「君の〇は。」を含む小説

「君はあれだね、ラブコメで言うとモブみたいな子だ」 　ある日、ひょんなきっかけでそう言われたことで、小日向晴夜は目が覚めた。確かに自分は自分のことをモブだと思っていたと。 　こ…

ホラーが大の苦手なのに、廃神社に突撃する動画の編集を引き受けてしまった彼女。気持ちを奮い立たせて編集を開始しますが、その動画には色々なものが映り込んでいて……

「ここは花里学園軽音楽部。さっ、君も入部しよう？」 入学式の放課後、早々迷子になってしまった、中等部1年生の桜庭胡桃。 その先で出会ったのは、学園の軽音楽部の中等部2年生、町田大…

言葉にできないけれど、心にぽっかり穴が空いたような気分で。なんだか泣きたい気持ちを抱えながら毎日を生きる主人公《星野 (ほしの)》。彼女の両親は勉強にうるさく、星野は自分がしたい…

「人間の友達はいらない。妖怪の友達が欲しい！」 だって私、仁尾鈴葉は生まれつきしっぽが生えている妖怪だもの。 幸い普通の人には私のしっぽが見えないみたいだけど、巫女をやってるクラ…

とある事件により心を閉ざす若き皇帝・紅焔は、美しくも奇妙な妃を迎えた。君を愛するつもりはないと言い放つ彼に、妃は「かわりに、怨霊や呪いの影があればすぐ教えるように」と条件を出す。…

私、丑寅紡！ 悪さをする妖魔を倒す、夜行士を目指すヒヨッコだよ。夜行士養成学校で頑張ってます！ 終業式、最低最悪の通知表を手に寄り道してたら、山の斜面から人が滑り落ちてきて!?…

　ヴェルガノス王国では、光魔法に適性のある白髪に生まれた男女が尊ばれ、一方闇魔法に適正を持つ黒髪に生まれた男女のほとんどが虐げられていた。 　幼い頃から屋敷の中で暮らしていた黒髪…

義妹のペトロネラに〝宝石龍の愛し子〟という立場を奪われたフランカ。 王太子によって北の塔に幽閉され凍死寸前のフランカの前に現れた悪魔は、存外フランカに優しかった。 フランカが望…

遠くへ行ってしまう君。私はまだここにいる。遠くなる背中を眺めて、いま思うことを。

何のも取り柄もない僕が生徒会長にスカウト！？　しかも、生徒会長は北欧帰りの学園一の美少女でモデルもやっていて、頭脳明晰、スポーツ万能！ 断るボクに生徒会長はあの手この手で勧誘を…

絶対殺したい子がいますのでよろしくお願いいたします。 始めて書くので逃げると思います。不定期更新です。

蒸気機関文明が大きく発展するきっかけとなった、「蒸気機関革命」の興った世界。 発達した蒸気機関により空を灰色に染めたイギリス帝国は、蒸気機関大国として世界中にその名を馳せている。…

「別に無理して‘‘これが自分の運命”とか考えなくても、好きなように自分のしたいことをすれば良いんじゃね？」 「お前の笑顔って胡散くさすぎ。綺麗事のウソを並べたてながら話されても…

わたし、さくら。小学4年生。小さい頃から女の子とよりも、男子と一緒にスポーツとかをするのが好きだったんだよね。でも、大きくなったらやっぱり女子は女子らしくしないといけないのかな……

「俺は君のいなくなった世界に、興味はないんだ。……禍以上に世界を壊す『破壊神』になることを、君は望んでいないだろう？」 　大陸全土を滅ぼそうとした『禍』が、連合軍によって討伐さ…

基本仲の良い二人組「ライコ」と「ズラム」。 ズラムがライコに度々浴びせる言葉「君って機械なんだよ」 何度も何度も投げかける。 そしてライコは何度も何度も否定する。 何度も何度も何…

ミュージシャンを目指すための島『音楽都市』。毎晩行われるライブは全て音楽会社に配信されており、年間の大賞に選ばれればミュージシャンとしてデビューできる。ただし、原則３年間しか都市…

梅本陽香、内海雅貴、濱野尊志の三人は、仲良しな幼馴染。特に地区の花火大会には必ずこの三人で行っていた。しかし成長していくにつれて、その関係性は少しずつ変化していく。