「待合室」を含む小説

元はお題「狸」から

　角館実篤（かくのだてさねあつ）は生徒会長兼文芸部部長との軋轢で部活を辞めた。ある日、いきつけの歯医者に行った彼は、待合室で同学年の生徒会役員の女子がドーナツを食べているのを目撃…

記憶を失った少年、鍵山 優。突然彼は謎の茶会部屋へと招待される。9つの扉に囲まれ、その中央にはティーセットが置かれた机と椅子。 部屋の支配人である少女は言う。 「ここは貴方の記憶…

中学校3年生の烏丸美羽（からすま・みう）は婦人科の待合室にいた。お腹に赤ちゃんがいると婦人科で1週間前に言われたためだった。 お腹の子供の父親である朝陽（あさひ）先輩に、そのこと…

職場の先輩・カジイさんが語る恐ろしい話。旅先で訪れた、寂れた街の無人駅。待合室で見かけた、へビを眠らせるジジイの次なる行動とは……？ 　「やべーヤツ」と身近に遭遇してしまった恐怖…

ある冬の天別（てんべつ）駅の待合室に、いつも１人の女がベンチに座って待っている。その女はたず。帰らぬ弟、留吉を待っている。

全2話。約5,000文字。 ぜひ、最後まで読んでください。 そして、また第1話に戻ってください。 関連ホラーのご案内 ①「彼女の親切」 隣人との関係が闇に染まる https:/…

　健は以前から定期的に通っている病院があり、いつも行っている薬局があった。 　薬局に入ると、今までいなかった新人の女性薬剤師に目を奪われる。 　彼女と少しでも話がしたいと思うが、…

病院の待合室。たくさんのママがいる。 ママは「なぞなぞしよう」って言ったんだ。 むつかしいな…。いくつもいくつもヒントを出してもらったけれど。 なかなか「ピンポーン」ってならない…

【コメディです】整形外科の待合室、先生の呼び出しがおかしい。

なんでもない平穏な時間を切り取る。 自身への問いかけや生き方の選択肢などに思いをめぐらせたり、ふとまわりを見渡して観察したり、そんな私のエッセイ。

　僕と私が出会ったのは精神科の待合室。 　そこで出会った僕達は大学生になって、アパートの隣の部屋で暮らしていた。 　僕と私が抱えるのは、多分お互いを鏡にした、自分自身への自己…

大財閥〈篠沢（しのざわ）グループ〉本社・篠沢商事に勤める２５歳の桐島貢（きりしまみつぐ）。 彼は秋のある夜、上司の代理で出席した会社のパーティーで、会長令嬢で高校２年生の篠沢絢乃…

女子中学生の結衣は見知らぬ駅にいた。どの列車に乗り、どこに行くのかもわからない。結衣とその駅で出会う人たちの旅立ちの物語

あら、あなた…お仕事終わったの？ そう…　いいえちょうどいい所。 そうだちょっと買い物に行ってきてもらいのよ。いまリストを渡すから。 大丈夫。こういうのはまだ時間がかかるから。 …

仕事帰りのサラリーマンである主人公は、いつも通り仕事をこなしていつも通りに帰宅する。そして、電車が来るまでの間待合室で待つのだが、そこに何やら怪しい雰囲気を纏った人が近づいてきて…

片田舎の駅で電車に乗りそこねてしまった男。 駅のホームをねぐらにしているネコ。 最後の仕事を終えた男。 ……など駅のホームで起こるオムニバスストーリー。今日もどこかで何かが起き…

現代社会に生きる女性トモコが、カラダの不調に悩みながらも、医療機関に通う日々を綴った日記です。高度情報社会において、個人情報やプライバシーが侵害される中、トモコは医療現場でのさま…