「聞こえない」を含む小説

天気予報も違うところに住むなんて。 変な話だと思わない？ だけど、僕にとって、それが全てだったんだ。 ーーーーーーーーーーーーーー ◆ 及川 拓己、15歳。 中高一貫校…

耳の聞こえない主人公。彼が初めて心から聞きたいと思った音はなんだったのだろうか。 雨が結んだ恋の話です。 主人公の耳が聞こえないという設定のため、手話を使って話しているイメージ…

　私は、どこにでもいる普通の女の子。 名前は瑞希。 わけあって現在無職……かあさんは無職ということには文句を言わないけれど、自分の趣味につきあわせるためにあちこち連れ出そうとする…

木波裕人(きなみひろと)は独身の25歳だ。 そんな彼に母からお見合い話が持ち込まれる。 まだまだ独身を謳歌したい彼だったが、母の持ってきた話に付き合わないわけにはいかず、断りを…

✴︎小説家になろう・カクヨム・ノベルアッププラス・エブリスタにて連載中✴︎ ・あらすじ・ 俺は、ガルド＝フレイ 18歳。 早くに両親を亡くし、１人で生きてきたせいか 人と…

同居中の拓弥が急死し、貴美の日常は空虚感に包まれていった。 藤光さん企画の三題噺（「声」、「額縁」、「部屋」）の競作、 参加作品。 https://kakuyomu.jp/us…

　もとは、とある「雨音」がお題の短編コンテスト用に書いたもの。 　お題からなんとなくイメージが浮かんだので、「ほんとにあった怖い話」的文体の実話怪談風ホラー短編です。 　ボリュー…

これは2022年に開催されたKACの全11回お題作品を、連作短編として纏めた物語です。 貴方が惹かれた世界へ、どこからでもお入り下さい。 【ボクの楽園】：ホラー ボクのお家…

幼馴染みの鴫野(しぎの)と樟葉(くずは)の、二人の台詞で綴る日常物語。 どちらが告白しても恋仲になる、 そんな微妙ラインな関係の二人の、トークノベル。 ※『第1回「G’…

車を運転中、聞こえてきたラジオの音声から、「私」は、大学生の頃の記憶を思い出す。それは、サークル内でちょっと浮いている先輩に関する、苦い失敗談だった。 　香鳴さんの自主企画…

お昼前の授業中、隣席の彼女は決まって「ぐぅ〜」とお腹を鳴らす。 この時、彼女はこちらを振り向いて小さな声で毎回、照れた様子でこう囁いてくる。 『聞こえた？』 この一言とこの時の表…

虐待によって耳が聞こえなくなった僕、同じく虐待によって失声症になった君の静かな毎日。

俺は同じクラスのギャル５人のグループにいじめられている。 「おい加藤！ジュース買ってこい！全員分な！」 　俺をいじめているギャルのグループの一人が言った。 もちろんこいつらは…

ある日の放課後、いつものように一人、教室で寝ていた男子高校生ーー天海　海の視界は突如として暗くなった。そして聞こえてくる「だーれだ！」の声。聴き慣れた声と展開に飽き飽きしながらも…

～アノコの世界、登場人物～ アノコ：落ちてくるソレを集めて管理している。落ちてきたソレを皆に還せるのはアノコだけの役目。郵便屋さんみたいな帽子をかぶり、肩掛けカバンを下げてい…

＜まえおき：作者の心の叫び＞ 夏ぅーっ！ 今年はお盆休みあったぞぉ～！ でもその後地獄だぞぉ～!! ……お盆休み日帰りで海行ったけど、夏らしいのってその位。 うーん、もう夏終わり…

　気が強い幼馴染・茜にいつも逆らえない俺は、今日も今日とて放課後に、呼び出されるまま彼女の部屋へと出向いた。 　呼び出しておいて居ない彼女に一つため息をつきながら、いつもの定位置…

雨がずっと苦手だったの。雨音以外何も聞こえなくて、私以外誰もいないんじゃないか、私だけ消えてしまったのではないか、なんて寂しくなるから。 でもね、今は雨の日が待ち遠しいんだ。

ぽっ、ぽぽっぽ、ぽぽ……。 ここ数日、夜中の2時になると不気味な声が聞こえてくる。俺はたぶん、その声の主を知っている。 その声が、俺を手招きしていた。 【カクヨム公式自主企画】…

江戸は木挽町、松平家には雨夜に笛の音がするという怪異がある。怪異を追い払うために雇われた若侍、重四郎は、雨夜の笛に合わせて自分も笛を奏で、音の正体である鬼と対峙する。