概要
あの人は、私に何も残してくれなかった——北政所寧々のやり直し、始まる。
天下人、豊臣秀吉の妻・北政所寧々は、孤独の中で死を迎えた。どうしてこんなことになったのか。栄耀栄華を味わうことが本当に欲しかった幸せだったのか。そして、最後の瞬間に出した結論は、「もう天下人の妻はこりごりだ」ということだった。しかし……死を迎えたはずの寧々は、どういうわけか過去に戻っていて……。
ゆえに、彼女は決める。同じ人生は決して歩まないと。
こうして、秀吉の求婚を拒絶し、二週目の人生を歩み始めた彼女は、今度こそ本当の幸せを探すべく、別の道を歩み始めるのだった……。
※閑話集の公開も始めました。
https://kakuyomu.jp/works/16818093079070461957
ゆえに、彼女は決める。同じ人生は決して歩まないと。
こうして、秀吉の求婚を拒絶し、二週目の人生を歩み始めた彼女は、今度こそ本当の幸せを探すべく、別の道を歩み始めるのだった……。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!天下人の妻なんてもうこりごり!
本作の主人公は天下人・豊臣秀吉の妻である北政所こと寧々さん!
浪速のことも夢のまた夢。秀吉が築いた天下もまた、一代の夢と消え、その栄枯盛衰全てを見届けた寧々さん。
死の床に伏するも、気が付けば遥か昔に転生!
まだ藤吉郎と呼ばれていた夫に言い寄られていた頃だ。
目の前の人と添い遂げたらどうなるのか、もう分っている。
ならばと、盛大に藤吉郎を振ってしまう。
天下人の妻としてではなく、平穏無事な一生を志すも周りがそれを許さない。
なにしろ、未来の知識に加えて、北政所として培った教養の数々が、寧々さんを完璧で無敵な才女にしてしまっている!
よりを戻そうとする藤吉郎が、果ては信長が、帰…続きを読む - ★★★ Excellent!!!寧々さん、自分の道を行く!
物語は、藤吉郎(秀吉)を振るところから始まりますが。
物語は重い雰囲気ではなく。
何処か緩く。
暖かく。
コメディも交えており。
寧々さん(寧々様)を見守りたい感じで。
応援したい感じで進んでいきます。
史実では、天下人の正室と言う立場から。
ある種、籠の中の鳥のように動けず。
頭も切れるため。
家康を始めとした。
様々な英傑と牽制しあっていましたが。
その寧々様が、藤吉郎を振り。
自らを取り囲んでいた。
籠がなくなったら。
どのように生きるのか。
彼女の選択と生き方に興味をそそられ。
つい、読み進めてしまいます。
彼女が藤吉郎を振ることで時代は変わりますが。
自分が読み進めているの…続きを読む