「和風小説」を含む小説

埼玉県に伝わる伝説というか民話を元にしました。嘘です。流石の埼玉県でもこんなに狂った伝承はありません。昨日、僕が適当に考えました。ごめんなさい。本当にフィクションなので、絶対に信…

注意：性描写ありのエピソードは非公開となっております（途中話数飛びあり） ＊第26回ルビー小説大賞応募用あらすじは3月末までに掲載します。 【あらすじ】 　貧しい漁村のみなし…

時は平安時代。 鳴くようずいす平安京。 代々朝廷に仕える忍び一族の娘・翡翠（ひすい）は、訳あって名乗れないと自称するやんごとなき主に仕えるくノ一である。 主の代わりに琴の名手と…

　毎夜、歓楽街に訪れる山高帽の男。時に遊女を買い、時に酒に溺れる。それらは全て、彼の欲を満たすための支度に過ぎない。 　近頃は、＂赤烏＂という街一番の遊郭に面した茶楼の二階が男の…

天蘭王国(_ﾃﾝﾗﾝｵｳｺｸ_)の第一皇女であるセナは現国王であるルク王の1人娘であり、この国の後継ぎでもあった。 しかし、天蘭王国で年に一度春に行われる春祭りの日に何者かによっ…

主人公結衣は、時代劇や浮世絵に出てくる髷が大好き。大学では、髷好きとして奇異の目で見られる日々を送っていた。そんなある日、結衣の描いたイラストが光出して…そこから飛び出してきたの…

※『最強に尊い！「推しメン」原案小説コンテスト』にて中間選考、 『第9回 角川文庫キャラクター小説大賞』にて一次選考まで残して頂きました。ありがとうございました。 受賞は逃してし…

時は江戸時代、農民の与作は飢饉による生活苦に耐えかねて村から夜逃げをしてしまう。 夜逃げ中に足を滑らせて崖から転落した与作が次に目を覚ましたのは何処とも知らない霧に包まれた世界だ…

『春』の地で拾われた少年・アオジは、はじめて自分の式神（しき）を作ることを許される。しかしアオジが産み出したのはふつうの姿の式神ではなかった。なんとも頼りない声の出せない式神で、…

カフェの窓際席で執筆に励むのが日課の男性。静かな店内で流れるジャズと外の街並みを眺めながら、物語を紡ぐ穏やかな日々。心の奥底と向き合う中で、彼の内なる旅路が静かに広がっていく物語。

　海辺の小さな町に住む少年、海斗が、ある夜浜辺で拾った不思議な灯籠。その灯籠には「お願いをひとつだけ叶えます」と書かれた紙が入っていた。小さな願いを込めて海に放った灯籠が、彼の日…

　過酷な労働と無情な現実に押し潰され、失われた希望を抱えながらも、死を願う日々を送る男。かつては豊かな家庭で幸せに満ち溢れ、愛する家族と未来を共に描いていた。しかし、突如として訪…

弥助は、山奥で「破邪の試験」と呼ばれる修行を受けていた。この試験、試練の一種で、肉体的・精神的限界を超えた苦行に耐え、自身の霊力を高めるものである。試練が成功すれば真の修験者とし…

共契山(ともちぎりやま)で肝試しをしたトトとカカはうっかり帰り道の山道で形見の数珠を落としてしまう。無事、途中の山道で数珠を見つけたカカは数珠を探しに山道を戻っていったトトを追い…

夜空を真っ赤に染める炎。故郷を賊に襲われ、その時死んだ女。 三年後、白鈴は水槽の中で目覚める。 彼女は意識を取り戻し気付く。そう、人の姿をしていなかった。 記憶は曖昧。体は「水…

龍神と龍脈を祀る聖なる大地にその昔、双子の男女の治める国があった。陰陽国【いんようこく】と呼ばれたその国は、四人の領主たちの反乱によって、十七代目にしてその歴史を終えた。その反乱…

ようこそ、明千香ワールドへ！ 30歳以上の人生経験豊かな大人の女性が読んで愉しめる中華風味つけのエンタメ小説を目指しています。いい男たちといい女たちの描写に自信あり！ あらすじ…

境工（きょうく）という珍しい職がある。神域の門たる「境（さかい）」専門の大工だ。 この短編は、少年境工アケの仕事を追いながら、その神秘の職人技を紹介するものである。 風土記系競…

『ぎりぎり公卿』の姫君・沙那は、恋に奥手で恋人もできたことがないと嘆かれていた。 ある日、従妹であり帝の寵愛を受ける女御・紗子が行方不明になったと知らされた沙那は、紗子の不在をご…

第一階層の、魂の管理者だったのに、第七階層に落ちるなんてっ！ もう、ひどいっ。あれ？ ……あの人だれ？　帝！？　きゃー、かっこいい！！！ 凛月（りる）は第一階層の魂の管理者であ…