寧々さん、自分の道を行く!

物語は、藤吉郎(秀吉)を振るところから始まりますが。
物語は重い雰囲気ではなく。
何処か緩く。
暖かく。
コメディも交えており。
寧々さん(寧々様)を見守りたい感じで。
応援したい感じで進んでいきます。

史実では、天下人の正室と言う立場から。
ある種、籠の中の鳥のように動けず。
頭も切れるため。
家康を始めとした。
様々な英傑と牽制しあっていましたが。

その寧々様が、藤吉郎を振り。
自らを取り囲んでいた。
籠がなくなったら。
どのように生きるのか。

彼女の選択と生き方に興味をそそられ。
つい、読み進めてしまいます。

彼女が藤吉郎を振ることで時代は変わりますが。
自分が読み進めているのは。
彼女の選択で。
時代が変わるからではなく。

籠から解き放たれた彼女が。
どのように羽ばたき。
幸せを見つけるのか。
其れが気になって。
読み進めているのだと。
今書きながら気づきました。


まだ、途中までしか読み進めてませんが。
紛れもなく名作です。

その他のおすすめレビュー

橘風儀さんの他のおすすめレビュー48