「トンボ」を含む小説

　VRゲームで1位を獲り、クリアする。それはプロスポーツ選手が世界王者になることと等しい。 　1位でクリアすれば賞金がもらえるだけでなく、スポンサー契約、CM出演、動画配信、w…

主人公の半吸血鬼カナタは最愛恋人ベルがいた。しかし、彼女はもうすぐの死向かえる。それを止めたかったカナタはパートナートンボおじさんと共に神様ニャルラトホテプに彼女の寿命を延ばして…

少年時代の夏の日、田舎で出会った少女との、ほんの数日の友情の思い出。 夏の日射しと、幼さ故の無力さに翻弄された、二人の子供の物語。 幼少時代の夏の余韻と、ノスタルジーにまみれ…

ストーリーはない。前作が尻切れトンボ？　フッ、まあ、あんたにはそう見えるのかもな……。だからなんだ、その、そいつをさ、し、しまってくれや……。え？　性根が入れ替わってない……？　…

　そこは森だった。気がついたら森だった。そりゃもう森だった。何の準備も無く異界の森に放り出された2人の高校生は、訳も分からぬまま剣を引き抜き訳も分からぬままひとつの世界に雪崩れ込…

　鳥小路鳥麻呂の青春執着五部作、完結篇。 　喪失を抱えたまま生きる幣原は、大学生になって始めての春休みを利用して思い出の場所を訪れた。美しい記憶が蘇り、次々と消えていく。すべては…

高校入学を期に、海辺の町へ引っ越してきたミキ。雨季の終わりのよく晴れた日、おばあちゃんにもらった古いペンダントを胸に、竜ヶ島へと自転車を走らせた。目指したのは灯台脇にあるおじさん…

一台の小型ロボットが部屋の片隅で羽を休めている。 時おり頭をころころと傾けては、今日もプログラム通りに『トンボ』を演じている。

四百字詰め原稿にして2枚分もないというね。 舞台は夏。それぐらいしか書くこともないです、あとザ・ファンタジーではないです。 冒険ものかどうかも議論の余地があると思います。

200X年頃の三月のある日、卒業(修了)する情報工学系の大学のラボを片付けて、学友としゃべったりする「僕」の話。 拡散する種、めっちゃ難しいお題だったので、ありがちとは思いつつラ…

僕は伊藤亮一、ごく平凡な高校2年生。 毎日休まず通学し、平凡で変わらない日々に、何気ない出来事、 時には泣いたり笑ったり。 その何気ない日常の、繰り返しが僕の生活スタイル。 …

外回りの仕事の束の間の休息中に。

もし、もう二度と会えないと思っていた彼女と再開できたら、あなたはどうするでしょうか？ そんなことを考えながらお読み下さいますと幸いです。 ※作中に路上喫煙を示唆するシーンがあり…

ヴェスペとシュティーアはとある国のサイボーグ兵士として、日夜敵軍の無人兵器と戦っていた。そんな二人のところへ、ある日奇妙な新兵が配属される。出自不明、経歴不明、全く話さず、素顔を…

山間の村落に住む所帯持ちの正次郎は極度の虫嫌いで、ある日息子の持ち帰ってきた一匹の赤とんぼを握り殺した。 彼にとってはなんでもない殺傷だったのだが、この殺傷を機に彼は赤トンボとの…

「幻獣召喚士《ファントムサモナー》アルピーノ！」 「聖竜之巫女《ドラゴンメイデン》キャロライン！」 「｢シャドーランド、貴方たちの野望は私達が許さない!!｣」 　都内23区………

ミツルは両親と姉、そして弟と共にセイレイ川へ川遊びにやってきた。しかし、その日の最高気温は34度。冷房の効いた家の中から一歩も出たくなかったミツルが、川岸に座りながら2匹の青いト…

これは、かばんの大冒険のお話から続きの続きの続きの続きくらいにあたるお話。 キョウシュウエリアは再び、ヒトとフレンズの作り上げる巨大動物園として開園しました。 そのために作られた…

　人と人ならざるものが紡ぐ、三つの恋愛譚。 「ついのてあし」 　風景画を好む浮世絵師：タキイチは、北の奥にあるという伽藍の噂を聞き、好きに絵を描く気ままな一人旅に出る。 　旅…