「#皇宮」を含む小説

　西方諸国の列強国の一つ、ハイリグス帝国の第六皇子として生まれた“ギルベルト”は、皇宮内で役立たずと呼ばれ、皇子とは名ばかりの、使用人以下のみじめな生活を送る。 　それでも彼は…

結婚式を２ヶ月後に控えた皇太子殿下と公爵令嬢の国に、異世界から世界を救う聖女が現れた。 それは天の声を聞いた魔女の進言どおりに。 生まれる前から婚約者であった皇太子殿下を愛す…

皇宮で書庫の整理を手伝う少女、朱衣。 白麗、紅晶、碧英の三人の皇子の寵愛を受ける彼女の元に、一羽の怪我をした鳥が迷い込んでくる。 朱衣は看病をしてやるものの、鳥は『夜伽』と名…

好奇心旺盛な楊桜鳴は幼少期に聞いた音色に、10年経った今も夢中だった。 だが、その音色を出せるのは選ばれた人のみ。踏ん切りをつけるために、最後に楽器があるかもしれない皇宮へと…

　千年前、ある偉大な皇帝が廃されたあと、大秦国の皇宮から五つの神器が盗まれた。 　神器はすべて穢され、怨念渦巻く呪物と成った。 　数百年の間隔をあけて呪物を受け取った人々は、己の…

流れる血すら凍りついていると恐れられるラーシュ皇帝陛下と婚約！？ 私の代で魔女は終わりだと決めているので結婚もしないと決めてるんです！ たった一つの婚約解消の道は早くも頓挫。 …

侯爵家令嬢であるセレーネには公にされていない神隠し＜原因不明の瞬間転移＞の過去があった。 　軍事力と名声はあるがお金はない侯爵家。 　それでも過保護な養父母に大事に育てられ、領地…

この作品は【第一幕 逃亡篇】(＋第二幕 まとめ篇)で一旦完結扱いとしています。実際は【第三幕 皇宮篇】(＋エピローグ)まで完成していますが文字数制限の都合で非公開にしています。(…

【コミカライズ5巻発売中】 「天使……」 　キリルは復唱した。確かに天使と言えば天使だ。あんなかわいらしい生き物は人でないに違いない。 「あれはおまえにも天使に見えるか？」…

【第9回カクヨムコンテスト　ライト文芸部門特別賞受賞作】 【第二部完結しました。第三部は2024年秋予定】 　国一番の役者の娘である燦珠《さんじゅ》は、父に倣って国一番の華劇《フ…

貧民街で生まれ育ったオラシオン。彼女は呪術師として、ひとり生計を立てていた。ある日、自分は皇帝の娘であり、母親は元宮廷魔術師であったことを知る。皇族として迎え入れられるとともに、…

山奥に住む明蘭《めいらん》はある日、目の色が変わっていることに気付いた。 それは竜王から授けられ、皇帝の直系の子にのみ継承される竜珠だった。 竜王が初代皇帝に授けた竜珠をその目…

七夕も終わり、秋の気配が漂う宝珠皇宮後宮。 後宮蔵書室・華月堂は、連日、混みあっていた。 春にがんばった模様替えや本の配達が功を奏したと喜ぶ花音だが、伯言の鬼上司っぷりは相変…

飛行士を目指していたアズマは国家の思惑により皇族を護る皇宮護衛官に転属される。夢絶たれた彼の回りには変わり者の護衛官と孤立気味の王女レイナ。 彼らの働きが彼らの、祖国の未来が動く。

そこは皇宮のダンスホール。 　玉座に座り頬杖をついていた女性がいた。 　彼女の名前はルルシア・フォン・ランダール。 「ルル、貴様！」 「あら？新しい皇妃に向かって不敬じゃない…

「輪廻転生の輪をくぐってまたいつかきっと会えるわ。私があなたを覚えていなくてもいつか私を見つけてね。」 そう言い残して竜王の妻・香蘭《こうらん》は亡くなった。 香蘭が亡くなって…

名門フォレスティ伯爵家に生まれた双子、姉サーラと弟サーシャは性格こそ真逆といわれるものの、外見はうり二つの仲の良い姉弟だった。 しかしサーシャが栄えある近衛騎士になる直前、寝込ん…

私、板垣真矢は警備バイトの最中で死んだはずなのに、気づいたら、檻の中にいた。奴隷商人が私を『メラニー』と呼ぶ。 異世界に飛んだみたい!？ 娼婦として娼館に売られたけれど、用心棒と…

とある時代のとある皇帝、剋帝姫舜には実しやかなるものが見えていた。 百鬼百邪が蔓延る世界を、日常的に見て小慣れてはいたものの、人の顔にまでそれが浮き出る。 人の顔は黒い靄とそれを…

ある日聖下から呼び出された聖女オリナは、皇宮での事件捜査に加わるよう命じられる。 陛下の妾である教皇派のウルミナが殺害され、皇帝派を牽制したい生家から人員の派遣を頼まれたらしい。…