てつがくって、なんか硬そう

雪華すゝ゛め

哲学の始まり、タレス

 「僕はタレス。ミレトス出身だ。ご存知の通り、僕はめちゃめちゃ賢い7人の、七賢人とかいうめっちゃかっこいい集団の一人だ。この世界は謎が多い。もっと考えようよ。みんな頭悪すぎ。」

 

 そんなタレス。プチ炎上し、注目を浴びた。

 

 ある日、タレスは言った。「太陽が月と重なることを日食と言うね。それがもうすぐ起こる。」


 ギリシャの人々はそれを聞き、なんとも胡散臭いやつだと思った。しかし、なんと数日後、本当に日食が起こったのだ。


 あるギリシャ人Aは思った。「え、うそだろ?偶然だろ?やば。」

 あるギリシャ人Bは思った。「え、神じゃん。タレス様じゃん。」

 そして、国中でタレスは有名になり、本当にこの世の全ての謎を解明しそうだった。


 タレスは金儲けもプロの商人のようだった。

 彼は天文学がすっごい好きだった。それを利用して、いつオリーブが実りやすいか予測し、オリーブを絞る機械をバカみたいに買った。


 あるギリシャ人Aは思った。「え、やっぱりあいつ、あほなのか?」

 あるギリシャ人Bは思った。「そんなに買ったら破産するで。タレスのおっちゃん。」


 しかし、これもまた大成功。大儲け。タレスはナルシストになった。


 「この世はぜーんぶ水でできてる!」


 もし前の胡散臭いタレスだったら、ギリシャの人々は鼻で笑ったようなこのセリフ、名言になった。


 彼の「もっともっと考えようぜ!」という考えは、「哲学」と呼ばれるようになった。


 彼は、この言葉により水がスだぜ。と子供にいじられた。

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てつがくって、なんか硬そう 雪華すゝ゛め @kakimonozukue_to_karasu

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