「それでも私は会いたかった」を含む小説

「いいじゃん、裸を見せ合った仲なんだから」それが七海さんの決まり文句だった。兄の彼女である七海さんは、どうしてか私のことを知りたがっている。彼氏の妹と仲良くなりたい、そういうのな…

基本的にほのぼの系。 「9.木曜日」「12.金曜日」以外は独立したお話です。 お好きなものからどうぞ！ 1.黄色いパンジー 児童文学風味。約3000文字。 2.パンツの妖精 コ…

元彼の雪ちゃんは、なぜか、別れてからの方が頻繁に私に会いに来る。

窓の清掃員さん、ごめんなさい。 綺麗さっぱり、拭い去ってください。

　植物性知的生命体（ボタノイド）の私は、二千年前に離別した恋人エクリュの日記を見返していると、意味のわからない箇所を見つけた。そこに記されるところによれば、エクリュは未来から日記…

※この作品はフィクションです。 私は気がつくとウォータースライダーの水の中にいた。 助けられた私が見たのは、懐かしくもどこか違う私のテーマパークだ。これは酷い夢に違いない。何者か…

今日は推しが出てる小説「サイノス」の発売日！　なのに交通事故で私はサイノスの新刊を握りしめたまま意識不明。そのままサイノスの世界へ異世界転生！？　推しは事あるごとに私に会いに来て…

私には生まれた時から祖父が決めた十歳年上の婚約者がいる。 彼のことが好きだと気付いたのは十五歳の時だった。早く大人になって彼に相応しい女性になりたいと思っていた。だがその後ある理…

他人の思考を読むことが出来る高校生、夏野は街での暮らしに疲れ、昔住んでいたという田舎の祖父母の家に帰省する そしてそこで出会った二人の女子、コイズミカエデ、和泉日向とともに、主人…

彼氏にふられ、サークルの仲間割れに巻き込まれたスミレは泣きながら大学の階段を降りていた。そんな時に小さな隕石が降ってきて……「俺もこの世界に来た」とか言いだした男は彼女をストーカ…

　世は現代、人外が人間と共に歩む世界。人外大国日本。 　天明学園は人外と人間が共に学ぶことが出来る数少ない共学の学校。天明学園高等部の1年、朧月志乃は幼い頃から夢を見ていた。いつ…

短編賞創作フェス　3回目「秘密」参加作。

「お父さま～♪お母さま～♪」 花冠を作り母に向かって駆け寄る小さな私…。 はぁ。また子供の頃の夢を見てしまったみたいね…と頭を抱え目を擦り吹っ切ったように伸びをする 「ナー…

「あぁ、ムコ取り君ね、興味ないわ」と言われている第三王子を、スパルタで鍛えたら、弱いのに私を助けようとするし、赤いバラを準備し、今日、お嫁に行きたい私へ会いに来るし！

私の会いたい人たちへ

七夕の織姫と彦星の如く、会えるのは今日一日という私と雄大。 しかし、雄大の乗る飛行機はことごとく飛び立たない。 あまりに不運続きの彼のいいわけに、私の中で、暗い気持ちが湧き上がる…

命は明日終えるかも 50年後かも そんなのは分からない だから 大切につかいたい 今話している相手も ずっといる訳じゃない だかれ 時は自分が大切な人の為に

誰もいない病室に今日も彼はやってきた。花束とお菓子を持って。私はそんな彼を見て、言葉をかける。

片田舎の奥にあり、地元の人間も普段はあまり訪れない一葉(ひとのは)神社にはいくつか秘密があった。 一葉神社に住む高校生、スズが家族として慕うのはヒトではなく、狐(御使い狐)だった…

もう一度寝ようと おかしな時間に起きてしまった 今はね 心にゆとりが出来て 体が凄く楽に