「片思いから両片思い」を含む小説

「シリウス・カルバン……むにゃむにゃ……私と結婚、してぇ……むにゃむにゃ」 「……は？」 そんな寝言のせいで、すれ違っていた二人が結婚することに！？ 精霊が作りし国ローザニ…

鬼龍院雅臣には橘リアラという元カノがいる。 彼女とは幼なじみで、しかしながら彼女のわがままな性格が付き合ってから露呈して、ほどなく別れることに。 しかしある日、橘からある嘘に…

おかげさまで、カクヨムコン８のライト文芸部門で特別賞を頂きました。 『金沙後宮の千夜一夜～砂漠の姫は謎と踊る～』に改題しまして、角川文庫様より発売中です。 応援いただき、ありがと…

「ねえ佐伯さん、消しゴム貸して」 隣の席の国見君は、いつも消しゴムを持って来ない。 授業中、先生が背中を向けたタイミングを見計らって、毎回私に小声で話しかけてくる。 「……また？…

明日告白しようとしてる女の子と、そのことを先に知っちゃった男の子のお話

2025年8月続編開始。 信仰とは、愛とは——素性知れぬ乙女は、信じることを投げ出さない。 昨今のWeb小説には珍しい、骨太ハイ・ファンタジー（読者様評より）。 胸に誓った…

いつも通りに『君』と共にゲームをしていた。すると突然『君』が旅に行きたいと言う。そんな突然に始まった『君』と『僕』のとの旅の行く末とは―。

魔術を操る皇族と華族が支配する、和洋の文化が交わる帝国。焦げつく夏の日、剣に生きる華族の令嬢・黒宮火花は、祖国を失った王子・紫苑玲と出会う。 視線が絡むたび、苛立ちが募る二人。…

如月陽太（きさらぎようた）は、地元を離れてごく普通に学園生活を送っていた。 そんなある日、公園で傘もささずに雨に濡れている同じ学校の生徒、柊渚咲（ひいらぎなぎさ）と出会う。 シャ…

泉秀一は電車通学を始めた高校一年生。 おなじ電車で乗り合わせる同級生の氷南円に淡い気持ちを寄せているが…… 彼女はツンデレラ姫の愛称で知られる冷血女子。 そんな彼女とひょん…

　一条蓮は冷徹で警戒心の強い八代凛のことが正直苦手だった。 　ある日、そんな彼女に「告白ですか？ごめんなさい。付き合う気はありません」と道端でフラれる。 　勘違いではあったが、そ…

主人公の白石圭太（しらいしけいた）は陰キャ気味の高校２年生。 気まぐれで参加したクラスの親睦会で陽キャたちのハイテンションについて行けず、少し休憩しようと座る所を探していた所、…

「推しが尊すぎて恋なんてしないはずだった──なのに、隣人が私のヲタ脳をバグらせる」 引っ越し先のお隣さんは、ちょっと優しすぎる爽やか青年。 今どき、あんなに気さくで礼儀正しい人…

日常のなかで、誰かが誰かに恋をしている。 ただそれだけのことだけれど、一筋縄ではいかない。それはきっと、全て、あの子のせいなんだろう。 幼馴染のミナとシュウセイ。クラスメイトの…

今日も彼女は、色の光を纏っている。 オレンジ色、空色、薄紅色──色合いはその時々で移り変わる。その光の色は、きっと彼女の心とリンクしていた。 美人なのに無表情で、言葉数の少ない…

平穏に暮らしていた女子高生、神納木《こうのき》ほたる。 いつもの塾の帰り道、不審な存在に遭遇したのをきっかけに彼女の“いつもどおり”が終わりを告げた。 突然連れ去られた先は吸血…

地図のあちこちに、ぽっかりと空いた《空白（ブランク）》。 地形が捻じれ、魔力が渦巻く「世界のほつれ」。 そこへ踏み込み、地図に線を引き戻す者たちを、《記録者（レコーダー）》と呼…

「言葉を信じないおまえには、触れて伝えるしかない」 ※接触がある回はタイトルに「*」があります 砂漠の戦闘修道院で暮らす、神官レイと護衛剣士ジン。表は主従、裏は義兄弟バディ。レ…

【NOVELMBER 2025参加作品】 矢先詩音は半泣きで荷物を抱えて歩いていた。 帰る場所も行く場所もない。 そんなときに再開した友達のお兄さん、川瀬匠海。 春から大学生にな…

地味で目立たない高校生・波岡翔太には、最近ひとつ困っていることがある。 それは―― かわいすぎる後輩・凛藤陽菜子との距離感がおかしいこと。 なぜか毎朝一緒に登校し、 なぜか腕…