「ヴィーナス SF」を含む小説

　ラグナロク戦争もなんとか終結した。 　その後始末は何かと厄介で、色々と問題が残っている。 　その１つ、献上品問題が『散茶（さんちゃ）』制度として解決、そのおかげで、今度は長年…

ちょっとエッチな物語です。 女の人の〇〇時の〇〇はとても美しいですよね。時に別人と思えるくらい。 でもそれはとても恐ろしいことの始まりでした。

西暦2220年＝新金星暦20年の金星。 20年前に突如として帰還した先住民族により地球と瓜二つの姿になったこの惑星は、その名のように女王が統べる星。 女王の双子の皇子と皇女、レオ…

　惑星アールヴヘイムンにもハレムがある。 　しかし、ハレムとは名ばかり、正式なハレムではない。 　なぜならば、ヴィーナスさんに暗殺団を送り、許されたのに十年もたつと、ネットワ…

ヴィーナスさんの各種物語の口上を時系列に集めたものです。

　惑星アールヴヘイムン……執政官スジャータの間接統治の下にある。 　テラ宇宙のソル星系よりエリダヌス座の方角に十光年、エリダヌス座イプシロン星系にある海洋惑星。 　数々のミニ…

　惑星中原……ネットワーク・レイルロードの最重要ステーションはこの惑星近くにあり、その名はこの惑星から借用している。 　そしてその中原ステーションはニライカナイと繋がっている。…

　惑星ブリタニカは、ブラックウィドゥ・スチーム・モービルが支配しているといって過言ではない。 　この世界企業に君臨するのが、アウグスタと称される社主。 　これは称号で、本来の…

　『最後の審判戦争』と呼ばれるものが終わった…… 　なんとか勝利した、六欲天の支配者、黒の巫女ヴィーナス、つまりは吉川ミコさんにも休憩がいただけた。 　といっても、血の繋がらな…

　ヴィーナス・ネットワーク世界は平和を謳歌している。 　行政組織は整備され、いまやヴィーナスさんの手を離れた。 　とはいえ、ヴィーナスさんは超多忙、ありとあらゆる惑星世界から献…

　惑星エラムの女王である黒の巫女さん、やっと神産巣日(かみむすびのかみ)神の世界であるエラムに平和をもたらした。 ご褒美でもないが、十四人の妻を引き連れ、新婚旅行がてら故郷に…

　別の宇宙……ある恒星の第二番惑星。 　エラムと呼ばれる、古代そのままの惑星世界の物語。 　望まぬままに転移させられた主人公は、祖先が開拓したこの星の後始末を託されて、流れるまま…

希望していない勤務地──金星は、空中都市を中心に、様々な研究者、技術者が暮らしている。一見平和なこの世界も、地表に眠る資源争いが繰り返されてきた。そこは、地獄の釜の底。様々な思惑…