「前作」を含む小説

一九六九年、舞台は架空の国エルドランド。 銀行強盗で捕まった受刑者のブリウスは出所の日を待ちわびていた。彼の過去を追う刑務所所長の企み、解放へ導く元殺し屋、愛おしく待つ彼女、友と…

拙作『橋姫探偵事務所』の続編です。 私立探偵、橋姫紫音とその助手、若菜樹里の冒険譚です。 推理要素は少ないです。紫音は根本的にデウス・エクス・マキナなので。 タイトルは勿論、『シ…

　編集者の松下史恵は、入社９年目にして初めて小説の新人賞の選考委員を担当することになった。彼女は「原田素子」という作家の作品を気に入り、彼女の作品を選考に通過させようと奮闘するの…

夢を食べるという自ら白と名乗る正体不明の自称獏。 中学最後の冬、とあることをきっかけに、主人公を住処としてしまい生活が一変することになる。 白は食事をしないと死んでしまい定期的に…

ヤクザと彫り師の話です。彫り師の屋号が出てきますが、万が一同じ屋号で活動されてる方がいても無関係のフィクションです。 合意の性描写と合意じゃない風の性描写があります。そんなにがっ…

【こちらは前作『白銀の狼』の続編となります。前作を読んでいないとわかりづらい内容になっておりますのでご注意ください】 晴れて夫婦になったレティリエとグレイルは、人狼の村で仲睦ま…

　王妃付き見習い侍女のクレアは王宮勤務にかこつけて「細身で穏やかな性格の、落ち着いた大人の男」を結婚相手として探していた。 　それなのに、王妃から持ちかけられた見合い話は、筋肉一…

色々あって世界が崩壊しかけたけど再構築で無事に元通りになった――はずの後日。 謎の視線に付きまとわれる日々が続くロードのもとに、謎の手紙が届く。指定された場所には、記憶に無い城が…

いちおう続き物でもあるのですが、これだけ読んでも内容は通じるようになってます 前作↓ そうや、宗谷行くで。 https://kakuyomu.jp/works/168167004…

☆只今、改稿中です。 主人公は乙女ゲームでは、ただのモブだったはずが、どうやら違ったらしい。 同盟国ユイナーダ王国で起こった出来事の所為で、ドミノ倒しでいろいろな事件に巻き込ま…

　年末、木枯らしが吹き荒ぶ自然公園で起こった殺人事件。容疑者として逮捕されたのは、木場の上司であるガマ警部だった。黙秘を貫くガマ警部の無実を晴らすべく、木場は検事を目指す妹、茉菜…

超短編小説を召し上がれ どこからでも食べられます 【20211001～20211031】 前作（9月分）はこちら https://kakuyomu.jp/works/168…

　大国オウマ帝国は死に瀕していた。長い歴史の中で次第に腐敗し求心力が衰え、民の反乱や地方を治める諸侯達の台頭を抑えきれなくなり、世は群雄割拠の戦乱の時代を迎えていた。 　辺境の村…

小川陽、35歳。 職場と家との往復をただ毎日繰り返している。 つまらない女。 そう形容してしまえば、それまでだ。 淋しい奴だと思われたとしても、それを望んだのは私。 友人や同僚…

日々、異世界などを妄想するアラフォーのテツ。 ある日突然、この世界システムが魔法やレベルのある世界へと変化。 そんな中を生き抜いて、地球の旧世代のシステムは崩壊。 新しいシス…

３つ歳の離れた幼馴染キエル。 彼は突然「宮廷魔導師になる」。そう言って村を出て行った。 その時初めて幼馴染への恋心に気づいたサラディアナ。 会えなくなった悲しみを力に変えて、三年…

　戦争の真っ只中、旅をする青年がいた。自由気ままに、今日が良ければ明日は知らないと、何者にも囚われずにただ毎日を謳歌する、それだけなのだと。 　だが、青年は見てしまった。 　…

※《悪名》から《悪縁》からの続編となります。ここから読んでもよく判らないと思った方はよろしければ前作から※　魔物が蔓延る地上セプテムで人々は生存するため魔術と技能を洗練させていた…

桜井詩音のＰＣに推しのＶＴｕｂｅｒ、レイフ・フェイク＝リベリオンがやってきた。しかし、レイフは婚約者にどこか似ていて── ＶＴｕｂｅｒを主題としたＳＦ・恋愛・バトル様々な要素が織…

　拙作『目には目を　～僕を捨てた幼馴染がすり寄ってきたのでざまぁした結果……僕は絶望した～』の続編です。 　この小説だけでは意味が通じないと思われますので、先に前作を読んでからお…