「神力」を含む小説

　高校二年生の春、目付きは悪質なれど普通の男子高校生、逆巻巡は道端で倒れる巫女服の女の子を介抱する。名は天子といい、この世界の神様であった。 　「感謝の印として、時間を巻き戻す能…

天正18年、小田原征伐で失敗した石田三成は、鬱憤ばらしのため物の怪を退治に出かける。 陰陽道や修験道を軍事転用した技術「軍配術」を駆使し、三成は女妖怪を倒す。その正体は、神力の低…

気が付けば異世界にトリップして六年。ど田舎の村での生活にもすっかり馴染み、骨を埋める覚悟でいたある日、なんと王都の神殿からついに使者が！！連れて行かれた王都では白い瀟洒な屋敷が爆…

　 『この現実は君の青春で綴られている』 　第二次世界大戦の狼煙が見え始めた大正初期。 　日本で深刻な問題が起きていた。 　『神宿し事件』 　日本の、とある街、とある学園…

障子を開けるとそこは、日本間になっていた。およそ四帖はあろうその部屋に灯（あかり）はついていない。ただ、気分が悪くなるくらいの暗闇が広がっているだけだった。 「室内の空気がめちゃ…

サイジャ王国の人気のエロ小説作家であるカデフェイルは、巨木に囚われた女神の読書係だ。 自作のエロ小説を変態女神に読み上げて聞かせるという苦行をイヤイヤ続けていた。 だが、いつもの…

没落貴族のシェリーは、自分の生活と病気の弟の為、働き詰めの毎日を送っていた。 ある日、まだ生きているのにも関わらず、シェリーに死者をあの世へと送る “死神” の迎えが来てしまう…

十年も頑張ったらさ、魔王も倒せたわけよ。 あとは地球に帰って、のんびりやれればいいかなって。 でもまあ、一つお土産を持たされてさ。 魔法というか、神力というか。 どうなんだろう…

ごくわずかな人にしか届くことが無い神様の声、その中の一人、猪熊春斗（いのくまはると）は魂だけを神界に連れて来られてしまった。 そこで神様が言うのは、違う世界に行ってみないかという…

空を飛ぶ社、ここは神様を育成する訓練所、千春様は、神力が高かった為、神様見習いに選ばれる。 禍獣《かも》伝説の獣、禍《わざわい》を起こす獣、禍母《かぼ》が生み出したとされる、神さ…

　世界は二つの国が支配しており、両国は何百年に渡り争いを繰り返していた。 　ここ数十年、争いは国境沿いの小競り合い程度に収まっており、南の王女ハルミラにとって、争いは遠い存在のよ…

ある日、海底から石棺が引き上げられた。その石棺の中に眠っていたのは国産みの神と呼ばれるイザナミノミコト。現代に目覚めた神様と目をつけられた大学生の大苗代崇人の新たな日常が始まり、…

　摩利支天を倒す事はかなわなかったが、新たな八部衆の一人、天王が覚醒した。 　そんな中で、高橋勇一は好敵手とも言える存在、日野崇と出会う事になる。勇一と拮抗する神力の持ち主を前に…

　密林に覆われたマヤの地で、泉の水底から目覚めたジャガー大神は、考古学者月護教授の願いを聞き入れ、魂が散ってしまった教授の息子、顕の体内で、人間としての暮らしを始めた。迦陵頻伽か…

これは夢能夢能（むちでむのう）な少年が見た夢の様な夢物語。 世界人口約七十億人、その全ての人に神様が与えたプレゼント────超能力。 人間には大なり小なり、その恩恵を受け社会は…

強くありたい、変わりたい、と願う少年、大麦羅一は、ある日地元の雑木林に古くからあるお社の御神体に触れたことをきっかけに、そのお社に住む神様である尊ノ神、通称ミコト様の眷属となる…

　異世界の宗教教団に召喚され、『御神刀の巫女』として暮らしていた六花見 梓（ろっかみ　あずさ）は、教祖の死去による集団自決の後、たった一人で取り残された。衝撃で立ち尽くす中、聖別…

神和千広（かんなちひろ）３２才。優雅な独身ライフを謳歌していたハズの千広は、ある日突然、異世界に召喚された。 現世で神職を務めている神和家の本家の人間が神力を使う見返りに、一族…

僕はカミサマ。 どんな事でも叶えられる、全知全能のカミサマ。 だから、いつもは気が向いたら ニンゲンの願いを叶えてあげてる。 でも、ニンゲンにはもうウンザリなんだ。 …

神力と呼ばれる不思議な力が存在する国、炎帝国。皇族のみが使うその力を皇族ではないが使うことが出来る少女−風華は、その神力のせいで命を狙われていた。生まれながらにして神力を無力化す…