「万人受け短編」を含む小説

お母さんが終活をしていると聞いた中学二年生の私。 はい？ 私、まだ高校生にもなってないし、社会人にもなってないんですけど！ 勝手に話を進めないでよ！

あるところにルー村とライス村という村がふたつありました。 だけどその村たちは「カレーライスでルーとライス、どちらが多くあるべきか」ということで毎日大喧嘩。 あなたの理想黄金カレー…

カンザキイオリ 作、『あの夏が飽和する』を自分なりに小説にしてみました。 皆様の思っていたストーリーと違うことがあるかもしれませんが、どうぞご了承ください。 分けてはいますが、短…

世界征服を成し遂げた前々代魔王、〝アグドゥ・シス・ドルマ〟。今は隠居生活を送っているが、なにやら不満げな様子……？ 「だから言ってんだろ!?俺は、〝優しさ〟なんて持ってねぇよ!…

お盆に行った公園で見つけた沢山のマリーゴールド 。お母さんのためにと花を詰む彩芽。花に誘わられ行った場所は見知らぬ世界。そこで出会う青年は一体……？ 花言葉を使ったキャラクタ…

ショートショートです。

「赤ずきんって知ってる？」 「あの有名な童話でしょ」 「そうそう。なら、作品になる前の赤ずきんって知ってる？知らない顔してるね。教えてあげる」

ご主人様は私の胸を揉みます。気持ち悪い笑みを浮かべながら、毎日のように飽きることなく。

芥山虎之介は物書きとして信念を持っており、その信念の強さが災いして最近は鳴かず飛ばずの毎日を送っていた。そんな芥山はネタ探しを兼ねて、とある古物商に訪れる。そこはには不思議な店主…

デキる課長の苦悩を描いたコメディ。気軽に読めます。

俺の大好きな彼女に異変が起きた。どうもそれはモノノ怪のせいらしい。ちなみに言っておくけれど、この彼女ってのはガールフレンドって意味ではなくて、三人称の意味合いでの彼女だぜ。欲を言…

派手な髪の毛で来店しては行けない店がある。そこの名前は『 カミヤ』。コロコロと髪の色を変える店主が構えるその店にまた1人………。

ある日朝起きたら隣に美少女が。 そんなよくある漫画のような出来事に直面した少し訳ありの主人公神田湊人(かんだみなと)と、隣の美少女兼今作のヒロイン深谷小豆(しんたにあずき)が周り…

私は地方の田舎生まれで、『普通』に憧れる女の子。幼い頃から周りと比べて自分が不幸だと思っている。『普通』を求めて足掻き、得た物は何か。

いつも陰鬱な作品しか書けない三流作家の「いそがば三歩」はハッピーエンドの作品作りに挑む。

｢ようこそ、仮面店へ｣ 篝 幸人(かがりゆきと)は17歳にしてたった1人でこの「仮面店」を経営する。今まで人とは関わらないようにしてきた彼だがある転校生と出会い、様々なことに巻き…

なんとなーくで生きてきた美希。 そこで仕事の帰りに寄っているいつものコンビニの男性店員に挨拶する程度だったが、そこで予期せぬアクシデントが…美希は彼が好きだと気付き、また、彼も美…

ある日突然異世界に召喚された俺。 「魔王を倒してくれ」と言われたけど、剣も魔法も使えない！ そんな俺に課せられた使命が、『食品サンプルで魔王を倒してくれ』だと！？ 『食』を支配…

八月の終わり、九月の訪れを感じさせぬほどに盛大な蝉達の合唱。今日はひどく暑くなりそうだ。窓を開けようと手を伸ばす。窓辺には蝉の死骸が転がっていた。一週間という短く、儚い生涯を終え…