「バーテンダー 探偵」を含む小説

カクテルバー「スモーク」 　古都京都、木屋町３条にほど近い姉小路通りにその店はある。 　上司のパワハラが原因で会社を辞めた鈴音と私立探偵を志す変わり者のマスターが切り盛りするカク…

とある繁華街にある雑居ビル『葉戸（はど）メゾン』。 このビルの2階にある『Bar Loiter（ロイター）』には客は来ないが、いつも難事件が迷い込む。 このバーで働く大学生『神谷…

　路地裏にひっそりと佇むバー・カダス。 　その二階にある神裂探偵事務所には酒好き、女好き、博打好きの迷探偵 神裂悟と彼の相棒 元傭兵のバーテンダー瀬後権太がいる。 　もしもアナ…

門司港の静かな夜が、一つの事件で一変する。 高名な宝石商斉藤隆が主催する展示会で、最も貴重な宝石「夜の輝き」が忽然と姿を消した。 この事件の背後には、古い伝説と現代の陰謀が交錯す…

　違う歴史を歩みダンジョンが生まれた世界で運命は交錯する。 ――並行世界アルビノ魔法少女×無職三十路おっさんバディ―― 　冒頭から白い痩せっぽちの少女を救うセーブ・ザ・キャット…

「おお、生きてるぞ～」 顔を寄せた刑事が叫んだ。 その横で可不可が長い鼻を突き出していた。 ふたりの警察官に抱きかかえられて、棺桶からよろよろと立ち上がった。 掘り返された墓穴の…

「かっとなった私は、思わず永田にむしゃぶりつき、キスをするようにして彼の舌を嚙み切ったのです。・・・永田はのけ反って倒れ、テーブルの角で頭を打って失神したので、舌を喉に詰まらせた…

私鉄沿線の商店街の外れにある小さなバー『メロス』。 週末の夜、綺麗に着飾った謎めいた女性がカウンター席に腰掛けた。 客として来店していた宇都宮刑事が、妖艶な雰囲気に惹かれ口説こう…

煙草を止める奴は『意志の弱い奴』だよね。 私は今夜もカウンターの洋燈に火を入れる。 BAR『ミゼラブル』には、今夜も様々なお客が愚痴を抱えて逃げ込んで来る。 『さぁ聞かせて頂戴。…

タバコと酒と苺クレープが大好きな"鳴神 花一(なるがみ はないち)"はカクテル一つ作れないバーテンダー。でも彼のもう一つの顔は「あやかし専門の喧嘩屋」。 そんな男をたずねて来たの…

バー「アムール」店主の須田 実は、只のバーテンダーではない。 依頼を受ければなんでも解決する「雇われ店主」兼「便利屋」でもあった。 バーテンダーの筈が、オーナーにこき使われ、関係…

東京の私鉄沿線の繁華街。その片隅に建つ雑居ビルの地下にあるバー「メロス」のマスター・祥次郎は、バーデンダーとしての顔を持ちながら、依頼があれば名探偵に早変わり！いまいち信頼できな…

あらすじ すすきの。魑魅魍魎が百鬼夜行する札幌の夜の顔とも言える日本屈指の繁華街。その一角に錆びた階段がある。階段を下った先には【Ｂａｒ・Ｏｍｉｋｕｒｏｎ】がひっそりと店を構え…