「ラヴェル」を含む小説

「断る」 　そう言って偶然居合わせたその場で、■■■は、□□□の頼みを一蹴した。 　幼馴染としてよりを戻したいと言われても、□□□の言葉には全く誠意を感じられなかったからだ…

此処ではない、小さな国で起きた出来事。やがてそれは世界の隅々へと広がって行く。

今年最後の小説になりますが、ラヴェルの亡き王女のためのパヴァーヌを聞いて思いついた作品です。 今年も一年お世話になりました。 また来年もよろしくおねがいします。

登場人物 サルバドール・ひろ　妄想癖のある本好きな大工職人 シモーヌ大佐　サルバドール氏の妻 リサ少尉　サルバドール氏とシモーヌ氏の娘 あらすじ 主人公のサルバドール氏は平日久…

そいつは、ラヴェルの調べを口ずさみ「花」を生ける――さあ、どうだいゾクゾクするだろう？　綺麗だろう？　見ているだけで……いいのかい？ ＊ 約１年前から断続的に続く、猟奇殺人事…

最近、IMSLP（International Music Score Library Project国際楽譜ライブラリープロジェクト）に入り浸ってるピアノ経験者による、マイナーめ…

「僕」は、小さな吹奏楽部でアルトサックスを吹いている高校一年生。 この冬サックス四重奏でアンサンブルコンテストに出場する。 しかし一癖も二癖もある先輩たちとの合奏は、一筋縄ではい…

　ある日、ヴィジタール・ラヴェルの友人で、異世界転生・転移者のアレクサンドル・フォン・アズナヴールが死ぬ。 その友人から譲り受けた呪いと知識、と前世の知識を生かし、世界最強へと進…

抽象的存在を現実的存在とする方法についての寓話。

　宮廷魔法士ラングリーに魔法を教わることになったリーム。 　しかし、リームの弟子入りに反対する兄弟子ミハレットが、『試練』（？）を突きつけてきた。 　「待ってたぞ、リーム！　今…

　憧れの『青』がレンラームの街に来ている――！　噂を聞いたリームは、いてもたってもいられず『青』を探しに駆けだした。 　国をこえて魔法の不正利用を取り締まる魔法監視士、通称『青…

溶ける鉄鍋、踊るホウキ……とんでもないものが売られているという怪しげな噂が絶えない、奇妙な雑貨屋ラヴェル・ヴィアータ。 しかし、そこしか働き口がないと言われた家出少女リームは、意…

ラヴェルの『クープランの墓』はなんていい曲なのだろうか、などと感じ入っているうちに、こういうものを書いてしまいました。

モーリス・ラヴェルの名曲と共に蘇る、あるオーケストラ指揮者の記憶。 この演奏は、あの人にも届くだろうか。 夕日の中にすっと伸びる、気高い影。 あの優しい影に、届くだろうか。 …

クラシックを聴いていて、思い浮かぶ美しい夢。 また、音楽と日常の素敵なエピソード。 FM、OTTAVA、NML、YOUTUBE、海外ラジオなど ネット経由で、また、テレビ、CD…