「もふもふも」を含む小説

猫の猫による猫のための争い。それを止めるべく現れた救世主、守谷 睦(人間)。彼が現れたことにより、争いは終わりを迎える…はずだった。猫と人間が繰り広げるくだらないのに真剣な、大切…

　独り暮らしの童話作家・ユイは、ある日散歩していた海辺で、仔犬を拾う。 　獣医さん曰く「これは大型犬種だね。大型犬は1年で12歳、2年目からは7歳ずつ年を取るんだ」。 　へぇ。 …

「貴女の愛おしすぎる従属の姿勢を見るのが楽しすぎて、つい毎晩」 狼族の少女ラウは、見た目だけは超完璧、いつもニコニコ腹黒な聖神官アリストラム様の（夜の）ペットとして飼いならされ…

ある日突然、世界は一変した。 蠢くモンスター、自身のステータス表記。元の世界に戻すためにはグランドクエストをクリアしていくしか方法がないらしい。 世界を元に戻すために主人公が頑張…

――奴は死者の王よ。世界の滅亡を企んでいる悪の権化なの（共産国家の主席Sさん ――ワルキュラは血も涙もないアンデット。人間の命を虫けら程度にしか思っていない大魔王なのさ（滅ぼさ…

猪熊麻（いのくまあさ）は憂鬱だった。 いつもと変わらない日常、いつもと変わらない黄昏の空、いつもと変わらない蟻の群れ。 そんないつもと変わらぬ学校の帰り道で、突然、灰色の恐怖が街…

　中二病をこじらせたと評判な、我が家庭科部の変人であるところの雅楽《うた》先輩と、ひょんなことから一緒に帰宅することになった私・名雪のどか。 　雷が落ちた瞬間に、常々先輩が言って…

ひょんなことから、狐の神様である天音に噛み憑かれた少年、神藤陽一。平凡な毎日を普通に過ごしていた彼の日常は、天音に憑かれたことで終わりを告げた――。

悪代官が町娘に無体なことを強いる話

おばあちゃんを亡くし、家も失くして、天涯孤独の身となったわたしがつれてこられたのは異世界だった。 ーー異世界トリップファンタジー短編。

　渡来妖怪の襲来により、本来よりも早く強制開国された江戸時代を舞台とする、妖怪時代劇チャンバラバトル！　鎌鼬の雅寿丸（がじゅまる）は、仙狐に化狸、猫又を引き連れ、人に正せぬ浮世の…

これは、葛ノ葉物語もしくは信太妻とも呼ばれる伝承の内容に沿って書かれたものである。 これは、元々、「日本は古来から擬人化萌え民族なんだよ！」ということを大学の教授に知らしめるた…

狐娘ほか多数のあやかしでおくる、摩天楼を駆ける和風奇譚！ 世界中が高度に成長し、人々が科学を信奉していたのも過去の時代。 あやかしが跳梁跋扈し、魔物が人を襲う現代。 従来の機…

――魔狼は夜明けへと咆哮する。 宗方由紀は常識の中に生きる人間だ。 学校に通い、数は少ないが友人と声を交わし、家に帰り眠る。 変わったところといえば、絶望的に美意識センスがないこ…

平守　九十九（ひらもり　つくも） 　日本生まれの高校生。成績そこそこ、運動それなり。 　突然の異世界転生で色々と悩む事が出てくるが、良い仲間に恵まれ、精一杯生きていく。 　元の世…