「SF短編」を含む小説

銚子水産軍事大学では日夜研究が行われていた。 軍事大学とあるが、研究結果のすべてが軍事的なものに利活用されるかというと、そういった感じではない。ひょんなことからみなさんのご家庭の…

22世紀、気候が極端になり本州全体に大雪が降るようになった日本で、独り引き篭もって冬を過ごす老婆の話。Not死ネタなので気軽に読んでください。

私（主人公）がバス停にキスをするまでの短い話。 今年7月に某所に投稿した作品を改稿したものです（万が一『某所』に怒られたら非公開にするかも）。

「僕」は、どこか遠くで、ただひたすらに進んでいる。 身の回りには暗闇が広がり、時折、かすかな光が見えるだけ。 そんな中、彼は「先生」と呼ばれる存在とつながり、心を通わせている。 …

　超人工知能『ゼウス』によって、生活、仕事、結婚までも徹底的に管理された近未来。 ２１１１年、新しく導入された【ペアリング制度】によって、人間は運命の相手を人工知能によって決めら…

これは喜劇なのか？悲劇なのか？ミステリーなのか？ホラーなのか？哲学なのか？SFなのか？登場人物たちは何者なのか？最後に全ての謎が分かる大エンターテイメント！短い話なので、是非最後…

主人公の男の子はクラスの気になる女の子を天体観測に誘う。そこで女の子が言い出したことは…

地球を温暖化から救う手段として提唱されたのは、Ｌ１宙域へ遮蔽物散布とい うものだった。年間一千トン以上にも及ぶ遮蔽物の調達には、月のレゴリスが 選ばれる。すなわち、月面爆破計画だ…

「私の前世は、天使と対話した神秘主義者——」 　転生した魂を持つ女子高生・霧島天渚は、科学部の仲間たちと共に、不思議な実験に挑む。前世の記憶が導く未知の領域と、現代科学が照らし…

現代伝奇活劇らしき世界観でお送りする連作短編作品。 Discordでもらったお題でワンドロして書くシリーズです。 （タグに乗っている物は順次エピソード化予定） 月〜金、毎日2…

　物理学者アカネの前に現れた、父の残した謎めいた研究ノート。 「人の心って、どこにあるんだろうね」—— それは父の最期の言葉だった。 　量子意識キャプチャー。その装置が捉えた…

この作品は第8回創元SF短編賞において、長谷敏司賞を頂いた短編小説『銀の滴降る降る』の改稿作です。カクヨムへの掲載に当たっては、東京創元社様へ確認済みです。

「平和の使者」と呼ばれる新入生の噂。彼女を能力者と見込み、接触を試みる話。 ※野鳥に素手で触ることはおやめください。

太陽からの磁気嵐は、ただ一つの例外を除いて、電子文明と高等生命を破壊する。 宇宙船、ノア。 人類が活きた証として輝く星になるその船を、僕たちは、死にゆく地球に墜落させる。 それは…

プロイ少年は薬屋からの帰り道、奇妙な服装の男を見かけ、後をつけることにした。 高校時代の3作目の作品です。文章は当時のまま保存していますが、読みやすいように区切り等は編集していま…

　人類は消えた。300年前のある日、突然に。 　残されたのは、26歳で時が止まった少女シャーリアと、彼女を守る4体の機械生命体たち。 　永遠の命を持つ彼女は、廃墟となった世界で庭…

読み切り短編SF小説です。

科学技術が発達し、「頭のネジ」が比喩ではなく物理的に存在する時代。ネジ屋と呼ばれる買収業者も出来ていた。 ある男はそのネジを売る事で日銭を稼がんとするが……

　研究施設「シナプス」は突然の封鎖に追い込まれた。 　感染経路不明の未知の病原体が検出され、記憶の一部が選択的に消失する奇妙な症状が研究員の間で発生し始める。被害は記憶喪失だけで…

運び屋の仁がとある施設から盗み出した水晶体は人類を滅ぼしかねないものだった。 取引相手に水晶体を強奪された仁は、事件を追っていた国連捜査官のミーシャと人類の未来を守るために水晶体…