「強大な敵」を含む小説

青年は、失踪した父の背を追いかける。 その先で見出した、遥か古代の手記に刻まれているのは、家族を知らず、友への忠義に生きる男が強大すぎる敵に挑んだ人生の物語。 一冊の手記をきっ…

　深夜の住宅街で彼女はバットを振っていた。金属バットをブンブン振っていた。 　想いを寄せていた幼馴染みに恋人がいると発覚し、ショックを受けて昼夜逆転の引きこもり生活を送っていた…

共和国近衛騎兵であった「私」ことボブは所属戦隊の全滅後、陸軍へ都落ちし、新規編制された騎兵大隊を率いて帝国との新たな戦場へ向かう。そこで出会ったのは、かつて所属戦隊を葬り去った敵…

予言された異界の軍勢との戦い。敵は『魔族』。普通の人間では抗い様の無い強大な敵から世界を守るため、各国は秘密裡に『守護者』と呼ばれる存在を生み出していた。

　人類文明の終焉とともに、AIが地上の主人となった鋼鉄の大地、スティルゴア。そこに点在する、透明なドームに覆われた城郭都市の中で、人類は都市管理AI・8T（エイティ）に養われつつ…