にすると　こんなかなって 思って書いてみたものです。

　肖像画を描いてほしい。 　はじめての作画依頼を受けた美大生のMIRUは、自身が暮らすのと同じ街にあった豪邸へ訪ねた。 　 　しかしそこで要求されたのは、その屋敷に住む若い娘…

"世界最強"のレンジャー、〈戦錠〉セオーク。 その活動を支える地元のモーテルオーナー、レイモンドは亡き妻の遺影に過去を思い出す。

ちゃんと食べてるかなぁとか、ストーブは見つかったかなぁとか、ドアに貼ったメモには気づいたかなぁとか。

美しい人に恋をした私と、私を愛した美しい人。時間に追われながら、時間を追い掛けながら、遠くなっていく後ろ姿。永遠の約束は果たされることなく、鮮やかなオレンジ色のノンスリーブのワン…

　デアとルードスは幼馴染であり、付き合いたての両想いカップル。 　しかしどちらも奥手なせいで、交際から半年経ってもまだ手すら繋いでいなかった。 　そんな初々しい２人を背後から見…

————同窓会。 私はあの人の影を追って生きてきた。 あの美しくも醜くて儚い青春の記憶。 この感情を友情と呼ぶのか、恋と呼ぶのか未だによく分からないけれど。 あの頃に戻る為に…

非常階段から見える、バスを待つ君の後ろ姿に、心を惹かれる私がいた。 初めて話したときのこと。君が好きなものを全力で調べた夏の夜。 君の世界に私が入った日のこと。それから、君の世界…

小さい頃、両親が離婚した。 でも、それに対して悲しいと思った事はない。 だって父さんの顔なんて正直覚えていないほどだし、唯一覚えている姿も『後ろ姿』だ。 でも、そんな私がわざわ…

通学中の電車の中。背中合わせの窓に映る、自分の後ろ姿。 そしてその「鏡像」に潜むもう一人の「私」と、 その「私」の告げる本当の「私」。 カップラーメンを作る間に読めるくらいの、…

非常階段の一段目に腰掛けているクラスメイトの彼女は、いつも昼休みにスマホで小説を書いている。 その後ろ姿を、非常階段の二階から手すり越しに眺めていた。 ある日、彼女がそんな自…

夏期講習の帰りに、あの人を見つけた。僕がいつも通る美術学校で見かける人だ。 その後ろ姿を見て、僕はそっと彼に近付いた。彼の目は真っ直ぐで、嘘をついたことのない赤ん坊のような瞳だっ…

600字縛り自主企画、6話話完結！ １、26、345で違うお話になってます