「#虫」を含む小説

　有賀歩の最後は高校三年の冬、予備校の帰りに運悪く通り魔に刺され彼の１８年間という人生はあっけなく終わりを迎えた。 　彼が目を覚ますとそこは炭鉱。そして自分と同じくらい大きなア…

その世界では、魔王は嫌われもの。 魔王ってだけで、人はこの世でお前が一番嫌い！　ゴキブリより嫌い！　って言っちゃうレベルで。 色々とおかしな世界で、異形の部下たちに愛され尊敬さ…

「その花挿しがお気に召しまして？」 　鈴を鳴らしたような声だった。 　釵《かんざし》を届けに行った先で玖晶《きゅうしょう》が出会った女とは…… 　訳ありな彼の運命は大きく変わって…

みなさんは虫です https://kakuyomu.jp/works/1177354054890796286 で行われた自主企画の番外編です。 闇の評議員は謎の黒人好きと、謎の…

彼らの『お仕事』は『本の虫』から『本』を守ること 住宅街の片隅にひっそりと佇む書店 そこに時折迷い込むのは特別な『お客様』のみ 偶然クラスメイトのバイト先がその書店だと知って…

舞台は、大都会のすぐそばの町外れの女子校。主人公は学級委員の榊木春。日々起こる不可解な謎を解き明かしながら、学校生活を送る。

本を読んでいると、小さい黒いものが落ちてくる。埃だと思って見てみると、それには細い手と脚がついていて…。 (「セルバンテス」「小説家になろう」にも掲載しています)

千　　春……私。追われると逃げたくなる性格。 山崎俊哉……私のことを追いかけてくる同じ大学の男。 ゴキブリ……私のことを追いかけてくる虫。

のんべ～の酒井豪は、飲むといつも家族に迷惑をかけるので、家族もお手上げ状態だ。 またしても、旅先で飲み過ぎ、アルコール中毒になって病院に運ばれる。命が危険に晒された時、提案された…

　部屋に入ってきた蜂を必死に追い出そうとするだけの話。 　ホームコメディドラマっぽいのを書いてみようかと思って創作してみました。 　蜂に限ることではないですが、知らないう…

薄暗い中では見える夜長の音たち。

誰もいない家に帰ってきたらやつがいた。

はらのむし……それは日本の戦国時代に当時の医者たちが考え出した架空の生き物たちである。 太古の昔、東洋と西洋の文化と民族が入り混じる島国のアラグレシア皇帝国で、人間に寄生しては…

2019.08.17~2019.09.29まで開催された「芦花公園ホラー賞」の講評です。

子供の頃の虫や蛙にやった残酷な事を暴露し合うのが好きです。

空気を読み取るのが得意なヤツは、先週もまた逃げ出した……。

プロフィール 緒方カズ代(主人公)4月2日生・牡羊座・A型・身長165㎝・右利き・黒髪 住所・T県芯斗市中那村地区段場院篠原初号-乙-78 T県立芯斗高校普通科三年一組 …

虫媒（ちゅうばい）とは、植物の花粉を昆虫が運び、受粉を媒介すること【コトバンクより】。さて、人間の場合は如何に。“考えオチ”ショートショート。

戦後、ぼろい小屋に住んでいた父親とその子どもが住んでいた。父親は平気でその少年をなぐり、学校ではいじめにあって少年の人生は滅茶苦茶だった。ある夜、父の酒を仕入れに夜道を歩いた。真…