「感」を含む小説

嘘か真か。 筆者が良識があり、故人のことをSNSで晒さないような人間ならば嘘であり、良識がなく友人が友人でないならば真となります。

苦手な人にはオススメできない。 鬱、グロ、理不尽、危険思想ありのこってりホラーショート集。 ※ただし、あくまでエンタメです。フィクションです。引き込まれすぎないように用法、容量…

オレには前世がある。異世界転生ってやつだ。（推測） 前世はおっさんだったような気がする。エリートセクシーガイだったのだろう。 丸い緑のリニア線、真ん中とーるは新幹線。成田からアポ…

私は寂しがりやなのでセンチメンタルな気持ちになるとこういう詩を書き溜めてしまいます。しかし一言でセンチメンタルと言ってもその時々感じる寂しさは別物です。この時きっと暗闇に寂しさを…

　コンビニ経営の傍ら、探偵業を営む、近藤武蔵と近藤むな志。 武蔵は赤ん坊の頃に親から捨てられ、毎日どことなく空虚感や不安を抱えていた。 オカマのむな志は、武蔵を拾って十八年間育て…

　網谷凛(あみやりん)には付き合って半年の恋人がいるにもかかわらず、一度もお泊まりをしたことがない。それは彼自身の悩み、おねしょをしてしまうことだった。 　ある日の会社帰り、急…

　共にいるほど苦しみが生まれ、共にいるほど大切なものが壊れていく。 　どんなに好きでも、どんなに愛していても。 　共に幸せを得る未来は、絶対的におとずれない。 　‘’私‘…

夜にアイスが食べたくなる時、たまにありませんか？ 甘酸っぱい気持ちも、胸の鼓動も、全部夜に溶けてしまえばいいのに……

感動物のつもりで

（生きる意味って何だ？） 矤上　透真【やがみ　とうま】 22歳。 透真は漠然とした不安と、社会生活に対する恐怖感を心に抱えていた。 衝動的な挑戦と逃走を繰り返し、ついにお金…

駅ビルの中にあるカフェは、今日も繁盛だ。 俺はやっと回ってきた遅番の休憩に、ふぅと一息ついた。 さて、本日のオヤツは何にしようか…

　これは運命を恋人と共に失くし、十数年後にある女に依って取り戻す男の物語。 『私達が済む世界は数多の可能性の連なりであり、今のこの現実はその１バリエーションに過ぎない』 　これ…

　私は四十代に転職した先に職場適応できず、悩んだ末に精神科受診をしました。 　そこから、私の持っていた発達障害ＡＤＨＤが発覚、転職を繰り返す中たどり着いた先はＢ型就労支援施設でし…

全自動建築システムの暴走がもたらす歪んだ景況感に浸かった社会。 藤崎貢士は友人たちの前から行方をくらまし、この暴走システムの調査機関に勤務していた。 だが、数年後、システムは停止…

　これはニヒリズムに囚われた殺し屋が生きる意味を見出す物語。 　 　俺こと安河内（やすこうち）は殺し屋だ。 　クライアントの言うがままに人を殺して回るのが稼業だ。 　だが。俺は。…

主人公の記者はジャーナリズムを地で行く熱血。 けれど誤報が死刑にされることになるとみんな及び腰。 それでも、やっぱりニュースを出したくなってしまい…！？ ↓前回の投稿↓ 『透…

　彼女いない歴＝年齢のどこにでもいる中学三年生の辻凪 綾人（つじなぎ あやと）は、卒業式を目前にとあるゲームの世界へ主人公として迷い込んでしまう。 　そのゲームはいわゆる恋愛シミ…

【あらすじ】 アローアームズ社製の人感センサが、ヒトと人外とを識別しているというのは我々の界隈では有名な話だった。だが、そんな与太を本気にしている者は多くなかったし、私もまた下ら…

一週間ほど前突然、ミリィは自分が前世でハマりまくっていた「ときめきプリンセス」 の脇役、ミリィ・テイラーになっている事に気づいた。 似たような設定の小説を図書館で読んだ瞬間、彼…

修道院長たるエレンを罰する事をできるものは修道院内にはおらず、誰も彼女を律するものはいない。 教会において己を鞭打つ自戒行為は珍しくない事だが、エレンのじっとパドルを見つめる瞳に…