「SF カクヨムオンリー」を含む小説

本当の自由とは。追い求めた先にあるものは。自由と責任と未来の話。

【9/7完結】 地上の全てを焼き尽くした戦争《アトミック》。そこから再建された世界は、巨大都市・市《シティ》の当局によって支配されることになった。 そんな世界を「心理交流干渉士」…

ジャンは海岸でボトルメールを拾った。 ボトルに入っていた便箋にはこう書かれていた。 『願いごとを三つ叶えて差しあげます』 ジャンはどうしたものか思い悩むのだった。

学校帰り。 アパートの前で飯ごうで米を炊いてる女の子がいた。 立ち上る煙、炊き上がる白米。 あの子の笑顔。 夜、一人泣く彼女は過去に何かを抱えてる。 何気ない日常をただ笑い過ご…

短編なのでありません

　サイバネティック技術が情勢の時代。 　犯罪と陰謀で染まる街、クライムシティで二人の男が荷運びの依頼に奮闘していた。 　重要な品を届けなければならない危険な依頼に神経をすり減らす…

「私」は意識の根本を同じくする「私たち」と対面し、狂気の淵に落ちていく。 重なり合う「私」を如何にして証明できるだろうか。

ある日、東野博己が通っている学校に美少女の西尾ヒビキが転校してくる。 放課後、東野が男子更衣室を開けると西尾が着替えていた。西尾は女の見た目をしているが、男だった。そして東野も男…

──1970年オタクは誕生した。 当時、オタクというのは製作者間のスタッフ同士が呼んでいたもの、いわゆる愛称だった。 その後、当時SFのファンの中でもその呼び名は広がっていき…

僕が信じていた家族は、なにもかも虚像だった。僕はなにを信じればいい？僕に優しくしてくれる人たちは、なにを期待しているの？僕はなにもできない。その期待にこたえるには、どうすればいい…

「私」は武装勢力が活動する紛争地点で、擱座した兵器を回収する任務を与えられる。 思わぬことが起きた戦場で、「私」は「もう一人の私」を作り出すのだった。

ＡＩが現れてから１０００年後、西暦２９５６年。 今日も悩める人々に、ＡＩがご奉仕いたします。

山奥の断崖に面する老舗旅館「鯉苑(りえん)」。ほとんど人気もない迷宮のような建物と山道、そして深い湖。愛を失った3人の男女の魂の彷徨。 過去作「死よ、美しき天使よ」からSF要素を…

メロンサイダーを飲んでいたはずなんだけど、真っ白でよくわかんない。翠じゃなかった？　連絡帳もあさがおもパパもママもまっしろだよ、でも、あやかだけが僕を元気付けてくれる。顎股ぺろぺ…

　武器密輸組織のリーダー、アルバートを取り逃してしまったマコトとユキは、ターゲットが出現するという情報を聞き、捜査チームに志願する。 　そんな二人に出された命令とは…？。 　ウエ…

何でも屋さん、と聞いたらどんなことを思い浮かべますか？ もしもし、こんにちは。 こちらの会社はUNTO(アントー)。豊富な、という意味のあるうんと、という言葉を、少し格好良く…

ひぃ〜っ！！

頭痛に苦しむぼくの前に、一人の少女が現れ、こう言った――「あなたの頭痛は世界の危機を報せるものです」。薬も効かないこの頭痛は、どうやら「世界の危機」とやらと直結しているらしい。心…

私の願望を詰め込みました。何でも許せる方のみご覧下さい。

グランシスディア世界のギルディアスという国の冒険者ギルドに属する、とあるPTの話です。 『異郷幻想史グランシスディア戦記　グランシスディア・ゼロ駐屯のギルド支部隊の話』には新版…