詩集「不定形の心理予告」
なごみ
喪失の不安と自己の花弁
後悔性自己嫌悪
わかってるよ 私が悪いのよ あなたはなにも悪くない
わかってるって 私が悪いのよ 私だけが
ちゃんと わかってるわ
おれ約束ぜったい破るからって 聞いてた 覚えてる
覚えてないわけがない
あなたが言ったんだもの
でも でも
期待したっていいじゃない
頑張るって そう言ったじゃない
ああ もう
これだから嫌になるの
あなたも私も
ああ 困ってる 苦手な顔だ
これだから嫌になるの
私はいつもあなたばかり責めてしまう
しかたない しかたない
そうやって納得しなきゃ もう耐えられそうにない
また傷つけた また これで何度目なのかな
おかしいよね 後悔して 後悔して
それでもまだ あなた ねえ 心が酔ってるの
ほら 困ってる 苦手な顔だ
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