「実は知ってます」を含む小説

―あれ、何て読むんだろう？何て読んだっけ？ 私の知っている言葉、忘れないようにここに書こう。 そうしたら、かっこいいかな？ そうでもないかな？ でも、どこでも、スマホさえあれば、…

哲学って色々な場面で出てくるけど、 「われ思う故にわれあり。」とか、 アリストテレスとか、 聞いたことあるけど、それなあに？ っていう疑問をちょっとだけ解決して、 ちょっぴり自慢…

母からはよく「お前は小さな頃、トトロに育ててもらったんだよ」と言われることがある。 だからだろうか。 西武球場近くを訪れた私は、駅前の観光案内板で『トトロの森』と呼ばれる場所が…

お約束？ 見知る未来は破滅だけ？ 黙って見てるなんてとんでもないわ。チートも何もないけれど、少しは知ってる未来の話。現代少女に、絶世の美女、不遇の姫の下剋上。目指すは、ゆったりス…

　シノワズリ調の屋敷の奥深く、杏という女中の少女が住んでいる。 　お仕えする当主の高祖父が建てた屋敷は、まるで中国宮廷と見紛うほどだった。 　当初は別荘として使われていたのだが…

主人公である紫堂虎（しどうとら）は昔からずっと同じ夢を見ていた。 端的に言えばそれは悪夢。それと同時期に不思議な能力に目覚めてしまっていた。 そんな何の役に立つかも分からない能力…

武蔵野線は知っているが、武蔵野は知らないという人へ伝えたい。

２０１９年の夏、私は恋に落ちた。その恋は、私が望んで落ちたものではなく、なにより叶うことが許されない恋だった。 しっかりとした歩みで、前を見て歩いていたはずなのに、落とし穴に落ち…

【祝10万PV、フォロワー数1000人突破】ありがとうございます！ ☆ください！（切実な願い） それと、新作の『親父が再婚したと言って、連れて来たのは隣に住んでいる幼なじみ一…

　時は江戸。 　開国の音高く世が騒乱に巻き込まれる少し前。 　その異形の仔どもは生まれてしまった。 　老者のような白髪に、空を溶かしこんだ蒼の瞳。 　バケモノと謗られ傷つけられて…

「失恋できなかった奴の惨めさを知っているだろうか？」 　恋愛をこじらせまくった男子大学生が、ふとしたきっかけで夏祭りの奇妙なお化け屋敷に入る。 　その中で目にしたのは子どもの頃の…

【あらすじ】 　この国には八百万の神といって、かつてはどんなものにも神様が宿っていた。王政再開後、この国にも西洋の科学が流入して神様は姿を消した。 　……時は流れて22世紀末、祖…

私は、大体の事を知っているつもりだった友人から、全く知らない友人の側面を知ることになった。

今日、世界には二百程度の国家があると言われています。豊かな国から貧しい国、巨大な国からミニマム国家、暑い国から寒い国まで、個性豊かな国々が世界情勢のメインプレイヤーとして活躍して…

ある施設から逃げ出した子供が、獣人の家族に拾われて家族愛を知っていく話です。

遥かなる昔、俺は転移者だった。（俺と言ってもそれは前世の癖、今は可愛い７歳の少女だけどね。）それから月日は流れ、何度も俺は転生を繰り返し、その度にあらゆる能力を受け継ぎ、強くなっ…

たまたま入った喫茶店『無限分岐宇宙』から、氷に覆われたもうひとつの地球…プル、ンケ、ルム、ベズにやって来た私たち。 ４０年前に地球で起きた巨大噴火が、この星では、まだ起きていな…

星が大好きな少し根暗な男の子『星内駆』は、なんでも出来る器用な天才『進藤星奈』と出会う。 仲良くなって行くうちに彼女の過去に触れることになって行き知ったのは思わぬ彼女との接点で…