「声が出ない」を含む小説

例え声が出なくとも君は君で、 いつまでも大好きな君。

伯爵令嬢である私、セシリア・イレーザーは、幼馴染である侯爵家のカラーラスお兄様の事が大好きだった。 なのに、ここ最近何故だかお兄様にずっと避けられてしまっていて、大好きなお兄様と…

場面緘黙症。100人から200人に1人の割合でいると言われている「話したいけど話せない」声が出ない症状のことです。 『心の声が響くとき』は、場面緘黙症を持つ少女・岡田唯花の成長を…

「ふぁ!?」 　思わず変な声が出てしまった。 　パンダだ。体長二メートルほどもある大きなパンダが、二本足で立っいた。そして片手で、アタシのお尻を触っている。 「よっ！」 　そう言…

最愛の妻が声を取り戻すまでのお話です。 解離性障害の妻と双極性障害、統合失調症の僕。

好きが分からない凪琉は高校の入学式で君、菫と出会う。 菫が歌声が好きな凪琉と凪琉のギターが好きな菫、そんなある日菫はあることがきっかけで声が出ないでいた。助ける思いが強くなってき…

人の横顔を見るのが好き。 今日、見つけた美しい横顔もいつも通りこっそり見ているつもりだった。 だが、心の中で呟いていたはずの「好き」が声に出ていた！ その相手に何故か気に入られ、…

異世界転移系聖女ってSSR系チートだと思ったら、この異世界の聖女は大量召喚大量派遣が基本らしい。 召喚バグか不具合のせいで声が出ないハードモードだけど、そんな中引き取ってくれた…

小学五年生アオイが通うクラスに、一人の生徒が転校してくる。レイナと名乗る絶世の美少女は自己紹介をした。 「安藤レイナという名前は皆様が呼称しやすいよう付与された名。本来の型番はＡ…

『のっとり』の心霊現象をめぐる、連作短編サイコホラー。 　他人のカラダに生霊が入る＝『のっとり』が流行っている。 　のっとりされた人間はカラダの自由を奪われる。声も出ない。される…

〈私は声が出せません。みなさんとの会話は筆談になります〉 ——僕、芹沢の隣の席にやってきた儚げ美少女な転入生の佐倉さんは、言葉が話せない人だった。が、そんな佐倉さんは実はおしゃべ…

声が出ない少女・初 顔をマスクで隠した少年・雪斗 誰からも頼られる少年・新紀 底無しの明るさを持つ少女・椿 穏やかな少年・瑠衣 ５人が織り成す青春の話

　家族の都合で、幼なじみの親友と離れ東京から九州の祖母の家に引っ越すことになった。 　ばあちゃんは笑顔で俺たち家族を出迎えてくれた。美味しいご飯を食べ、近くの銭湯で身体を清め…

―人間は愚かだ。 なぜかと言えば現実を見ればいいと思う。 私の前で起こっていることを。 「ディエラ、お前との婚約を破棄する！そして代わりにジゼル男爵令嬢と婚約を宣言する！許し…

佐倉川利玖は、風光明媚な城下町にある国立潟杜大学に通う理学部生物科学科の2年生。飲み会帰りの夜道で「光る毛玉」のような物体を見つけた彼女は、それに触れようと指を伸ばした次の瞬間、…

魔法使いのセヴィアンが出会ったのは、声を失った歌姫・アリア。 彼女には、人から隠し通してきたある秘密があってーー。 みずからに与えられた運命を呪うもの、受け入れるもの、抗うもの…

【演劇台本】ここは、かつて一般庶民が「キゾク」との戦争に勝利した現代日本。 古来より世界中の統治を好き勝手してきたキゾクは、100年前庶民からの反逆戦争で滅び、姿を消した。 主人…

　※下ネタ注意！！　主人公、尻波与太郎（16歳）。ふざけた名前以外はごく一般的な高校二年生。クラス替え初日、何の感慨も無く開けたドアの先。一人の美少女がいた。「尻波与太郎くんです…

ある日、烏目雄太は元カノである鹿住時雨が放課後の教室でジャージの匂いを嗅がれているところに遭遇する。 ここは穏便に済ませようと静かにしていたが机に脚が当たり物音が！ 「え」 「…

　この世界の魔法は声に出す事で発動される。 　カナリアと呼ばれる少女は魔法使いだった。ただし、物心ついた時から彼女の声は出ない。 　声が出ない魔法使いは一人もいない。カナリア以外…