「ソフトウェア SF」を含む小説

～世界の運命を永遠に変えたあの十年のことを、人はこう呼んでいる。「火と氷の時代」と～ 重度のアニメ好きの主人公・深山リンが、氷河期の到来と火山の連鎖噴火で破滅に瀕した”未来の現…

陸自サイバー防衛隊総司令官・坂上真一（45歳・1佐）は、仮眠から目覚めると、なぜか1904年、日露戦争・奉天会戦直前の満州にタイムスリップしていた。 彼が持ち込んだ「兵器」は、戦…

サイバースペースを扱ったＳＦショートショート。 若い二十代の技術者は、ここが現実であることを確認するために太陽を見る。 太陽から降り注ぐ光は、まだ人類の技術では再現不可能だから…

2066年 突然全世界を襲った大災害『時空の暴走』 そこから9年が経ち、ようやく人々が落ち着きを取り戻していた。 第2新東京工科大学。若干15才にして最新物理理論を打ち立て、翌年…

キャラクタ 中目川妖國（なかめがわ ようこ） 年齢 20歳 学年 美術大学2年生 専門 日本画、幻想的な風景画 外観 中程度の身長で、ほっそりとした体型。長い黒髪をロ…

音声合成ソフトウェアの栞凪ウィンウィンと結婚したと宣言する塾講師の遠藤。彼の同僚の林下と田仁は、遠藤の行動を不気味に感じつつも、次第に栞凪ウィンウィンの声が周囲の人々に浸透してい…

AI搭載合成音声ソフトウェア、ヴァーチャルシンガーの「生音モモV2」と、そのマスター、不登校の女子高校生「野中七瀬」のツーマンセルは、AI時代の愛を歌うための音楽を作っていく。「…

AIに小説を書かせてみる、実験と遊びです。そこで感じたことを書きたいと思います。「」が小説で、その次が感想です。 ※投稿された作品の著作権は長島に帰属します。 ※使ったAIは「…

「チャンスは残り三回です」 その声でぼくは覚醒した。 シロタ・フラッシュバックという、心身が危機に瀕した際に作動する電脳内の安全機能ソフトウェアのアナウンス。これが聞こえると…

　僕、西島浩平(にしじまこうへい)は22歳の大学生にして、知能情報学部（ちのうじょうほうがくぶ）4年生。 　子どもの頃から同じく人工知能に興味津々だった幼馴染の野々宮春香（のの…

このエッセイは、コンピューターや人工知能がSF作品で描かれたような存在であるかどうかを検証するものである。介護福祉士である著者は、人工知能と接する仕事をしており、その中でAIとの…

一世界における、ソフトウェア的存在者の戯れ

スクープで名を馳せた週刊誌の記者が、ネットに流れる不穏な『噂』を聞きつけた。 近頃頻発するメガバンクのシステム障害は、とあるレトロゲームに原因があるというのだ。 噂の真偽を確か…

閉店する「パブー」に投稿した短編小説の移植版 もともと著者が小学生の頃はじめて完成させた作品で、執筆時期は「地下鉄サリン事件より以前」である。文章にもそれほど手を入れておらず、…

40cmほどの人型ロボットを戦わせる熱き競技……はこの際どうでもよくて、それに参加する操者の女の子と、そのメカニックの男の子はいつも言い争いをしているのだけど、最後はなぜか二人で…

西暦２０９８年！ 眠っている間に様々な娯楽が『夢』と言う形で体感できる機械が世界中で普及し、人々は夢の中に癒しを求めていた！ だが、それは姿を消していた旧世紀の怪物『夢魔』が人の…

山本正純さま自主企画「登場人物にインタビューしてみた！」参加作。 読者置き去りでワケわからないとよく言われる駄作ジュブナイルＳＦ「パステルプラネット３３」に出演した役者さんたち…

約10万文字。薄い小説一冊分(読書時間1時間程度)。完結済。花を手折って、未だ散らぬように。春が過ぎても貴方が笑っていられますように。 　 　“我々”の一員、加賀未散は宇宙人だ…

より良い方へと進んだ結果、人類はどうしようもなく歩む道が別れてしまった。 人間の意志をソフトウェア化して、それを機械の上で動かす科学傾倒者と、ハードウェアであるモノを人間が取り込…