寧々の視点で描かれた戦国絵巻物
- ★★★ Excellent!!!
太閤秀吉の妻で戦国三大賢女の一人に数えられる寧々が秀吉の死後尼となって高台院を名乗り徳川の捨て扶持を貰って静かに秀吉の菩提を弔っているのをのを日課にしている頃に崩御した時に、秀吉の浮気のおかけで、散々苦労させられた事を今際の際に回想し、次は絶対藤吉郎は、振ろう! 何があっても求婚は受諾すまい!!と強く思った、そして、意義失って、意義を取り戻したら、藤吉郎が、求婚する直前の尾張は下級武士の長屋の部屋に、死に戻っていたのである。
しかも、前世の記憶と、知識、短歌、連歌、茶の湯など、、公家の文化と所作を完璧にマスターしたチート才女となった寧々は、信長に見出され、重要な任務に付く。
太閤秀吉かま、寧々を妻としなかった、思考実験的物語は、過去に類は無く90年代の架空戦記全盛期の時代にも、このような小説はは刊行されなかった。
一方時代小説/歴史小説では、その設定、世界観を死に戻りを寛容してしまうと、なんでもありで、全てをブチ壊しにしてしまうので、このような小説は思い付いても、発表されないか、刊行出来ない、かのいずれかため、もし、刊行されていたら、大論争を巻き起こす事であろう、ラノベだからこそ、書けると言う、素晴らしい、実験小説である。
長々と、書いてきたが、
リーダービリテイは、高く、かなりの量発表されているが、サクッと読み切ってしまうので、著者的には困った事だろうが、この作品中毒性がある、面白さなので、毎日続きを発表して欲しい。
これは、素人に、新聞小説の連載を依頼するのと、同じ事なので、書き手には、相当の技量がいる、同時に、やりきった、暁には、かなりの筆力と自信がつく。
最後になったが、この作品は、相当面白い!
寝不足注意‼