「失恋じゃない」を含む小説

「あわびだま」と読みます。

（本編完結済み） システム営業である須加柚羽は、同期である一瀬真依に失恋して以来、新しい恋に積極的になれないまま3年が過ぎた。 仕事をして余暇は趣味で過ごす。あちこちに世話を焼い…

縁なんて、どこに転がっているか判らない。その日、僕はぎゅうぎゅう詰めの電車の中でその人と知り合った。

　僕がヴァイオリンを弾く姿を見た君は、無邪気にはしゃいでいた。 「君の音、私は凄く好きだな」 　僕と君は、友達だったはずだ。僕はヴァイオリンを弾き、君はそれを眺めては感想を言った…

１話完結のしょっぺぇ恋バナ短編集。隙間時間にお好きなところからお好みの量をどうぞ。一気読みは胸焼け不可避、ご注意ください。異世界系はないけれどGL・BLはあるかもしれない。思いつ…

　羽多野聖夜（はたのせいや）。今年の春、一つ上で幼馴染でもある片桐聖子（かたぎりせいこ）さんを追いかけて 　地元から遠く離れた大学の文学部に受かった一年生だ。ただ、聖子さんは既に…

冴子がよく通う居酒屋に、とあるアーティストの曲が流れる。そのバンドのボーカリストは、彼女が高校時代に初めて恋を抱いた相手だった。懐かしさと切なさと甘酸っぱさを噛みしめながら、冴子…

自己の心象を赴くままに、過去の後悔も、今の苦悩も、塗り固めた文字で突き刺していく

とあるゲーム曲の歌詞から連想して書きました。 （分かったら、感想にでも書いてくださると嬉しいです）

　藤川小百合は38歳の県職員。仕事面では順調だが、過去の失恋がトラウマになり、二十歳のときの失恋以来ずっとお一人様生活。 　すべてを忘れて仕事に打ち込んできたが、このまま恋を知ら…

　オリジナルショートノベル。一話完結 　一つの恋を終えた、一人の男性の、モノローグのようなお話。 　みんな、何か一つ、胸に秘めた思いがありますよね。　 　BLANKEY JET…

三つ年上の彼氏に振られ、傷心中の私は、一人で公園にやってきた。 すると、どこからともなく聞こえてくる笛の音。 龍笛という雅楽で使う笛を練習していた男性は、荒み切った私の心に安らぎ…

主人公のあやとは傷害、恐喝の罪で逮捕された。彼はどうしようもないダメ人間。 そんなあやとはずっと忘れれない恋人がいた。仕事もろくに続かないあやとが元恋人と付き合うために変わろうと…

中学生の頃に出会い、長い親友の期間を経て大学生になってから交際を始めた私と彼。 親友兼恋人だった2人だが、子供から大人へと近づくことでお互いがすれ違うことも。 そんな2人の、とき…

　主人公はなかなか恋が上手くいかない〝ちょぴり〟強気な女の子。 　この世の全てのカップルは不幸になれ──なんて、決して考えたりしない！ 　そんなジメジメは梅雨の湿気だけでじゅう…

入学して間もなく志鶴と出会い、恋だと気付いたのは、兄の彼女として紹介されたときだった。 叶わない恋を終わらせるために美咲は図書委員になった。

　すべてが崩壊したセカイで、ただ一人だけになった高校生の桜川星来は、『高校』に登校するため、桜の舞う街を彷徨っていた。 《ネコガミ》がくれた《神様代行権》は、すでに彼女から取り…

失恋の気晴らしにマッチングアプリにワンナイトの相手を求めて登録。そこで出会った男性はとんでもない人物だった。ミスキャンパスに選ばれた華々しい学生時代から薬物依存に侵される転落人生…