「歴史短編」を含む小説

残酷な戦争を、命を詩や短編で描き出します。 いわゆる「戦争」だけでなく、日常に潜む差別意識や、それに端を発した残虐行為等も、描いていきます。 戦争の悲惨さを言葉にして表現する…

中世のヨーロッパ、騎士道の栄光が輝きを放つ時代。しかし、その華やかな表面の裏には、我々の知られざる歴史が存在していた。クロスボウが残酷すぎるとして教会によって禁止されたことは有名…

古事記を元にしました。 兄と妹、近親相姦により結ばれなかった皇族の物語です。 第一王子である軽太子は、時期天皇に選ばれていたが、弟の策略により、地位を奪われ島流しにあう。 妹の軽…

ちゃんみなさんの美人という曲に影響されて書いたお話です。YouTubeでMVがありますのでぜひ一度見ていただきたいです。まじでかっこよくて感動しました。

1930年代ごろのヨーロッパ。フランスの屋敷で静かに暮らすゾーイのもとに、パリの姉ルイーズから手紙が届く。 かつて同じアトリエで絵を描いた姉妹は、今や異なる道を歩んでいた。優し…

「孔文舉め、相も変わらず経書を振り回しおって」 「儒教の亡霊は、己の分際も知らぬか」 と、陰口が絶えなかった。 孔融の言葉に一理あることは誰もが分かっていたが、それを認めることは…

1967年、戦火のベトナム、合衆国海軍の兵士であったダグは、北ベトナム軍の捕虜となってしまう。 収容所で「最も愚かな男」と呼ばれた男の、小さく偉大な反攻作戦が始まる。 本作はベ…

国立羽根美術館で起きた謎の死。館長の遺体の周りに散りばめられた純白の羽と、消えた金色の羽根のブローチ。新任警部補の御子柴美咲は、美術館という密室の中で、それぞれの秘密を抱える関係…

「神代文字」を研究している桐嶋と榊原教授 その元へ謎の「石碑」が発見されたと連絡が入る そこに書かれたものと、日本の、そして世界の行く末は如何に‥‥‥ 「10」「羽」「命令」…

アイドルオタクの僕は東京に遠征に来た。ライブ前に浅草観光をする。とあるビルのエレベーターに乗っていたら、故障してしまう。やっと外にでられたと思ったらそこは明治だった。

　７１０（和銅３）年、平らでなだらかな土地である『奈良』に京が築かれる。平城京と呼ばれるその京は、唐の都である長安を模倣したもので、碁盤の目の様に整然と区画された様子は、『なんと…

終戦直後の大阪。本田名尾は東南アジアに出征した夫の武夫を一人で待っていた。帰ってきたのは頭蓋骨だけだった。

京都の発掘現場で、考古学者の山田美咲が発見した一つの人骨。その微細構造に秘められていたのは、現代の量子コンピューターをも凌駕する驚異の記憶装置だった。 縄文時代の人々は、なぜこ…

かつて、同人誌や電子書籍などへ寄稿させて頂いたものなどを集めたものです。本編は収録時に大幅に加筆修正してます。発表時とは全然違う作品もあり。 時代設定や考証はしてあるものもあっ…

サハラ砂漠に咲いた黒い薔薇。 砂漠とともに生きる少女は、先達の教えを守り暮らしていた。 やがて時は巡り、サハラの花は次世代の希望として祭り上げられるが……。 「もしもこんな花…

歴史が大好きである私はある日文学病に侵されてしまう。その病は文字を観ればみるほど地獄に落ちてしまうたぐいのものだった。 そんな中でも大学生である私は単位を取るためにレポートを書か…

第１話「まずはメモを取ろう」 第２話「アイデアを時系列に並べる」 第３話「エディター（ワープロ）は何が良い？」 第４話「フォルダー名、何にする？」 第５話「短い文章で形容詞はひと…

ある夏の日、蒼樹朗は私のもとに転がり込んできた。季節は過ぎ、雪の降る日。胸騒ぎに急いで帰宅すると、蒼樹朗は帰ると言い出して……。

みんな大好き水見式。子供の頃、誰しも一度はやってみた事があるはず。だよね？　ね？　ね？（威圧） ＊小説家になろうにも掲載中。